
株式会社イシイが輸入・販売しているオランダ産のオーガニックペットフード「YARRAH(ヤラー)」。
今回はヤラーを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を113件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
ヤラーキャットフードの悪い口コミ・評判
ヤラーキャットフードの悪い口コミ・評判は「試してみたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、猫は好き嫌いが激しい動物ということだけでなく、ヤラーには嗜好性を高めるための人工添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきは今ひとつ(8件)
- 我が家の猫には合わなかった(5件)
という結果になっています。
食いつきは今ひとつ
猫にヤラーを買ってみたけど、食べないから他のと混ぜてあげてる
— 昆布猫 (@decofhk) July 1, 2011
ヤラーキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。
食いつきがいいという評判に比べれば遥かに件数は少ないですが、どんな猫でも絶対に気に入るフードはまず存在しないというのも事実です。
ヤラーのキャットフードは風味も少ないので、食にこだわりがあるグルメな愛猫を飼っている場合はいきなり2.4kgサイズを購入するのは避けて、800gサイズからお試ししてみた方が無難かもしれません。
我が家の猫には合わなかった
食欲旺盛で1日一缶で足りなくなってきた😳✨
ヤラーのは食いつき良かったけど💩がやや柔らかくなったのでもうちょっと大きくなってからまたあげてみようと😅 pic.twitter.com/4T93CXR0ok— ナン (@ucotte) July 17, 2017
次に多かった悪い口コミ・評判は我が家の猫には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」というレビューです。
軟便・下痢の理由として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。
まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ヤラーに慣れるまで一時的に便が緩くなる可能性があります。
次の食物アレルギーに関してですが、ドライフードの”フィッシュ”と”チキン”には猫の食物アレルギーの原因になりやすい小麦・トウモロコシが含まれているため、それらが原因で消化不良を起こしている可能性が考えられます。
ただ、ヤラーからは2種類のグレインフリーフードも販売されているので、小麦グルテンや穀物全般にアレルギーのある猫にも対応することができますよ。
そのほかにも、「吐く回数が増えた」というレビューが見つかりました。
吐く回数が増えるのも、便が緩くなる理由と同じです。
餌の切り替えが急すぎると消化不良の原因を特定しづらくなってしまうので、1週間から10日はかけてゆっくりと餌を切り替えることをおすすめします。
それと、中には特定の肉類やイモ類・豆類にアレルギーのある猫もいます。
もしグレインフリーの商品に切り替えても下痢や嘔吐が気になる場合には、今度は肉原材料の種類が限定されたフードを・・・といったように、地道にアレルギーの原因を特定していくことになります。
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ヤラーキャットフードの総合評価
ヤラーキャットフードの良い口コミ・評判
ヤラーキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ヤラーは天然由来の原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(52件)
- 原材料に安心感がある(27件)
- 我が家の猫には合っている(21件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ネコチャンのご飯色々。高いけどヤラーのドライフードはやっぱ食い付きが良い気がするんだよなあ pic.twitter.com/cFCpwRp770
— 天七 (@ss_ys_ten7) May 18, 2019
今回調査した口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきのよさを評価するレビューでした。
食いつきが悪いというレビューが8件、食いつきがいいというレビューが52件という比率を踏まえると、ヤラーの嗜好性は一般的なキャットフードよりもワンランク上と捉えて良さそうです。
また、ヤラーはドライフードだけでなくウェットフードを販売しているのも強みと言えます。
原材料に安心感がある
どうみても、うちのニャンコ🐈は、ぽんぽこ狸になっている。
なんとかならんか→食べさせすぎな👩が悪い
あげる食事の殆ど全部が安全性が高いものだから大丈夫だとは思うけど。
ご褒美であげるドライは、ヤラーで、品質は落ちているらしい。
でも、ドライは🐈はそれしか食べないので仕方ない。— 狸楽間 (@HEI_wan_EGAI) October 8, 2018
次に多かった口コミ・評判は、「ヤラーは原材料に安心感がある」というレビューです。
一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、ヤラーは安全性に配慮して余計な人工添加物を一切使っていません。
人工の酸化防止剤は天然由来のものより効果が強力というメリットもありますが、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば危険性のある着色料を使ってまで色味をつける意味はないです。
猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないヤラーは、人間目線ではなく猫目線で作られたキャットフードと捉えることができますね。
我が家の猫には合っている
うちのシロクロもヤラーで毛並みツヤツヤになっております( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/uYsLomnEat
— 猫おやじ@シロクロと共に聖三活動中 (@bwcathorususama) July 5, 2020
今回調査した口コミ・評判の中には、「我が家の猫には合っているようで、毛並み・毛艶が良くなった気がする」といった内容のレビューもありました。
この理由は、ヤラーからはグレインフリー(穀物不使用)のドライフードが販売されていることや、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が関係していると考えられます。
そこで気になって2つの脂肪酸の含有量を確認しようと思ったのですが、残念ながら成分表には2つの脂肪酸の含有量までは掲載されていませんでした。
なお、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1】くらいがいいのではないかと考えられているので、愛猫のフード選びの参考にしてみてください。
そのほかにも、「ヤラーに切り替えてからいい便が出るようになった」、といった内容のレビューがありました。
安さ重視のドライフードには穀物が主原料として使われていますが、ヤラーには肉原材料が主原料として使われているため、穀物が過剰に使われたフードから切り替えるだけで飼い主にも分かるくらい便の固さや形が変わる可能性はあります。
穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではないので、食に敏感でお腹の弱い愛猫のフードの切り替えを検討している場合、まずは”フィッシュ”か”チキン”に切り替えて様子を見てみるのもいいでしょう。
ヤラーキャットフードの口コミ・評判まとめ
ヤラーキャットフードの悪い口コミ・評判は「試してみたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ヤラーキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ヤラーは天然由来の原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
- 食いつきは今ひとつ
- 我が家の猫には合わなかった
- 食いつきがいい
- 原材料に安心感がある
- 我が家の猫には合っている
ヤラーキャットフードの種類
ヤラーキャットフードはドライフードが4種類、ウェットフードが5種類というラインナップになっています。
ドライフード
対象 | 商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|
全年齢 | グレインフリー | 32.0% | 13.5% | 344kcal |
成猫 | フィッシュ | 29.0% | 13.0% | 350kcal |
チキン | 29.0% | 13.0% | 349kcal | |
ステアライズド | 33.0% | 10.0% | 323kcal |
ドライフードは「グレインフリー」、「フィッシュ」、「チキン」、「ステアライズド」の4種類です。
全体的にタンパク質・脂質・カロリーが控えめな傾向があり、「ステアライズド」は食欲旺盛で給餌量の調整が難しい成猫に配慮して脂質とカロリーがより控えめになっています。
また、「ステアライズド」と「グレインフリー」には消化不良の原因になりやすい穀物が一切使われていません。
「チキン」、「フィッシュ」、「グレインフリー」の成分バランスには大きな差はないので、特に体重管理が必要なければ食の好みや体質に合わせて3つのうちのどれかを選ぶといいでしょう。
ちなみに、子猫にも与えることができるのは全年齢対応フードの「グレインフリー」だけで、そのほかのドライフードは成猫・シニア猫用フードとなっています。
ウェットフード
タイプ | 商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|
缶詰 | チキン缶 | 9.0% | 5.0% | 82kcal |
フィッシュ缶 | 9.0% | 5.0% | 82kcal | |
アルミトレー | チキンと魚のキャットチャンク | 10.0% | 7.0% | 102kcal |
チキンとターキーのキャットチャンク | 10.0% | 7.5% | 104kcal | |
サーモンと海藻のキャットパテ | 13.0% | 9.5% | 127kcal | |
ハーブとビーフのキャットチャンク | 10.0% | 7.0% | 102kcal | |
ビーフとチコリーのキャットパテ | 10.5% | 6.0% | 92kcal |
ウェットフードは缶詰タイプが2種類、アルミトレータイプが5種類というラインナップで、缶詰タイプは1缶400gの大容量サイズ、アルミトレータイプは100gサイズになっています。
全てのラインナップが主食として与えることができる基準を満たしたウェットフードなので、ドライフードのトッピングだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。
ヤラーキャットフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
鶏肉、グリーンピース、イエローピース、タピオカ、鶏脂、ひまわりの種皮、ニシン、イースト、海藻、イラクサ、タウリン、ビタミン類(VA、VB12、VB3、ビオチン、パントテン酸、 塩化コリン、VK、VB6、VB1、VD3、VB2、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、ヨウ化カルシウム、亜セレン酸Na )、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ビタミンE) |
ここからは、ヤラーキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「グレインフリー」の原材料一覧です)
猫にとって必要のない人工添加物は不使用
ヤラーの大きな特徴と言えば、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことでしょう。
そして、ヤラーには人間でも食べられる高品質な原材料が使われていることも見逃せません。
それに対して、安さ重視のキャットフードには猫にとって必要のない人工添加物が使われていたり、人間の食肉として出回らない副産物という原材料が使われている可能性もあります。
【愛猫に安全性に配慮された高品質なフードを与えたい】と考えているなら、ヤラーは間違いなく有力候補の一つになるでしょう。
グレインフリーのドライフードもあり
ヤラーは4種類のドライフードを取り揃えており、そのうちの2種類は穀物不使用のグレインフリーのレシピを採用しています。
そのため、食の好みに合わせて風味を選ぶことができるだけでなく、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応しやすくなっています。
グレインフリーフードの原材料を見て気になったのは肉原材料の割合が掲載されていないことで、後述する成分表に炭水化物が33.5%と掲載されていることを踏まえると、肉原材料の割合はそこまで多くはないと予想できます。
ヤラーキャットフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 32.00% |
粗脂質 | 13.50% |
粗灰分 | 8.00% |
粗繊維 | 5.00% |
水分 | 8.00% |
炭水化物 | 33.50% |
カルシウム | 1.70% |
リン | 1.10% |
ナトリウム | 0.40% |
マグネシウム | 0.15% |
タウリン (kgあたり) |
510ml |
エネルギー (100gあたり) |
344kcal |
原材料の次は、ヤラーキャットフードの成分を評価していきます。
(※表は「グレインフリー」の成分表です)
室内飼いの猫向きの成分バランス
ヤラーの「グレインフリー」の脂質は13.5%、100gあたりのカロリーは約344kcalとなっています。
そのほかのドライフードも脂質とカロリーが控えめで、運動量が控えめな完全室内飼いの猫にはぴったりです。
その逆に、運動量が多くて活発な猫や食が細くてたくさんの量が食べられない猫用フードとしては向いていません。
また、「グレインフリー」は全猫種・全年齢対応フードとなっているものの、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫には高タンパクかつ高カロリーなフードを与えるべきなので、子猫用としてのおすすめ度も下がります。
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ヤラーキャットフードの総合評価
ヤラー(猫用)のトライアル商品について
総輸入代理店のイシイが運営しているヤラー日本公式サイトでは、初回購入者限定でトライアル商品を無料プレゼントしています。
猫用トライアル商品の内容はグレインフリーの200gサイズで、公式サイトの申し込みフォームに必要事項を記入することでトライアル商品を取り寄せることができます。
申し込み内容に不備がなければ、1週間ほどで記入した指定の住所にトライアル商品が届きますよ。
▼ヤラー日本公式サイトはこちら
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最安値は?公式・楽天・アマゾンで価格を調査
内容量 | 公式・ ルシアン |
楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
800g | 3,520円 | 2,395円 | 3,258円 |
2.4kg | 9,350円 | 7,165円 | 8,045円 |
ヤラーの正規輸入代理店のイシイが運営している公式オンラインショップ”Lecop”と提携ショップのルシアン、楽天市場とアマゾンでドライフードの”グレインフリー”の販売価格を調査してみたところ、800gサイズも2.4kgサイズも楽天が最安値という結果になりました!
ヤラーはまだまだ取扱店が少ないプレミアムフードなので、ヤラーを買うなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、送料無料となる販売店もありますからね。
ヤラーキャットフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 3.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 2.0 |
総合評価 | Bランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 2,395円/800g 7,165円/2.4kg ※ドライフード「グレインフリー」 ※調査した時点の最安値 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | オランダ |
販売会社 | 株式会社イシイ |
当サイトのヤラーキャットフードの総合評価はBランクです。
全体的に脂質とカロリーが控えめなことに加えて炭水化物がやや多めなのが気になるヤラーですが、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われておらず、穀物不使用のグレインフリーフードも販売していることは評価できます。
また、食いつきのよさを評価する口コミも多かったので、【食にこだわりがある愛猫に安全性に配慮されたオーガニックフードを与えたい】と考えているなら、一度お試ししてみる価値はあるでしょう。