ウェルネスキャットフードの口コミは?愛猫家の評判・評価を徹底調査!

厳選された天然由来の原材料がバランス良く配合されたプレミアムペットフード「ウェルネス」。

今回はそんなウェルネスキャットフードの口コミ・評判を145件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてまとめてみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ウェルネス(猫用)の悪い口コミ・評判

ウェルネス(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードに比べると値段が高い」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスには人工の香料が使われていないことや、良質な原材料が使われたプレミアムフードということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(50件)
  • 値段が高い(3件)
  • 我が家の猫には合わなかった(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2020年10月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査し、2023年5月にツイッターとインスタグラムで追加調査を行いました。

食いつきは今ひとつ

今回調査した口コミ・評判の中で一番多かったのは「全然食べない」、「だんだん食べなくなった」といった食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

今まで調査したキャットフードの中でも食いつきが悪いというレビューの割合が多い原因は、ウェルネスには人工の香料が使われていないことに加えて、原材料の割合も関係しているのかもしれません。

食にこだわりがあるグルメな愛猫を飼っている場合には、いきなり800gサイズを買うのは避けて400gサイズで様子を見た方が無難そうです。

値段が高い

次に多かった悪い口コミ・評判は、「ウェルネスは値段が高い」というレビューです。

市販の激安フードの多くには、肉・魚よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われている傾向があります。

それに対して、ウェルネスには肉・魚が主原料として使われており、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていません。

 

また、多くのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、ウェルネスコアの100gあたりの値段は約300円と確かに安くないです。
(※”成猫用 骨抜き七面鳥”の800gサイズの販売価格を参考にしています)

いくら品質のいいフードを愛猫に与えたいといっても継続できなければあまり意味がないので、現実的に継続購入できる値段かどうかという点まで考慮して購入を検討することをおすすめします。

我が家の猫には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかったようで、ウェルネスに切り替えたら軟便・下痢気味になった」、というレビューでした。

軟便・下痢の原因として考えられるのは、餌の急な切り替え食物アレルギーです。

まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ウェルネスに慣れるまで一時的に便が緩くなる可能性があります。

 

次の食物アレルギーに関しては、穀物が含まれている商品の穀物が原因の可能性もありますし、チキンやサーモンといった特定の動物性タンパク源が原因の可能性も考えられます。

食物アレルギーの原因は、フードを切り替えながら地道に特定するしかありません。

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キャットフード「ウェルネス」の総合評価

ウェルネス(猫用)の良い口コミ・評判

ウェルネス(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスには良質な原材料が使われていることだけでなく、食物アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(49件)
  • 原材料に安心感がある(34件)
  • 我が家の猫には合っている(7件)

という結果になっています。

食いつきがいい

良い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきのよさを評価するレビューでした。

ただ、悪い口コミ・評判の項目でも説明した通り、ウェルネスは食いつきの悪さを指摘するレビューの方が多かったのも事実です。

また、ウェルネスのドライフードは風味の種類が少なく、愛猫の食の好みに合わせにくいのもデメリットと言えます。

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「ウェルネスは原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。

34件というレビュー件数を踏まえても、安全性に配慮されたフードを愛猫に与えたいと考えてウェルネスを購入されている方が多いことが分かりますね。

一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、ウェルネスにはそれらの添加物が使われていません。

 

人工の酸化防止剤は天然由来のものより効果が強力というメリットもあるものの、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味を付ける意味はありません。

それに対して、人工の酸化防止剤と着色料が使われていないウェルネスは、人間目線ではなく猫目線で作られたキャットフードと捉えることができますね。

我が家の猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ウェルネスのドライフードには肉・魚が主原料として使われていることに加えて、全体的に高タンパクな傾向があることです。

対照的に、販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手です。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や嘔吐といった消化不良の原因になりえます。

また、体質によっては穀物が合わないこともありますが、ウェルネスは多くのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも問題なく与えられます。

ウェルネス(猫用)の口コミ・評判まとめ

ウェルネス(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードに比べると値段が高い」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ウェルネス(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスには良質な原材料が使われていることだけでなく、食物アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 値段が高い
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある
  • 我が家の猫には合っている

ウェルネスキャットフードの種類

ウェルネスキャットフードはドライフードが2シリーズ、ウェットフードが2シリーズ、おやつが1シリーズというラインナップになっています。

ドライフード

シリーズ 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ウェルネス 穀物不使用 子猫用(離乳期〜1歳)骨抜きチキン 40.0% 18.0% 10.0% 約390kcal
成猫用(1歳以上)骨抜きチキン 40.0% 18.0% 10.0% 約390kcal
室内猫用(1歳以上)骨抜きチキン 34.0% 10.0% 10.0% 約345kcal
成猫用体重管理用(1歳以上)骨抜きチキン 35.0% 9.5% 10.0% 約345kcal
ウェルネスコア(高タンパク質・穀物不使用) 子猫用(離乳期〜1歳)骨抜き七面鳥 45.0% 18.0% 10.0% 約397kcal
成猫用(1歳以上)骨抜き七面鳥 38.0% 18.0% 10.0% 約390kcal
成猫用(1歳以上)オリジナル 45.0% 18.0% 10.0% 約397kcal
室内猫用(1歳以上)骨抜きチキン 38.0% 12.0% 10.0% 約356kcal
室内猫用(1歳以上)サーモン 38.0% 10.0% 10.0% 約327kcal
体重管理用(1歳以上)骨抜きチキン 38.0% 11.0% 10.0% 約356kcal
体重管理用(1歳以上)サーモン 38.0% 9.5% 10.0% 約327kcal
ウェルネスコアダイジェスティブヘルス 成猫用(1歳以上)骨抜きチキン&米 38.0% 17.0% 10.0% 約395kcal
成猫用(1歳以上)サーモン&米 36.0% 16.0% 10.0% 約387kcal

ドライフードは【ウェルネス 穀物不使用】と【ウェルネスコア】の2シリーズで、後者のシリーズはさらに”高タンパク質・穀物不使用”と”ダイジェスティブヘルス”に分けられています。

“ダイジェスティブヘルス”はグルテンフリー、それ以外のフードはグレインフリーのレシピを採用しており、【ウェルネスコア】シリーズはかなり高タンパクな傾向があります。

また、それぞれのシリーズで年齢や飼育環境に配慮して成分バランスを調整したフードを取り揃えているのも特徴です。

ウェットフード

シリーズ 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ディバイン デュオ チキンパテ&角切りターキー 5.5% 5.0% 85.0% 約93kcal
チキンパテ&角切りサーモン 5.5% 5.0% 85.0% 約97kcal
ツナパテ&角切りサーモン 5.5% 5.0% 85.0% 約88kcal
チキンパテ&角切りダック 5.5% 5.0% 85.0% 約89kcal
ヘルシーインダルジェンス<旨みしっとりフレーク仕立て> チキン&ターキー 4.0% 2.0% 85.0% 約67kcal
ツナ&エビ 4.0% 2.0% 85.0% 約67kcal
ヘルシーインダルジェンス<柔らか味わいグレービー仕立て> チキン&ターキー 4.0% 2.0% 85.0% 約67kcal
ツナ&マッカレル 4.0% 2.0% 85.0% 約67kcal
ヘルシーインダルジェンス<香るとろみスープ仕立て> サーモン&ツナ 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal
ターキー&ダック 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal
チキン&ターキー 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal
チキン&サーモン 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal
チキン&チキンレバー 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal
ツナ 7.0% 4.0% 82.0% 約72kcal

ウェットフードはカップタイプの【ディバイン デュオ】とパウチタイプの【ヘルシーインダルジェンス】の2シリーズで、どちらも1歳以上の成猫向けに成分バランスが調整された主食用ウェットフードです。

また、【ヘルシーインダルジェンス】には<旨みしっとりフレーク仕立て>、<柔らか味わいグレービー仕立て>、<香るとろみスープ仕立て〉という3種類の形状があります。

どれも主食用ウェットフードという性質上、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードが食べられない時の代替品としてそのまま与えることもできますよ。

おやつ

シリーズ 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
キトルズ チキン<クランベリー入り> 30.0% 12.0% 10.0% 約353kcal
サーモン<クランベリー入り> 31.0% 11.0% 10.0% 約354kcal
ツナ<クランベリー入り> 32.0% 10.0% 10.0% 約352kcal

【キトルズ】はドライタイプのおやつで、グレインフリーのレシピを採用しています。

おやつばかりを与えると栄養が偏ってしまうので、愛猫が欲しがるからといって与えすぎないよう気をつけてくださいね。

ウェルネスのお試しサンプルについて

ウェルネスの公式サイトや楽天市場、Amazonを調査した限りでは、お試しサンプルの無料配布や販売は行われていませんでした。

そのため、ウェルネスをお試しするにしても本商品を最低1袋は購入する必要があります。

ただ、どちらにせよ数食分くらいの少量サンプルだと、愛猫の食の好みや体質に合っているかをきちんと判断することができません。

こういった理由もあり、当サイトでは少量サンプルのお試しは積極的にはおすすめしておらず、1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入し、愛猫の食いつきと変化をじっくりと確認することをおすすめしています。

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キャットフード「ウェルネス」の総合評価

ウェルネス(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
骨抜きチキン、チキンミール、乾燥粗挽きじゃがいも、えんどう、七面鳥ミール、粗挽き亜麻仁(オメガ-3脂 肪酸源)、レンズ豆、じゃがいも、えんどう繊維、トマトポマス、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、 クランベリー、七面鳥エキス、チコリ根抽出物、乾燥ケルプ、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッ カス・フェシウム ※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス ※、ユッカ抽出物、L-カルニチ ン、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、A、アスコルビン酸、 B1、パント テン酸、B 6、B 2、ビオチン、D 3、B 12、葉酸)、ミネラル類(塩化カリウム、塩化カルシウム、亜鉛タンパク化合 物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、鉄タンパク化合物、硫酸第一鉄、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタン パク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) ※乳酸菌

ここからは、ウェルネス(猫用)の原材料の安全性を評価していきます!
(※表は「穀物不使用 室内猫用(1歳以上)骨抜きチキン」の原材料一覧です)

猫にとって必要のないものは不使用

口コミ・評判の項目でも説明した通り、ウェルネスには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった、猫にとって必要のないものが使われていません。

また、良質な肉原材料が主原料に使われているのもウェルネスの特徴ですが、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることも大きな特徴と言えます。

ほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますし、穀物が使われているフードもアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦、とうもろこしが含まれていません。

肉原材料の割合が掲載されていないこと、多くの商品の第二原材料が豆類・イモ類になっていることが気になるものの、【アレルギーに配慮されたワンランク上のフード】と捉えていいでしょう。

ウェルネス(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 34.0%以上
脂質 10.0%以上
粗繊維 5.0%以下
灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.2%以下
リン 0.8%以上
タウリン 0.2%以上
オメガ6脂肪酸 2.5%以上
オメガ3脂肪酸 0.5%以上
カロリー
(100gあたり)
345kcal

原材料の次は、ウェルネス(猫用)の成分を評価していきます。
(※表は「穀物不使用 室内猫用(1歳以上)骨抜きチキン」の原材料一覧です)

やや高タンパク・低脂質・低カロリーなフード

肉原材料が主原料に使われたグレインフリーフードということもあり、「穀物不使用 室内猫用(1歳以上)骨抜きチキン」のタンパク質は34.0%以上とやや高めで、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

また、脂質は10.0%以上、100gあたりのカロリーは約345kcalと控えめになっていることから、運動量が少ない完全室内飼いの猫にはぴったりの成分バランスです。

その逆に、運動量が多くて活発な成猫や食が細くてたくさんの量が食べられない成猫には、室内猫用よりも脂質とカロリーが高い「成猫用(1歳以上)骨抜きチキン)」などを選んであげるといいでしょう。

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キャットフード「ウェルネス」の総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,430円 1,430円
800g 2,420円 2,420円

公式サイトと楽天市場、Amazonで「ウェルネスコア 成猫用 骨抜き七面鳥」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトでは販売されておらず、楽天とAmazonの最安値はどちらも同じという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)

ウェルネスはイオンペットで店頭販売されていますが、通販なら販売状況を自宅で確認できますし、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もあるので、ウェルネスを買うなら通販サイトを利用するのがおすすめです。

ネット通販ならわざわざ遠い店舗まで足を運ばなくて済みますし、重い袋を持ち運ぶ手間もありませんからね。

キャットフード「ウェルネス」の総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 1.0
コスパ 2.0
総合評価 Cランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,430円/400g
2,420円/800g
※ウェルネスコア 成猫用 骨抜き七面鳥
※2023年5月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 ウェルペット・ジャパン合同会社

当サイトのキャットフード「ウェルネス」の総合評価はCランクです。

食いつきの悪さを指摘する口コミ・評判が目立ったものの、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないだけでなく、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることは大きな魅力です。

とは言え、いくら品質のいいフードを購入しても継続できなければあまり意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。