高齢猫(シニア・老猫)におすすめのキャットフード10選

最近は色々なメーカーからたくさんのキャットフードが販売されているので、高齢猫(シニア・老猫)にどのフードを選んであげればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では高齢猫(シニア・老猫)用フードの選び方のポイントや、高齢猫におすすめのキャットフードを紹介しているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

高齢猫(シニア・老猫)用フードの選び方

まずは、高齢猫(シニア・老猫)用フードの選び方のポイントを解説していきます。

適度にタンパク質を含みつつリンが控えめ

歳をとった高齢猫にとっては、高タンパク・高リンのフードは負担になってしまいます。

ただ、タンパク質は猫にとって大切な栄養素なので、適度にタンパク質を含みつつリンが控えめなフードを選んであげましょう。

また、高齢猫用フードの中にはタンパク質を減らすために穀物を使ってかさ増ししているフードもありますが、高炭水化物のフードは消化不良の原因になってしまいます。

そのため、穀物が過剰に使われているフードは避け、良質な肉原材料が主原料として使われているフードを選ぶことをおすすめします。

脂質とカロリーが控えめ

歳をとると若い頃に比べて消費カロリーが減るので、7歳以上の高齢猫には脂質とカロリーが控えめなフードを選んであげましょう。

ただし、これは全ての7歳以上の高齢猫に当てはまる話ではなく、猫によってはまだまだ活発で運動量が多いこともありますし、必要以上にフードを食べない猫もいます。

そういった場合はカロリーが控えめなフードを選ぶ必要はないので、愛猫の運動量や食事量に合わせてフードを切り替えるといいでしょう。

また、一般的には11歳以上の高齢猫は食事量が落ちる傾向があり、11歳以上の高齢猫用フードは7歳以上の高齢猫用フードよりもカロリーが高めに調整されている商品が多いです。

必要のない人工添加物が使われていない

そのほかに注目しておきたいことは、猫にとって必要のない人工添加物が使われていないことです。

具体的には【BHA・BHT・没食子酸プロピル】という人工の酸化防止剤や、【赤色○号・黄色○号・青色○号】といった人工の着色料です。

もちろん、人工の酸化防止剤・着色料が使われているフードは定められた基準を超えないように使っていますが、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することができます。

 

また、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

それなのに着色料を使って色味をつけるのは、猫ではなく私たち飼い主の興味を惹くためです。

そして、これらの人工添加物は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

人工の酸化防止剤・着色料のほかには、人工の香料・調味料が使われているかどうかにも注目しておくといいでしょう。

小粒で食べやすい形状のフードを選ぶ

歳をとって顎の力が弱くなった高齢猫にとっては、大粒のドライフードは食べづらいです。

そのため、高齢猫にも食べやすい小粒サイズのドライフードを選ぶことをおすすめします。

高齢猫用フードは小粒になっているメーカーが多いですが、この記事で紹介した全年齢対応フードのモグニャンはかなり小粒になっています。

 

ただ、11歳以上になると小粒なドライフードでも食べづらくて食が進まないことがあるので、ドライフードをぬるま湯やスープでふやかして食べさせる・・・といった工夫も必要です。

また、主食用のウェットフードをドライフードと併用して与えるのもいいでしょう。

高齢猫用として評判のいいキャットフード30種

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
サイエンスダイエット(シニア 11歳以上 高齢猫用 チキン) トリ肉 29.0% 15.0% 8.0% 394kcal 動物性油脂
ナチュラルチョイス(室内猫用 エイジングケア チキン) チキン 36.0% 17.0% 10.0% 375kcal タンパク加水分解物
ワイルドレシピ(エイジングケア チキン) チキン 42.0% 18.0% 10.0% 380kcal タンパク加水分解物
ミャウミャウ(カリカリ小粒タイプ シニア猫用かつお味) 穀類 30.0% 10.0% 10.0% 350kcal 動物性油脂
レオナルド(シニア) 新鮮な家禽肉 28% 15% 10% 374kcal
ハッピーキャット(シニア ファームラム) ポルトリープロテイン 29.0% 12.0% 9.0% 368kcal
ハロー(エイジングケア11+ 〈平飼いチキン〉) 平飼いチキン正肉 30.0% 10.0% 10.0% 347kcal
FORZA10(ミスターフルーツ シニア) スイートコーン 26.0% 11.0% 9.0% 337kcal
アボダーム(ヘアボール&ライト) 乾燥チキン 32.0% 16.0% 10.0% 356kcal
カントリーロード(キドニープラス シニアケア) ポテト 26.0% 13.0% 10.0% 350kcal
ピュリナワン(健康マルチケア 7歳以上 チキン) チキン 37.0% 11.0% 12.0% 350kcal たんぱく加水分解物
ナウフレッシュ(シニアキャット&ウェイトマネジメント) ターキー生肉(骨抜き) 30% 14% 10% 353kcal
ビューティープロ(下部尿路の健康維持 11歳以上) 穀類 32.0% 8.5% 10.0% 350kcal 動物性油脂、pH調整剤
オールウェル(10歳以上の腎臓の健康維持用) 穀類 30.0% 9.0% 10.0% 340kcal 動物性油脂
ロイヤルカナン(インドア 7+) コーン 25.0% 11.0% 6.5% 377kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
シーバ デュオ(15歳以上 香りのまぐろ味セレクション) 肉類 30.0% 17.0% 12.0% 405kcal 油脂類、着色料、BHA、BHT
メディファス(11歳から チキン味) 穀類 28.5% 14.5% 10.0% 400kcal 動物性油脂
アイムス(15歳以上用 健康な長生きのために チキン) 肉類 31.5% 18.0% 7.5% 390kcal BHA、BHT
アニモンダ(フォムファインステン デラックス シニア) 鳥肉粉(低灰) 28% 15% 8% 390kcal
オーブンベイクドトラディション(シニア&ウェイトマネジメント チキン) チキン 28% 9% 10% 337kcal
モグニャン 白身魚 27.0% 11.0% 5.0% 379kcal
銀のスプーン(贅沢うまみ仕立て 10歳頃から) 穀類 30.0% 16.0% 10.0% 400kcal 動物性油脂、着色料、調味料
ザナベレ(シニア チキン) 新鮮な鶏肉 29.0% 13.0% 10.0% 370kcal 加水分解タンパク質、動物性脂肪
ナチュラルバランス(ホールボディヘルス) チキンミール 34.0% 17.0% 10.0% 365kcal
ホリスティックレセピー(シニア 7才から) 鶏肉粉 26.0% 9.0% 10.0% 324kcal
ロータス(グレインフリー キャットローファット チキンレシピ) チキン 30% 9% 10% 321kcal
カナガン(チキン) 乾燥チキン 34.0% 16.7% 8.0% 405kcal
モンプチ(15歳以上用 5種のブレンド) 穀類 34% 12% 12% 360kcal 動物性油脂、たんぱく加水分解物
犬猫生活 生肉 31.0% 15.0% 10.0% 373kcal

高齢猫(シニア・老猫)用として評判のいいキャットフード30種の主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかをまとめてみました。

まず、ひとつひとつのフードの主原料に目を通してみると、動物性原材料ではなく植物性原材料が主原料として使われているフードがあることが分かりますね。

また、フードによってタンパク質・脂質・カロリーにかなりの開きがあることや、人工の酸化防止剤着色料が使われているフードがあることも分かります。

 

なお、“動物性油脂”“タンパク加水分解物(加水分解物タンパク質)”に関しては、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていない・・・というわけではありません。

ただ、ここで取り上げている動物油脂は具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類についての説明がないことが気になりました。

タンパク加水分解物についても、製造工程の説明がないことが気がかりです。

高齢猫におすすめのキャットフード10選

高齢猫(シニア・老猫)用として評判のいい30種類のキャットフードの中から、おすすめのキャットフードを10種類ピックアップしました。

なお、内容量や販売価格、原材料や成分は調査した時点の情報を参考にしています。

犬猫生活

犬猫生活キャットフードのパッケージ画像2

価格/内容量 通常購入:6,908円/750g×2袋
定期購入:5,258円/750g×2袋
※定期購入時は23%の割引が適用
100gあたりの価格
(定期購入時)
約351円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約205円
穀物 不使用
(グレインフリー)

犬猫生活は生肉(鶏肉/牛肉/魚肉)が主原料として使われている国産キャットフードで、さらにグレインフリーのレシピを採用しています。

また、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった添加物が一切使われていないことや、動物性の油脂を吹きかけない”ノンオイルコーティング”のドライフードということも大きな特徴です。

主要な成分バランスに関しては、タンパク質・脂質・カロリーが若干控えめと言えるくらいの範囲になっており、歳をとって活動量が落ちた高齢猫の主食としてぴったりです。

販売価格については決して安いとは言えないものの、割引価格で購入できる定期コースが導入されていることは良心的と言えます。

ハッピーキャット

ハッピーキャット(グレインフリーシーフィッシュ)の袋の表面
※各項目は「シニア ファームラム」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,210円/300g
3,993円/1.3kg
8,470円/4kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1.3kgの最安値を参照)
約307円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約169円
穀物 コーン粉、コーン、米粉、ライスプロテイン
(グルテンフリー)

ハッピーキャットはドイツ産のプレミアムフードで、年齢や食の好み、体質や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えています。

ここで取り上げている「シニア ファームラム」に関しては、タンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されており、もう1種類の高齢猫用フードである「シニア アトランティックサーモン」も同じ傾向が当てはまります。

原材料についてですが、どちらのフードにも穀物が使われているものの、動物性タンパク源がメインかつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

また、パウチタイプの主食用ウェットフードを製造・販売しており、主食用ドライフードを食べられない時の代替品として与えられることも強みです。

ナウフレッシュ

※各項目は「シニアキャット&ウェイトマネジメント」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,375円/350g
4,455円/1.36kg
18,480円/7.25kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1.36kgの最安値を参照)
約328円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約224円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナダ発のキャットフード「ナウフレッシュ」は、年齢や食の好みに配慮して原材料の内容と成分バランスを調整した4種類のグレインフリーフードを取り揃えています。

この記事で取り上げている「シニアキャット&ウェイトマネジメント」はタンパク質・脂質・カロリーがやや控えめに調整されており、高齢猫用としてきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

なお、成猫用フードは脂質とカロリーが高めになっているので、食が細くてたくさんの量が食べられない高齢猫には成猫用フードを・・・といった選び方もできますよ。

もちろん、どのフードにも人工の酸化防止剤や着色料といった添加物は一切使われていません。

モグニャン

モグニャンキャットフードのパッケージ画像(表面2)

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約137円
穀物 不使用
(グレインフリー)

白身魚が贅沢に使われているイギリス産プレミアムフードのモグニャン。

グレインフリーのレシピを採用しているにもかかわらず、タンパク質と脂質がかなり控えめになっており、「歳をとった愛猫に低タンパクなフードを与えたい」、と考えている場合に向いています。

また、猫にとって必要のない添加物が一切使われていないことや、マグネシウム含有量に合わせてカルシウムとリンの含有量がきちんと調整されていることも見逃せません。

それと、モグニャンは動物性タンパク源が魚だけに限定されていることから、穀物全般にアレルギーのある愛猫だけでなく、魚以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫に対応できることも強みです。

ハロー

ハローキャットフードのパッケージ画像
※各項目は「エイジングケア7+」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,650円/400g
5,280円/1.6kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1.6kgの最安値を参照)
約330円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約205円
穀物 不使用
(グレインフリー)

「エイジングケア7+」、「エイジングケア11+」といった高齢猫用フードを取り揃えているハロー。

どちらもタンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されており、”平飼いチキン”と”天然サーモン”という2種類の風味があるので、愛猫の食の好みに合わせてどちらかを選ぶことができます。

それに加えて、グレインフリーのレシピを採用していることも評価できます。

ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、大豆アレルギーの愛猫には対応できません。

カナガン

カナガンキャットフード チキンのパッケージ画像(表面2)
※各項目は「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約143円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンはイギリス産のグレインフリーフードで、”チキン”・”サーモン”といった2種類のドライフードと、缶詰タイプの主食用ウェットフードがあります。

ここで取り上げているのはドライフードの”チキン”で、適度にタンパク質を含みながらも高カロリーになっています。

“サーモン”についても同じ傾向が当てはまり、若い頃と運動量が変わらない活発な高齢猫や、食が細くてたくさんの量が食べられない高齢猫用フードとしておすすめです。

ちなみに、”サーモン”は動物性タンパク源が魚類だけに限定されているので、魚以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応できますよ。

ナチュラルバランス

ナチュラルバランスのパッケージ画像(表面)
※各項目は「ホールボディヘルス」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,936円/1kg
5,401円/2.85kg
※2022年9月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1kgの最安値を参照)
約194円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約95円
穀物 玄米、オート麦
(グルテンフリー)

ナチュラルバランスは、体質や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

この記事で取り上げている「ホールボディヘルス」は、適度にタンパク質と脂質を含みつつカロリーはやや控えめになっていますが、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されたフードもあります。

また、どのドライフードも小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、そのうちの2種類はグレインフリーのレシピを採用しているので、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応できます。

それだけでなく、タンパク源の内容が違う様々なウェットフードを販売していることも強みです。

ピュリナワン

ピュリナワン・キャットフードの表面
※各項目は「7歳以上用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,980円/2kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約99円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約59円
穀物 コーングルテン、小麦、米、大麦、小麦たんぱく

「猫を飼っている誰もが聞いたことがある」、と言っても過言ではないほどメジャーなキャットフードのピュリナワン。

この記事で取り上げた「7歳以上用」は、若い頃より消費カロリーが減る傾向のある7歳以上の高齢猫に配慮して、通常の成猫用フードよりも脂質とカロリーが控えめに調整されています。

また、動物性タンパク源(チキン)が主原料として使われていることも評価できます。

その一方で、”たんぱく加水分解物”の製造工程が不明瞭なことや、コーングルテンや小麦などの穀物が使われていることは気になるものの、非常に手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。

ナチュラルチョイス

ナチュラルチョイス(室内猫用ターキー)の表面
※各項目は「室内猫用 エイジングケア チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,540円/500g
2,957円/2kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約148円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約89円
穀物 玄米、粗挽き米、オートミール
(グルテンフリー)

ニュートロのナチュラルチョイスは、室内猫向けに成分バランスを調整したフードや、穀物全般にアレルギーのある猫に配慮したグレインフリーフードを取り揃えています。

ここで取り上げた「室内猫用 エイジングケア チキン」については、やや高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的な範囲で、若い頃と運動量が変わらない高齢猫用フードとしておすすめです。

その一方で、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーが控えめなフードもあり、食べすぎてしまう傾向のある高齢猫にも対応できます。

ただ、気がかりな要素として”タンパク加水分解物”の製造工程が分からないことが挙げられます。

サイエンスダイエット

サイエンスダイエット(猫用)の袋の表面
※各項目は「シニア 11歳以上 高齢猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,478円/800g
1,845円/1.8kg
2,736円/2.8kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1.8kgの最安値を参照)
約103円
1日あたりの餌代
(4kgのシニア猫を想定)
約56円
穀物 小麦、トウモロコシ、コーングルテン、米

先に取り上げたピュリナワンと同じく、非常に知名度が高いキャットフード「サイエンスダイエット」。

サイエンスダイエットは風味や成分バランスの傾向が違う6種類の高齢猫用フードを取り揃えており、愛猫の食の好みや飼育環境に配慮してフードを選びやすくなっています。

例えば、この記事で取り上げている「シニア 11歳以上 高齢猫用 チキン」は、タンパク質と脂質がやや控えめかつカロリーは高めになっており、食が細くてたくさんの量が食べられない高齢猫用フードとしておすすめです。

“動物性油脂”の内容が不明瞭なことは気になりますが、流通量が多いメジャーなキャットフードということもあり、うっかりフードを切らしてしまった時にも近くの店舗で気軽に買えることは大きな強みと言えます。

まとめ

犬猫生活キャットフードのパッケージ画像

高齢猫には高タンパク・高リンのフードは負担になってしまうので、適度にタンパク質を含みつつリンが控えめなフードを選んであげましょう。

また、歳をとると消費カロリーが落ちる傾向にあることから、愛猫の食事量と運動量も考慮しつつ、必要であればカロリーが控えめなフードに切り替えていくことをおすすめします。

もちろん、猫にとって必要のない人工添加物が使われていないことを確認するのも忘れないようにしてくださいね。

 

ここまで読んでみて、もしもまだ愛猫のキャットフード選びに迷っているなら、まずは犬猫生活からお試ししてみることをおすすめします。

当サイトが高齢猫(シニア猫・老猫)のフードで、犬猫生活をおすすめする理由は以下の通りです。

犬猫生活をおすすめする5つの理由
  • 良質な動物性タンパク源が主原料
  • タンパク質・脂質・カロリーが若干控えめド
  • グレインフリーのレシピを採用
  • 猫にとって必要のない添加物は不使用
  • 定期購入時に割引特典がある

まず第一に言えることは、犬猫生活には「鶏肉/牛肉/魚肉」といった動物性タンパク源が主原料として使われており、猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

それに加えて、タンパク質・脂質・カロリーが若干控えめに調整されており、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用の主食としてぴったりです。

また、グレインフリーのレシピを採用していることや、猫にとって必要のない添加物が一切使われていないことも見逃せません。

そして、割引価格で購入できる定期コースが導入されていることも評価できます。