ロイヤルカナン(猫用)インドアキャットの画像

「猫を飼っているなら知らない人はいない」、と言ってもいいくらいメジャーなキャットフードのロイヤルカナン。

実際にロイヤルカナンを購入した方々の口コミ・評判を122件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてみました。

また、原材料と成分表をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ロイヤルカナン(猫用)の悪い口コミ・評判

ロイヤルカナン(猫用)の悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかった」、「期待していたけど全然食べない」、「市販の国産フードと比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ロイヤルカナンには消化不良の原因になりやすい穀物が使われていることや、猫は食の好みが激しい動物ということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 我が家の猫には合わなかった(4件)
  • 食いつきは今ひとつ(4件)
  • 粒の形が食べづらそう(3件)
  • 値段が高い(2件)
  • 原産国の変更が気になる(2件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2020年5月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

我が家の猫には合わなかった

悪い口コミ・評判で一番多かったのは「我が家の猫には合わなかったようで、ロイヤルカナンに切り替えたら吐く回数が増えた」、というレビューです。

吐く回数が増えた理由として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。

急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、ロイヤルカナンに慣れるまで一時的に下痢や吐き戻しが増える可能性があります。

 

また、ロイヤルカナンのドライフードにはアレルギーの原因になりやすい小麦グルテンや人工の酸化防止剤が使われています。

そのため、食に敏感でお腹が弱い愛猫に与えようと考えている場合は慎重に購入を検討した方がいいでしょう。

食いつきは今ひとつ

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食べない・食べなくなった」といった食いつきの悪さを指摘するレビューです。

こればかりは実際に食べさせてみないことには何とも言えませんが、食いつきがいいという評判の件数が圧倒的に上回っていることを踏まえると、食に強いこだわりがある愛猫でなければ受け入れてくれる可能性は高いと思います。

もし心配なら餌の切り替えに最低でも10日はかけるようにして、1日1割ずつロイヤルカナンの割合を増やしていくことをおすすめします。

粒の形が食べづらそう

今回調査した口コミ・評判の中には、「粒の形が食べづらそう」というレビューもありました。

ロイヤルカナンは商品によって粒の形状が違うので、小柄な猫に対して大粒の商品を選んでしまった場合は食べづらいかもしれません。

ただ、子猫用・成猫用・シニア猫用といった年齢別の商品だけでなく、メインクーン用やラグドール用といった猫種別の商品も販売されており、他のメーカーに比べて選択肢の幅は広いのは強みと言えます。

値段が高い

SNSや通販サイトで口コミ・評判を調査していると、「ロイヤルカナンは値段が高い」というレビューも確認できました。

これはロイヤルカナンに限らず、プレミアムフード全般でよく見かける悪評ですね。

ロイヤルカナンのほとんどのドライキャットフードには、猫にとって大切な栄養素の動物性タンパク源である肉類が主原料として使われています。

 

そのため、肉類よりもコストがかからない穀物を主原料に使っているフードに比べて価格が高くなってしまうのは仕方ありません。

高品質なフードを食べさせたいからといって継続できなければ意味がないので、プレミアムフードを購入する時には現実的に継続できる価格かどうかまで考えておくことをおすすめします。

原産国の変更が気になる

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「原産国の変更が気になる」というレビューでした。

日本で販売されているロイヤルカナンのペットフードが全てフランスの工場で製造されているわけではなく、徐々に韓国の工場での製造に移行してきています。

韓国の工場はフランスの工場と同じ品質基準を満たしており、最新の原材料クリーニング設備やパッキングシステムも導入されているものの、原材料の品質や安全性を不安視している方々は少なくありません。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

ロイヤルカナン(猫用)の良い口コミ・評判

ロイヤルカナン(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ロイヤルカナンは天然由来の原材料の風味でしっかりと嗜好性が高められていることや、年齢や飼育環境に合わせて成分バランスが調整された様々なキャットフードを販売していることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(74件)
  • 我が家の猫には合っている(16件)
  • 信頼できる販売会社(9件)
  • 成分バランスがいい(3件)
  • 粒の形が食べやすそう(2件)
  • 原材料に安心感がある(2件)
  • お手頃な値段(1件)

という結果になっています。

食いつきがいい

今回調査した全122件の口コミ・評判のうち、「食いつきがいい」というレビューが実に6割以上を占めていました。

ロイヤルカナンのキャットフードは風味の種類は限られていますが、これだけ食いつきのよさを評価するレビューが多いのは多くの猫に受け入れられやすい風味に仕上がっている証拠と捉えられますね。

また、ロイヤルカナンは”おいしさ満足保証”という初回購入1回限りの返金制度を導入しており、万が一愛猫が食べなかった場合に金銭的な損失を抑えることができることも強みです。

我が家の猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューで、その中でも特に目立ったのが「いい便が出るようになった」、「吐く回数が減った」というレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、穀物が過剰に使われていたフードからの切り替えです。

穀物は食物アレルギーの原因になりやすいことに加えて、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手という問題もあります。

 

それなのに穀物が過剰に使われた高炭水化物のフードを食べれば、消化不良を起こして下痢や嘔吐に繋がります。

それに対して、ロイヤルカナンのキャットフードには小麦グルテンが使われているものの、消化しやすいように余分な食物繊維や脂肪分が取り除かれています。

また、ロイヤルカナンのキャットフードには便を固める作用のある不溶性食物繊維を含むビートパルプが配合されているためか、固すぎず柔らかすぎない便をするようになったと実感する方も多いようです。

そのため、愛猫が穀物アレルギーではなく人工の酸化防止剤が使われていることが気にならなければ、切り替えの選択肢に入れてもいいでしょう。

 

それ以外にも、「毛並み・毛艶が良くなった気がする」というレビューを確認できました。

SNSや通販サイトで口コミ・評判を調査していると、「毛並み・毛艶が良くなった気がする」というレビューも確認できました。

この理由として考えられるのは、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の含有量です。

この2つの脂肪酸はバランスよく摂り入れることが大切で、【オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=5:1~10:1】くらいのバランスがいいのではないかと考えられています。

そこで気になってドライフード”インドア”の成分表に目を通してみましたが、残念ながら2つの脂肪酸の含有量は掲載されていませんでした。

ただ、リニューアル前の商品についてはオメガ6脂肪酸は3.33%、オメガ3脂肪酸は0.63%と把握できており、2つの脂肪酸のバランスは【5.29:1】となることから、ロイヤルカナンのフードは脂肪酸のバランスにも配慮して作られている、と推測することができます。

信頼できる販売会社

次に多かった良い口コミ・評判は、「信頼できる販売会社のキャットフード」というレビューです。

やはり多くのペットショップやホームセンターで取り扱っているメジャーなキャットフードということもあり、ブリーダーや友達に勧められたのをキッカケにロイヤルカナンを愛猫に与えている方々が目立ちました。

また、流通量が多いロイヤルカナンのキャットフードは、うっかり餌を切らしてしまってもすぐ買い足しできるのもメリットと言えます。

成分バランスがいい

良い口コミ・評判の中には、「ロイヤルカナンのキャットフードは成分バランスがいい」というレビューもありました。

ロイヤルカナンのキャットフードの大きな特徴として、猫の年齢や飼育環境に合わせた何種類もの商品を販売していることが挙げられます。

中には名前が違うだけで成分バランスに大差がない商品を販売しているメーカーもありますが、ロイヤルカナンは種類ごとに成分バランスがかなり違います。

そのため、食の好みだけでなく、愛猫の運動量や食事量にも配慮してフードを選ぶことができるのが強みです。

粒の形が食べやすそう

「粒の形が食べづらそう」というレビューとは対照的に、「粒の形が食べやすそう」というレビューも見つかりました。

結局は愛猫の好みや飼い主の判断によって意見が分かれる要素なので、粒の大きさに関する口コミはあまり当てにならないと思っておいた方がよさそうです。

原材料に安心感がある

今回調査した口コミ・評判の中には、「ロイヤルカナンは原材料に安心感がある」というレビューもありました。

一部のキャットフードは、人工の着色料を使って色味がつけられています。

もちろん、定められた基準を超えないように使われているものの、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないため、猫目線で考えればドライフードの粒に色味をつける意味はありません。

 

それなのに着色料を使って色味をつけているのは、猫ではなく飼い主である私たち人間の興味を惹くためです。

こういった理由もあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは、着色料が使われているフードは敬遠されがちな傾向があります。

お手頃な値段

そのほかには、「ロイヤルカナンはお手頃な値段で販売されている」というレビューも見つかりました。

ロイヤルカナンの商品はグレインフリー(穀物不使用)のレシピではないですが、グレインフリーフードと比べると価格は安いです。

また、ロイヤルカナンのドライフードには人工の酸化防止剤が使われているものの、その代わりに天然の酸化防止剤を使った商品より開封後の酸化のリスクを軽減できるというメリットがあるため、価格と品質のバランスを踏まえて購入している方が多い印象を受けます。

※現在製造されているドライフードには人工の酸化防止剤ではなく、天然由来の酸化防止剤が使われています。

ロイヤルカナン(猫用)の口コミ・評判まとめ

ロイヤルカナン(猫用)の悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかった」、「期待していたけど全然食べない」、「市販の国産フードと比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ロイヤルカナン(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ロイヤルカナンは天然由来の原材料の風味でしっかりと嗜好性が高められていることや、年齢や飼育環境に合わせて成分バランスが調整された様々なキャットフードを販売していることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきが悪い
  • 粒の形が食べづらそう
  • 値段が高い
  • 原産国の変更が気になる
  • 食いつきは今ひとつ
  • 我が家の猫には合っている
  • 信頼できる販売会社
  • 成分バランスがいい
  • 粒の形が食べやすそう
  • 原材料に安心感がある
  • お手頃な値段

ロイヤルカナンキャットフードの種類

ロイヤルカナンはドライタイプのキャットフードだけでなく、ウェットタイプのキャットフードも豊富に取り揃えています。

ドライフード

シリーズ 商品名
フィーライン ブリード ニュートリション アメリカンショートヘアー(成猫用)
ブリティッシュショートヘアー(子猫用)
ブリティッシュショートヘアー(成猫用)
ラグドール(成猫用)
ノルウェージャンフォレストキャット(成猫用)
ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン(子猫用)
ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン(成猫用)
メインクーン(子猫用)
メインクーン(成猫用)
シャム(成猫用)
ベンガル(成猫用)
フィーライン ケア ニュートリション ヘアボールケア(成猫用)
ライト ウェイトケア(成猫用)
ヘアー&スキンケア(成猫用)
オーラルケア(成猫用)
ユリナリーケア(成猫用)
アロマ エクシジェント(成猫用)
セイバー エクシジェント(成猫用)
プロテイン エクシジェント(成猫用)
センシブル(成猫用)
ステアライズド(成猫用)
ステアライズド 7+(中高齢猫用)
エイジング ステアライズド 12+(高齢猫用)
アペタイト コントロール(成猫用)
フィーライン ヘルス ニュートリション インドア(成猫用)
インドア ロングヘアー(成猫用)
インドア 7+(中高齢猫用)
マザー&ベビーキャット(子猫用/母猫用)
キトン(子猫用)
フィット(成猫用)
エイジング 12+(高齢猫用)

ロイヤルカナンキャットフードには「フィーライン ブリード ニュートリション」、「フィーライン ケア ニュートリション」、「フィーライン ヘルス ニュートリション」という3つのシリーズがあります。

「フィーライン ブリード ニュートリション」は、特定の猫種向けに成分バランスや粒の形状が調整されたシリーズです。

「フィーライン ケア ニュートリション」は毛玉の排出に配慮された”ヘアボールケア”、食にこだわりがある猫に配慮された”エクシジェント”など、特定の悩みに配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えています。

「フィーライン ヘルス ニュートリション」に関しては、年齢と飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスが調整されているシリーズになります。

ウェットフード

シリーズ 商品名
フィーライン ケア ニュートリション ヘアボールケア(成猫用)
ライト ウェイトケア(成猫用)
インテンス ビューティ(成猫用)
ユリナリーケア(成猫用)
ステアライズド(成猫用)
アペタイト コントロール(成猫用)
センサリー テイスト(成猫用)
センサリー スメル(成猫用)
センサリー フィール(成猫用)
フィーライン ヘルス ニュートリション インドア グレービー(成猫用)
インドア ゼリー(成猫用)
インドア ローフ(成猫用)
インドア 7+ グレービー(中高齢猫用)
インドア 7+ ゼリー(中高齢猫用)
インドア 7+ ローフ(中高齢猫用)
ベビーキャット ミルク(子猫用)
マザー&ベビーキャット(子猫用/母猫用)
キトン グレービー(子猫用)
キトン ゼリー(子猫用)
キトン ローフ(子猫用)
インスティンクティブ グレービー(成猫用)
インスティンクティブ ゼリー(成猫用)
インスティンクティブ ローフ(成猫用)
インスティンクティブ 7+(中高齢猫用)
エイジング 12+(高齢猫用)

ウェットフードのシリーズは「フィーライン ケア ニュートリション」、「フィーライン ヘルス ニュートリション」の2つです。

ドライフードよりも水分量が多いウェットフードは、まだ噛む力があまり強くない子猫や歳をとって噛む力が弱くなったシニア猫にも食べやすいですし、普段あまり水を飲まない愛猫に水分補給を兼ねて与えられることも強みです。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

ロイヤルカナン(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
小麦、米、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、コーン、動物性油脂、小麦粉、植物性繊維、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、ビートパルプ、大豆油、酵母および酵母エキス、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、フラクトオリゴ糖、サイリウム、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、Cl、K、Na、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、ビオチン、B2、パントテン酸カルシウム、A、B1、B6、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
※食物アレルギーの原因になりやすい原材料、内容が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、ロイヤルカナン(猫用)の原材料を評価していきます!
(※表はドライフードの「インドア」の原材料一覧です)

多くのドライフードが肉類を主原料として使用

ロイヤルカナンの多くのドライフードには、肉類が主原料として使われていることは評価できます。

グルテンフリー、グレインフリーのレシピを採用したドライフードがないことから、小麦や穀物全般にアレルギーのある愛猫には対応できないものの、穀物が過剰に使われているフードよりワンランク上の内容のフードと捉えることができますね。

なお、穀物が主原料として使われているのはここで取り上げた「インドア」のほか、「インドア7+」と「エイジングケア 12+」、「アロマ エクシジェント」と「セイバー エクシジェント」、「ステアライズド 7+」と「エイジング ステアライズド 12+」です。

ただ、リニューアル前のインドアには肉類が主原料として使われていたので、今後のリニューアルで肉類の割合が変更になる可能性は大いに考えられます。

気になる人工添加物が使われている

ロイヤルカナンの原材料の不安要素は、動物性脂肪は具体的に何の動物の脂肪が使われているか分からないことと、加水分解タンパクの製造方法が分からないことです。

また、動物性脂肪に使われている酸化防止剤が天然由来のものなのか、あるいは人工のものなのかどうかも分かりません。

具体的な原材料や製造方法の詳細はメーカーにしか分からないので、最終的にメーカーをどこまで信頼できるのかという問題になってきます。

ロイヤルカナン(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 25.0%以上
脂質 11.0%以上
水分 6.5%以下
食物繊維 11.5%以下
カロリー
(100gあたり)
374kcal

原材料の次は、ロイヤルカナン(猫用)の成分を評価していきます。
(※表はドライフードの「インドア」の原材料一覧です)

タンパク質は控えめでカロリーは平均的

肉食動物の猫は高タンパク低炭水化物のフードが理想的ですが、インドアのタンパク質は25.0%とかなり控えめです。

また、100gあたりのカロリーは約374kcalと平均的なので、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある猫用フードとしては向いていません。

それに加えて、高炭水化物のフードは下痢や嘔吐といった消化不良の可能性が高まるという点も不安材料です。

カルシウム・リン・マグネシウムのバランス

公式サイトでインドアの成分表に目を通してみましたが、カルシウム・リン・マグネシウムの含有量は掲載されていませんでした。

そのため、3つのミネラルバランスは評価のしようがない・・・というのが正直なところなのですが、リニューアル前の商品の各ミネラルバランスについては把握しているので、参考までに紹介しておきます。

リニューアル前のカルシウム含有量については1.1%、リン含有量は0.84%、マグネシウム含有量は0.08%となっており、3つのミネラルバランスは【カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.07】となります。

それに対して、理想的なバランスは【1:0.8:0.08】と考えられており、ロイヤルカナンのキャットフードはミネラルバランスにしっかりと配慮して作られている、と推測することができます。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

最安値は?公式・Amazon・楽天で価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 950円 660円 1,180円
2kg 3,910円 2,684円 3,590円
4kg 6,950円 4,653円 6,096円
10kg 16,800円 10,779円 12,890円

公式通販サイトのマイロイヤルカナンと楽天市場、Amazonでドライフード「インドア」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2022年9月に確認しました)

ペットショップやホームセンターでもロイヤルカナンを取り扱っている店鋪は多いですが、通販サイトは定価より安く販売されていることも珍しくありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もあるので、継続して購入する場合は通販サイトでまとめ買いするのがお手軽です。

ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 3.0
成分 4.0
安全性 4.0
食いつき 5.0
コスパ 4.0
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
660円/400g
2,684円/2kg
4,653円/4kg
10,779円/10kg
※ドライフード「インドア」
※2022年9月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 フランス
(種類により異なる)
販売会社 ロイヤルカナン ジャポン合同会社

当サイトのキャットフード「ロイヤルカナン」の総合評価はBランクです。

一部の原材料の品質と内容が不明瞭という不安要素もあるロイヤルカナンですが、グレインフリーフードよりもお手頃な値段で販売されていることに加えて、取り扱い店舗が多くていつでも購入しやすいという強みもあります。

たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。