プレミアムキャットフードのおすすめ10選|比較すべき要素も解説!

最近は色々なプレミアムキャットフードが販売されていますが、

「そのほかのキャットフードとの違いがイマイチ分からない」

「どれを選べばいいのか分からない」

という飼い主の声も少なくありません。

この記事ではおすすめできる内容のプレミアムキャットフードを紹介しているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

プレミアムキャットフードとは?

“プレミアム”という言葉から「特別感がある」、「高級感がある」、「安心感がある」という印象があるかもしれませんが、実は特にこれといった基準があるわけでもなく、プレミアムキャットフードの品質・内容にはバラつきがあります。

ただ、多くのプレミアムキャットフードに共通する特徴があるので、順番に解説していきますね。

肉類の割合が多くて穀物の割合が少ない

多くのプレミアムキャットフードは、肉類の割合が多くて穀物の割合が少ないです。

それに対して、安さをウリにしたキャットフードのほとんどが穀物を主原料として使っています。

この理由は単純で、穀物は肉類よりも安く仕入れることができるからです。

 

その一方で、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、高炭水化物のフードは下痢・嘔吐といった消化不良に繋がります。

そのため、プレミアムキャットフードの多くは肉類の割合を増やして高タンパク・低炭水化物に仕上げられており、穀物が一切使われていないグレインフリーのレシピを採用しているフードも目立ちます。

厳選された良質な原材料が使われている

プレミアムキャットフードには、厳選された良質な原材料が使われていることが多いです。

例えば、低価格帯のフードには”ミートミール”、”家禽ミール”といった肉類が使われている傾向がありますが、具体的に何の動物の肉が使われているか分かりませんし、人間用の食肉として出回らない部位が使われている可能性があります。

それに対して、プレミアムキャットフードの原材料一覧には”乾燥鶏肉”、”骨抜きチキン”といったように原材料の内容が明記されているものが多いです。

また、”ミール”を使っている場合、パッケージや公式サイトに品質についての補足が掲載されていることがほとんどです。

必要のない人工添加物が使われていない

そのほかの特徴として、プレミアムキャットフードの多くには猫にとって必要のない人工添加物が使われていないことが挙げられます。

安さ重視のキャットフードには赤色○号、黄色○号といった人工の着色料が使われていることが多いです。

ただ、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

 

それなのに色味をつけているのは、猫ではなく飼い主である私たちの興味を惹くためです。

また、お手頃な値段で販売されているフードには人工の香料・調味料を使って風味が整えられている傾向がありますが、プレミアムキャットフードのほとんどは天然由来の原材料そのものの香りで風味が整えられています。

プレミアムキャットフードのおすすめの選び方

プレミアムキャットフードを選ぶ上で、いくつかの注目しておきたい要素があります。

予算状況によってもフードの選択肢は変わってきますが、自分なりに品質と価格のバランスが取れていると思えるフード選びの参考にしてみてください。

余計な人工添加物が使われていないかどうか

まず注目したいのは、余計な人工添加物(着色料・香料・調味料)が使われていないかどうかです。

と言っても、プレミアムキャットフードと名乗っている以上、それらの人工添加物が使われているフードを探す方が手間だとは思います。

気にかけておきたいのは、BHT・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤で、これらは一部のプレミアムキャットフードにも使われている人工添加物です。

もちろん定められた基準を超えないよう使われてはいますが、現在は天然由来の酸化防止剤が使われているフードが増えてきていることもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

品質・内容が不明瞭な原材料が使われていない

次に注目しておきたいのは、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないことです。

肉原材料の内容がハッキリと掲載されているかどうかを確認し、”ミール”という肉原材料が使われている場合、パッケージや公式サイトに品質についての説明がされているかを確認してください。

 

また、”動物性油脂”、”タンパク加水分解物”という原材料が使われているかどうかにも注目しておきましょう。

動物性油脂には具体的に何の油が使われているか分かりませんし、酸化を防ぐために人工の酸化防止剤が使われている可能性があります。

もし安全性を最優先に考えてフードを選びたいのであれば”鶏油”、”サーモンオイル”といったように内容が明記されているフードを選んだ方が安心です。

 

“タンパク加水分解物”に関しては、どのような方法で製造されているかが重要になります。

とは言え、製造方法について明記しているフードはほとんどなく、最終的にメーカーをどこまで信頼できるかという問題になってきます。

小麦グルテン・穀物が使われていないかどうか

そのほかには、小麦グルテン・穀物が使われていないかどうかにも注目しておくといいでしょう。

プレミアムキャットフードには、小麦グルテンが使われていないグレインフリーフードや、穀物が一切使われていないグレインフリーフードも多いです。

ただ、穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではありませんし、小麦グルテンにアレルギーのない猫なら小麦グルテンが含まれたフードを与えても問題ありません。

【穀物使用<グルテンフリー<グレインフリー】という順で販売価格が高くなる傾向があるので、愛猫の体質だけでなく、予算状況も考慮して無理なく継続できるフードを選ぶのがおすすめです。

評判のいいプレミアムキャットフード30種

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
オリジン(キャット&キトゥン) 新鮮鶏肉 40% 20% 10% 416kcal
カナガン(チキン) 乾燥チキン 34.0% 16.7% 8.0% 405kcal
アートゥー(サーモン) サーモン 33% 20% 8% 402kcal
ジャガー チキン生肉 37% 14.9% 8.0% 388kcal
アーテミス(フレッシュミックス フィーライン) フレッシュチキン 30.0% 20.0% 10.0% 392kcal
ナチュラルチョイス(室内猫用 成猫用 チキン) チキン 33.0% 14.0% 10.0% 360kcal タンパク加水分解物
ナチュラルバランス(インドアキャット) チキンミール 30.0% 14.0% 10.0% 357kcal
ロニー 肉類 36% 20% 9% 410kcal
犬猫生活 生肉 31% 15% 10% 373kcal
セレクトバランス(1才以上の成猫用 チキン) チキン 30.0% 15.0% 10.0% 365kcal
ナウフレッシュ(成猫用) ターキー生肉(骨抜き) 31% 18% 10% 387kcal
ロイヤルカナン(インドア) 小麦 25.0% 11.0% 6.5% 374kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
アカナ(ワイルドプレイリー) 新鮮鶏肉 37% 18% 10% 393kcal
アニモンダ(フォムファインステン デラックス) 鶏肉粉(低灰) 30% 18% 8% 397kcal
アボダーム(ヘアボール&ライト) 乾燥チキン 32.0% 16.0% 10.0% 356kcal
ウェルネス(穀物不使用 室内猫用 骨抜きチキン) 骨抜きチキン 34.0% 10.0% 10.0% 345kcal
オーブンベイクドドラディション(グレインフリー チキン) フレッシュ骨抜きチキン 42.0% 20.0% 10.0% 379kcal
サイエンスダイエットプロ(毎日の活力維持機能 1〜6歳) 小麦 30.0% 18.0% 8.0% 403kcal 動物性油脂
C&R(プレミアムキャット) ラム肉 31% 11% 10% 362kcal
ソリッドゴールド(インディゴムーン) ドライチキン 42.0% 20.0% 10.0% 386kcal
ハッピーキャット(バイエルンビーフ) グリーブス(脱脂ハラミ肉) 33.0% 15.0% 9.0% 380kcal
FORZA10(エブリデイ ビオ) 有機鶏タンパク 27.6% 16.7% 9.0% 368kcal
プロプラン(美味を求める成猫用 サーモン) サーモン 36% 15% 9% 370kcal たんぱく加水分解物
ヤラー(グレインフリー) 乾燥鶏肉 31.5% 14.5% 8.0% 362kcal
ハロー(成猫用 平飼いチキン) 平飼いチキン正肉 33.0% 18.0% 10.0% 371kcal
キアオラ(カンガルー) カンガルー生肉 29.0% 17.0% 10.0% 365kcal
ギャザー(フリーエーカー) チキン 30% 16% 10% 366kcal
ボナペティ(チキン&シュリンプ) チキン生肉 32.5% 12.5% 10.0% 333kcal
ワイルドレシピ(成猫用 白身魚) 白身魚 40.0% 16.0% 10.0% 380kcal タンパク加水分解物
グランツ(チキン&サーモン) 脱水チキン 36% 17% 10% 361kcal

愛猫家から評判のいいプレミアムキャットフード30種の主原料や主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかどうかをまとめてみました。

まずはじめに、それぞれのフードの主原料に目を通してみると、動物性原材料ではなく植物性原材料が主原料として使われているフードがあることが分かりますね。

そして、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードがあることや、フードによって脂質とカロリーの数値にかなりの開きがあることも分かります。

 

なお、“動物性油脂”“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていない・・・というわけではありません。

ただ、ここで抜き出した動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類に関しての説明がないことが気になりました。

タンパク加水分解物も、製造工程の説明がないことが気がかりです。

おすすめのプレミアムキャットフード10選

愛猫家から評判のいい30種類のプレミアムキャットフードの中から、おすすめのものを10種類ピックアップしました。

なお、内容量や販売価格、原材料や成分は調査した時点の情報を参考にしています。

ジャガー

通常購入時の価格 4,708円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,237円(10%オフ)
2〜5袋:4,001円(15%オフ)
6袋以上:3,766円(20%オフ)
※まとめ買い袋数に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約267円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約140円
穀物 不使用
(グレインフリー)

不要な人工添加物が使われていない、厳選した良質な原材料が使われている、グレインフリーのレシピを採用、という3つの要素を満たしたプレミアムキャットフードのジャガー。

それだけでなく、ジャガーには【チキン生肉/鴨生肉/生サーモン/生マス】などの動物性原材料がふんだんに使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。

また、毎日のスッキリに配慮して、何種類もの野菜や果物が配合されていることも見逃せません。

主要な成分バランスについては、高タンパク・高カロリーかつ適度に脂質が含まれていることから、育ち盛りの子猫や活発な成猫の主食として特におすすめです。

グランツ

通常購入時の価格 6,000円/500g×3袋
定期購入時の価格 初回:1,000円/500g×1袋+サンプル2袋
2回目以降:4,800円/500g×3袋
※サンプルの内容量は1袋50g
※定期2回目以降は20%オフ
100gあたりの価格
(定期2回目以降)
約320円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約198円

グランツはフランス産のプレミアムキャットフードで、メインのタンパク源の内容が違う3種類のグレインフリーフードを取り揃えています。

ここで取り上げたのは「チキン&サーモン」ですが、どのラインナップも適度にタンパク質を含みつつ、脂質とカロリーはやや控えめに調整されています。

こういった成分バランス上、室内飼いされていて運動量が少ない傾向にある日本の飼い猫向け・・・と捉えることができます。

また、成猫用フードの「チキン」は動物性タンパク源が1種類だけに限定されており、穀物だけでなく鶏肉以外の複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応できることも強みです。

カナガン

通常購入時の価格 4,708円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,237円(10%オフ)
2〜5袋:4,001円(15%オフ)
6袋以上:3,766円(20%オフ)
※まとめ買い袋数に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約267円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約133円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンは乾燥チキンが主原料として使われているプレミアムキャットフードで、さらに穀物・牛肉・大豆といったアレルギーの原因になりやすい傾向にあるタンパク源が使われていません。

また、動物性タンパク源については鶏肉と卵の2種類だけとシンプルなので、複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすいです。

主要な成分バランスに関しては、乾燥チキンとチキン生肉が贅沢に使われていることもあってか、適度にタンパク質と脂質を含みつつ高カロリーなドライフードになっています。

猫にとって必要のない添加物も一切使われていませんし、人間目線でなく猫目線で作られているプレミアムキャットフードと言っていいでしょう。

ナチュラルチョイス

価格/内容量
(調査時点の最安値)
860円/500g
2,601円/2kg
※2022年10月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約130円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約78円
穀物 粗挽き米、玄米、オーツ麦繊維
(グルテンフリー)

ニュートロのプレミアムキャットフードのナチュラルチョイスは、猫の年齢や体質、食の好みや飼育環境に合わせて原材料の内容と成分バランスを調整した、様々なラインナップを取り揃えています。

この記事で取り上げている「室内猫用 成猫用 チキン」は商品名の通り、室内飼いで運動量が少ない傾向にある成猫向けに、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーがやや控えめに調整されています。

また、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫向けに、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されたフードもあり、愛猫の運動量や食事量に配慮してフードを選べます。

気がかりな要素として、タンパク加水分解物の製造工程が不明瞭なことが挙げられますが、プレミアムフードの中ではかなり手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。

ナチュラルバランス

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,365円/1kg
5,621円/2.85kg
※2022年11月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1kgの最安値を参照)
約237円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約118円
穀物 玄米、オートミール
(グルテンフリー)

商品名から連想できる通り、こだわり抜いた自然素材で作られているプレミアムキャットフードのナチュラルバランス。

ナチュラルバランスも先に紹介したナチュラルチョイスと同じように、飼育環境に合わせて成分バランスを調整したラインナップを取り揃えているほか、動物性タンパク源が限定されたグレインフリーフードも販売されています。

ここで取り上げた「インドアキャット」に関しては、タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめに調整されており、そのほかのドライフードも全体的に同じ傾向が当てはまります。

また、ナチュラルバランスには気がかりな人工添加物が使われていないことも評価できますが、2種類のグレインフリーフードには植物性原材料が主原料として使われていることは気になりました。

犬猫生活

価格/内容量 通常購入:6,908円/750g×2袋
定期初回:550円/160g×1袋
定期購入:5,258円/750g×2袋(23%オフ)
100gあたりの価格
(定期購入時)
約351円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約205円
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源として【鶏肉/牛肉/魚肉】を使いつつ、グレインフリーのレシピを採用している国産キャットフードの犬猫生活。

また、犬猫生活の製造工場は金沢港近くにあり、金沢港から直送される魚をはじめとした新鮮な食材が鮮度の落ちないうちに加工されていることも見逃せません。

もちろん、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった添加物は一切使われていませんし、動物性の油脂が吹きかけられていない”ノンオイルコーティング”のドライフードということも大きな特徴です。

成分バランスに関しては、グレインフリーフードの中ではタンパク質と脂質がやや控えめで、カロリーは標準的な範囲になっていることから、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用フードとしておすすめです。

ロニー

価格/内容量 通常購入:4,730円/1.8kg
定期購入:4,257円/1.8kg
※定期購入時は10%オフ
100gあたりの価格
(定期購入時)
約237円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約140円
穀物 不使用
(グレインフリー)

脱水鶏肉が主原料として使われている、ベルギー産プレミアムキャットフードのロニー。

脱水鶏肉というのは、できる限り栄養価が損なわれないように低温でじっくりと水分を抜かれた鶏肉のことで、消化吸収率が高いことでも注目を集めています。

また、ロニーには動物性原材料だけでは摂り入れられない栄養素を補うために、34種類もの野菜と果物、ハーブが配合されていることも見逃せません。

主要な成分バランスについては、やや高タンパクかつ高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りの子猫や活発な成猫、少食の成猫・シニア猫の主食としてぴったりです。

オリジン

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,320円/340g
5,340円/1.81kg
11,680円/5.4kg
※2022年9月に楽天・Amazonで確認
100gあたりの価格
(1.81kgの最安値を参照)
約295円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約192円
穀物 不使用
(グレインフリー)

オリジンはカナダ産のプレミアムキャットフードで、動物性タンパク源の内容が違う2種類のドライフードを取り揃えています。

この記事で取り上げているのは「キャット&キトゥン」ですが、もう1種類の「レジオナルレッド」も成分バランスの傾向は変わらず、非常に高タンパクかつ高脂質・高カロリーなドライフードになっています。

このような成分バランスになっている大きな要因として挙げられるのは、グレインフリーのレシピを採用していることに加えて、動物性原材料の割合が全体の80%以上を占めていることです。

もちろん、猫にとって必要のない添加物は一切使われていませんし、「肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたプレミアムフード」と捉えることができます。

ハロー

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,650円/400g
5,280円/1.6kg
※2022年10月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(1.6kgの最安値を参照)
約330円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約224円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ハローはグレインフリーのレシピを採用しているアメリカ産プレミアムキャットフードで、メインのタンパク源の種類が違うフードや、飼育環境に合わせて成分バランスを調整したラインナップを取り揃えています。

ここで取り上げた「成猫用 平飼いチキン」については、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲になっており、適度に運動をする成猫用フードとしてぴったりです。

そして、子猫用は成猫用よりも脂質とカロリーが高めに、シニア猫用は成猫用よりも脂質とカロリーが控えめで、年齢に合わせてしっかりと成分バランスが調整されている印象を受けました。

豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある“大豆”が使われているものの、愛猫が大豆アレルギーでなければ問題なく与えられますよ。

アーテミス

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,430円/500g
2,310円/1kg
4,400円/2kg
9,680円/6kg
※2022年9月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約220円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約185円
穀物 大麦、米糠
(グルテンフリー)

アーテミスは3種類の主食用ドライフードと、5種類の缶詰タイプの主食用ウェットフードを取り揃えています。

ここで取り上げている「フレッシュミックス フィーライン」は、人用の食品レベルのフレッシュチキンを主原料として使いつつ、グルテンフリーのレシピを採用しているドライフードです。

成分バランスについては、タンパク質がやや控えめな一方で脂質とカロリーは高めになっており、食が細くてたくさんの量が食べられない愛猫用フードとして向いています。

なお、缶詰タイプのウェットフードに関しては、主食として与えられる栄養基準を満たしていることから、主食用ドライフードが食べられない時の代わりにそのまま与えることもできます。

迷った時にはジャガーがおすすめ

ジャガーキャットフードと猫3

ここまでに紹介したフードの中で、どれを選べばいいか迷った時にはジャガーをおすすめします。

当サイトがジャガーをおすすめする理由は下記の通りです。

ジャガーをおすすめする5つの理由
  • 良質な動物性原材料をふんだんに使用
  • 高タンパクな一方でカロリーが高すぎない
  • グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
  • 猫にとって必要のない添加物が使われていない
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、ジャガーにはチキン生肉をはじめとした良質な動物性原材料がふんだんに使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、高タンパクな一方でカロリーは高すぎず、給餌量の調整で子猫からシニア猫までの幅広い年齢に対応しやすいことも強みです。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、猫にとって必要のない添加物が一切使われていないことも見逃せません。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

まとめ

ひと括りにプレミアムキャットフードと言っても、原材料の品質・内容にはバラつきがあります。

そのため、愛猫には安心できるプレミアムキャットフードを食べさせてあげたいと考えているなら、

  • 品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないかどうか
  • 余計な人工添加物が使われていないかどうか
  • 小麦グルテン・穀物が使われていないかどうか

この3つの要素にも注目してフードを選ぶことをおすすめします。