ニャミーキャットフードを調査した口コミや評判を踏まえて5項目で評価!

猫株式会社が製造・販売している国産キャットフードの「Nyummy(ニャミー)」。

今回はニャミーを愛猫に食べさせている方々の口コミ・評判を34件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとにして総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判

ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判は「注文したけど中々届かない」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」、「期待していたけどあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、テレビ番組で紹介されたことにより注文件数が一気に増えたことや、厳選した高品質な原材料が使われていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 中々届かない(10件)
  • 値段が高い(8件)
  • 食いつきは今ひとつ(2件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年3月にツイッターとインスタグラムで調査し、2023年4月に追加調査を行いました)

中々届かない

ニャミーの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「注文したけど中々届かない」といった内容のレビューでした。

多くの方々が到着まで2〜3ヶ月くらいかかったと投稿しており、忘れた頃に届いたというレビューもありました(苦笑)

ニャミーが中々届かない理由はテレビ番組の【激レアさんを連れてきた】、【坂上どうぶつ王国】で紹介されたことで注文件数が一気に増えたことや、原材料の仕入れ状況が影響しているそうです。

 

そのため、ニャミーをお試し注文しようと考えている場合、発送までに最低でも2ヶ月くらいはかかると思っておいた方がよさそうです。

※追記:直近の調査(2023年4月)では、発送に関する悪い口コミ・評判は特に確認できませんでした。

値段が高い

次に多かった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」といった内容のレビューです。

市販の国産ドライフードの中には100gあたり20〜30円くらいで販売されている商品もありますが、ニャミーの100gあたりの値段は約427円と、実に10倍以上の価格差があります。

いくら品質のいいフードを愛猫に与えたいからといって継続できなければ意味がないので、現実的に継続購入できるかどうかという点まで考慮して購入を検討することをおすすめします。

食いつきは今ひとつ

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食べない・食べなくなった」というレビューでした。

ニャミーには人工の香料が使われていませんが、一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあります。

そのため、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている猫にとっては、ニャミーの香りにあまり魅力を感じられないのかもしれません。

ただ、ニャミーはレビュー件数自体がまだ少ないこともあり、食いつきに関わる口コミ・評判はほとんど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

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ニャミーキャットフードの総合評価

ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判

ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判は「安心して愛猫に食べさせられる」、「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューがあり、特に原材料の品質・安全性を評価するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ニャミーには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われておらず、一つ一つの原材料の産地まで公開されていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 原材料に安心感がある(10件)
  • 食いつきがいい(3件)
  • 我が家の猫には合っている(1件)

という結果になっています。

原材料に安心感がある

ニャミーの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「原材料に安心感がある」といった内容のレビューでした。

国産のキャットフードの中には人工の酸化防止剤・着色料が使われている商品も少なくありませんが、ニャミーにはそれらの人工添加物が使われていません。

また、キャットフードの原材料一覧には原材料の産地までを記載する必要がないにもかかわらず、ニャミーは一つ一つの原材料の産地まで明記していることも安心できる要素の一つです。

食いつきがいい

次に多かった良い口コミ・評判は、「食いつきがいい」という内容のレビューです。

ただ、悪い口コミ・評判の項目でも説明したように、ニャミーはレビュー件数自体が少ないこともあり、食いつきに関するレビューは参考程度に捉えておいた方がいいでしょう。

それと、ニャミーは風味の種類が限定されているので、食にこだわりのあるグルメな愛猫が食べてくれるか心配な場合はいきなり何袋も注文はせず、とりあえず1袋だけ注文して様子を見ることをおすすめします。

我が家の猫には合っている

そのほかには、「我が家の猫には合っている」というレビューも確認できました。

この理由として考えられるのは、ニャミーは肉原材料が主原料としているグルテンフリーフードということです。

対照的に、販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にあり、小麦とトウモロコシが使われているフードは珍しくありません。

 

ただ、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や嘔吐といった消化不良の原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、ニャミーにはそれらのタンパク源が使われておらず、食に敏感でお腹が弱い愛猫にも対応しやすくなっています。

ニャミーキャットフードの口コミ・評判まとめ

ニャミーキャットフードの悪い口コミ・評判は「注文したけど中々届かない」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」、「期待していたけどあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ニャミーキャットフードの良い口コミ・評判は「安心して愛猫に食べさせられる」、「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューがあり、特に原材料の品質・安全性を評価するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ニャミーには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われておらず、一つ一つの原材料の産地まで公開されていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 中々届かない
  • 値段が高い
  • 食いつきは今ひとつ
  • 原材料に安心感がある
  • 食いつきがいい
  • 我が家の猫には合っている

ニャミーキャットフードのAmazon・楽天の販売状況

Amazonと楽天市場でニャミーキャットフードの販売状況を調査してみたところ、どちらの通販サイトでもニャミーは販売されていませんでした。

ニャミーを製造・販売している猫株式会社は公式通販サイト以外でニャミーを販売していないので、ニャミーをお試しするなら公式通販サイトから注文するようにしましょう。

タイミングによっては楽天市場やAmazonでニャミーが出品されていることがあるかもしれませんが、公式通販サイト以外で販売されているニャミーは非正規品(転売品)ということになります。

非正規品は管理状態や賞味期限に不安がありますし、公式通販サイトよりも高額な値段で販売されている可能性が高く、公式通販サイト以外で購入するメリットは特にないと言ってしまっていいくらいです。

ニャミーキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
牛肉粉(埼玉県)、玄米(山形県)、鹿肉(山梨県北社市)、ビーフエキス(東京都荒川区)、鰹節(鹿児島県)、鶏むね肉(三重・和歌山)、丸麦(佐賀県)、食用牛骨カルシウム(東京都荒川区)、卵殻カルシウム(和歌山県)、こんぶ(北海道)、塩(香川県)、きな粉(国産)、液卵(国産)、VMミックス(コリン含有酵母、塩化カリウム、タウリン、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸亜鉛、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンA、グルコン酸銅、ビタミンD、ビタミンB1、炭酸マンガン、パテトン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、葉酸、玄米)

ここからは、ニャミーキャットフードの原材料を評価していきます。

肉類が主原料の国産ドライキャットフード

ニャミーの大きな特徴は、肉類が主原料の国産ドライキャットフードということです。

国産のドライキャットフードには穀物が主原料として使われていることが多いですが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、高炭水化物のフードは下痢・嘔吐の原因になりえます。

それなのになぜ穀物が主原料として使われているかというと、穀物は肉類よりも安く仕入れることができるからです。

 

肉類の割合が増えれば増えるほど値段が高くなる傾向があるものの、良質な肉類が主原料として使われているニャミーは、穀物が主原料として使われているキャットフードよりもワンランク上のキャットフードと捉えることができますね。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ニャミーにはそれらのタンパク源が使われていないことも評価できます。

猫にとって必要のないものは不使用

ニャミーには、猫にとって必要のないものが使われていないことも見逃せません。

それに対して、一部のキャットフードにはBHA・BHTといった人工の酸化防止剤や、赤色○号・黄色○号といった人工の着色料が使われています。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われていますが、天然由来のもので代用できることもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

 

そして、着色料に関してはフードに色味をつけるために使われていますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えればフードに色味をつける意味はありません。

着色料を使ってまで色味をつける意味があるとするなら、猫ではなく飼い主である私たちの興味を惹くためです。

これらの人工添加物が一切使われていないニャミーは、人間目線ではなく猫目線で作られたキャットフードと言えるでしょう。

ニャミーキャットフードの成分の評価

成分表
タンパク質 36.0%以上
脂質 14.0%以上
粗繊維 1.0%以下
灰分 8.0%以下
水分 7.0%以下
エネルギー
(100gあたり)
395kcal

原材料の次は、ニャミーキャットフードの成分を評価していきます。

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ニャミーのタンパク質は36.0%以上、脂質は14.0%以上、100gあたりのカロリーは395kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質は控えめで高カロリーなフードになっています。

こういった成分バランス上、ニャミーは食が細くてたくさんの量が食べられない猫用フードとしてぴったりです。

その逆に、食欲旺盛で給餌量の調整が難しい猫用フードとしてはおすすめできません。

カルシウム・リン・マグネシウム量の記載はなし

ニャミーの成分表を見て気になったのは、カルシウムとリンとマグネシウム含有量の記載がないことです。

3つのミネラルの理想的なバランスは【カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08】と考えられていますが、各ミネラル含有量が分からないことには評価のしようがない・・・というのが率直な感想です。

それと、ニャミーは繊維質が1%と控えめになっていることも気になります。

もし愛猫の毎日のスッキリに配慮したいと考えている場合には、繊維質が3%くらいは含まれているフードを選んであげるといいでしょう。

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ニャミーキャットフードの総合評価

取扱いは公式通販のみ|ニャミーの販売価格

内容量 公式 楽天 Amazon
500g 2,134円

ニャミーキャットフードは公式通販サイトでしか取扱いがなく、500gサイズが2,134円で販売されています。
(※販売状況と販売価格は2023年4月に確認しました)

送料に関しては900円となっており、九州はさらに400円、北海道と沖縄は500円の追加料金が発生します。

なお、ニャミーには定期購入コースも導入されていますが、契約期間が1年と長く、公式通販サイトには途中解約できるかどうかの説明は書かれていませんでした。

猫は食の好みが激しい動物ですし、定期購入コースの申し込みは慎重に検討したいところです。

ニャミーキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき 3.0
コスパ 1.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 2,134円/500g
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 日本
販売会社 猫株式会社

当サイトのニャミーキャットフードの総合評価はCランクです。

肉類が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていない小麦グルテンフリーの国産ドライキャットフードということは評価できます。

ただ、カルシウム・リン・マグネシウムのバランスが不明瞭なことや、繊維質が控えめなことも評価に影響しています。

また、継続して購入するにあたって値段の高さがネックになりますが、【愛猫には安全性に配慮された国産キャットフードを食べさせてあげたい】と考えているなら、一度お試ししてみる価値はあるでしょう。