ミャウミャウのパッケージ画像

コクや濃厚感が強くて食いつきがいい傾向にある素材、”a-iペプチド”を配合したアイシアのペットフード「ミャウミャウ(MiawMiaw)」。

今回はそんなミャウミャウを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を103件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ミャウミャウ(猫用)の悪い口コミ・評判

ミャウミャウ(猫用)の悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかった」、「期待していたのにあまり食べない」、「市販のフードの中では少し価格が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、特定のタンパク源が体質に合わなかった可能性や、猫は食の好みが激しい動物ということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 我が家の猫には合わなかった(7件)
  • 食いつきは今ひとつ(3件)
  • 価格が高い(2件)
  • 穀物の割合が多い(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2020年7月に楽天、Amazon、ツイッター、インスタグラムで調査し、2023年8月にX(旧ツイッター)とインスタグラムで追加調査を行いました。

我が家の猫には合わなかった

ミャウミャウの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューで、具体的には「吐く回数が増えた」、「軟便・下痢気味になった」というレビューを確認できました。

下痢や吐き戻しの原因として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。

まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ミャウミャウに慣れるまで下痢気味になったり吐き戻しが増えることがあります。

 

次の食物アレルギーに関してですが、ミャウミャウのドライフード(カリカリ小粒)には、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある小麦とトウモロコシが使われています。

また、カリカリ小粒には穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、体質によっては下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

もし食に敏感な愛猫にミャウミャウを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類や割合に注目して購入を検討するといいでしょう。

食いつきは今ひとつ

次に多かった悪い口コミ・評判は「あまり食べない」、「途中で食べなくなった」といった内容のレビューです。

食いつきがいいというレビューの方が圧倒的に多いものの、どんな猫でも絶対に食いつきがいいフードはありません。

ただ、ミャウミャウは風味や食感が違う様々なドライフードとウェットフードを取り揃えており、愛猫の好みに合わせて選びやすいことは強みと言えます。

価格が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「ミャウミャウは価格が高い」というレビューです。

ただ、実際にはミャウミャウの100gあたりの価格は約97円と安く、4倍以上の価格差が付けられているプレミアムフードも少なくありません。
(※”カリカリ小粒 ささみ味”の1.08kgサイズの最安値を参考にしています)

最安値クラスのドライキャットフードではありませんが、カリカリ小粒には人工の酸化防止剤や着色料は使われていないので、安さ重視のフードよりもワンランク上のフードを与えたいという場合には有力候補の一つになるでしょう。

穀物の割合が多い

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「ミャウミャウは穀物の割合が多い」というレビューも見つかりました。

先ほども説明した通り、カリカリ小粒には穀物が主原料として使われています。

このことから、「愛猫には肉食動物の猫本来の食事内容に配慮された、肉・魚が主原料かつ高タンパクなドライフードを与えたい」と考えている場合には、必然的に選択肢からは外れます。

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キャットフード「ミャウミャウ」の総合評価

ミャウミャウ(猫用)の良い口コミ・評判

ミャウミャウ(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「お手頃な価格だから気軽に買える」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューがあり、特に食いつきのよさを評価するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ミャウミャウには様々な風味と食感のラインナップがあることや、”a-iペプチド”が配合されていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(64件)
  • 小粒で食べやすそう(21件)
  • お手頃な価格(2件)
  • 我が家の猫には合っている(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ミャウミャウの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。

食いつきの悪さを指摘するレビューが3件だったのに対して、食いつきのよさを評価するレビューが64件という割合を踏まえると、ミャウミャウは嗜好性の高いキャットフードと捉えてよさそうです。

ここまで食いつきがいいというレビューが多いのは、”a-iペプチド”が含まれていることや一部のラインナップに”調味料”が使われていることが関係しているかもしれませんね。

小粒で食べやすそう

食いつきに関する口コミ・評判の次に多かったのは、「ミャウミャウのドライフードは小粒で食べやすそう」というレビューです。

ドライフードの”カリカリ小粒”は商品名の通り粒がかなり小さめなので、口の小さな猫にも食べやすいです。

また、ミャウミャウはウェットフードも豊富に取りそろえているため、何かしらの事情があってドライフードを食べづらい愛猫にも対応できます。

お手頃な価格

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「お手頃な価格で買いやすい」というレビューでした。

カリカリ小粒に穀物が主原料として使われていたり、一部のラインナップに着色料や調味料が使われていることは気になるものの、販売価格がかなり抑えられていることは魅力的です。

カリカリ小粒には着色料と調味料は使われていませんし、「価格を重視しつつも安全性に配慮された国産ドライフードを与えたい」ということであれば、ミャウミャウは候補の一つになるでしょう。

我が家の猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」というレビューです。

悪い口コミ・評判の項目で、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすいと説明しましたが、それらにアレルギーのない愛猫にとっては小麦・トウモロコシ不使用は必須ではありません。

また、最近はグレインフリー(穀物不使用)フードに注目が集まっていますが、これについても同じことが言えます。

いくら原材料の内容や品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、自分なりに品質と価格のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。

ミャウミャウ(猫用)の口コミ・評判まとめ

ミャウミャウ(猫用)の悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかった」、「期待していたのにあまり食べない」、「市販のフードの中では少し価格が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ミャウミャウ(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「お手頃な価格だから気軽に買える」、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューがあり、特に食いつきのよさを評価するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ミャウミャウには様々な風味と食感のラインナップがあることや、”a-iペプチド”が配合されていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきは今ひとつ
  • 価格が高い
  • 穀物の割合が多い
  • 食いつきがいい
  • 小粒で食べやすそう
  • お手頃な価格
  • 我が家の猫には合っている

キャットフード「ミャウミャウ」の種類

ミャウミャウのキャットフードには【ウェットフード(缶詰/パウチ)】、【ドライフード】、【スナック】といった3つのタイプがあり、タイプ別に風味や用途、対象年齢の違うフードを取り揃えています。

ウェットフード(缶詰)

シリーズ 商品名
MiawMiawとびきり♪ まぐろ
ささみ入りまぐろ
しらす入りまぐろ
おかか入りまぐろ
ささみ
しらす入りまぐろ
15歳からのMiawMiawとびきり♪ 15歳からのまぐろ
15歳からのささみ入りまぐろ
MiawMiaw3P まぐろ
かつお
しらす入りまぐろ
ささみ入りまぐろ

ミャウミャウの缶詰は「MiawMiawとびきり♪」、「15歳からのMiawMiawとびきり♪」、「MiawMiaw3P」の3シリーズです。

全てのシリーズが必要な栄養をバランスよく摂り入れられないおかず用ウェットフードなので、ドライフードにトッピングしたりおやつ感覚で与えることが前提の商品と覚えておきましょう。

内容量に関しては、「MiawMiawとびきり♪」と「15歳からのMiawMiawとびきり♪」が1缶あたり60g、「MiawMiaw3P」は1缶あたり160gとなっています。

ウェットフード(パウチ)

シリーズ 商品名
子ねこ用MiawMiawジューシー 子ねこ用あじわいまぐろ
子ねこ用ほろほろチキン
1歳頃からの成猫用MiawMiawジューシー あじわいまぐろ
おさかなミックス
おにくプラス
シーフードブレンド
とりももほぐしみ
ふっくらしらす
香るおかか
しっとりサーモン
ごちそうたい
ぜいたく舌平目
やわらかビーフ
15歳頃からのMiawMiawジューシー 15歳頃からのあじわいまぐろ
18歳頃からのMiawMiawジューシー 18歳からのあじわいまぐろ
1歳頃からの成猫用MiawMiawジューシー お肉とお魚ミックス まぐろ入り
かつお入り
サーモン入り
おかか入り
MiawMiawグレービー ツナ味
ほたて味
サーモン味
ビーフ味
MiawMiawクリーミー ほたて風味
ずわいがに風味
甘えび風味
本枯れ節風味
名古屋コーチン風味
和牛風味
15歳からのMiawMiawクリーミー 15歳からのほたて風味

パウチタイプのウェットフードは表の通りで、非常にラインナップが多くなっています。

「ジューシー」と「グレービー」は主食用ウェットフードに、「クリーミー」はおかず用ウェットフードになっているので、用途に合わせて愛猫の食の好みに合った種類を選ぶようにしましょう。

ドライフード

シリーズ 商品名
MiawMiawカリカリ小粒 子ねこ用 おにくとおさかなブレンド
MiawMiawカリカリ小粒 かつお味
ささみ味
まぐろ味
MiawMIawカリカリ小粒 シニア猫用 かつお味
まぐろ味

ドライフードの「カリカリ小粒」は子猫用が1種類、成猫用が3種類、シニア猫用が2種類というラインナップになっています。

成猫用フードは室内飼いされていて運動量が控えめな傾向にある日本の飼い猫に配慮してか、一般的な主食用ドライフードと比較すると脂質とカロリーがかなり控えめです。

ただ、子猫用フードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮して、成猫用フードよりもタンパク質とカロリーが高めに調整されています。

おやつ

シリーズ 商品名
MiawMiawスナッキー かつお味
まぐろ味
ローストチキン味
2種のアソート 焼きえび味・ほたて味
2種のアソート ビーフ味・チーズ味
4種のバラエティ まぐろ味・かつお味・焼きえび味・ほたて味
4種のバラエティ まぐろ味・ローストチキン味・ビーフ味・チーズ味

「スナッキー」はドライタイプのおやつで、食の好みに合わせやすいように様々な風味を取り揃えています。

同じ味ばかりだと食べ飽きてしまうグルメな愛猫には、2種のアソートや4種のバラエティを選んであげるのがいいですね。

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キャットフード「ミャウミャウ」の総合評価

ミャウミャウ(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉)、肉類(ビーフミール、ポークミール、チキンレバーパウダー、鶏ささみパウダー)、魚介類(魚粉、フィッシュエキス、かつおペプチド)、動物性油脂、セルロース、オリゴ糖、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Fe、Cu、Mn、Zn、I、Co)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン、C)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブ抽出物)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質・内容が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、ミャウミャウ(猫用)の原材料を評価していきます!
(※表は成猫用ドライフードの「カリカリ小粒 ささみ味」の原材料一覧です)

品質・内容が不明瞭な原材料あり

人工の酸化防止剤・着色料が使われているドライフードは珍しくありませんが、原材料一覧を見る限りでは、ミャウミャウのカリカリ小粒にはそれらの添加物は使われていません。

ただ、肉類の品質についての説明がないことに加えて、動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかの説明がないことは気になりました。

また、動物性油脂に使われている酸化防止剤が天然由来のものなのか、あるいは人工のものなのかどうかも分かりません。

そして、カリカリ小粒には穀物が主原料として使われていることから、「愛猫には肉・魚が主原料として使われている高タンパクなドライフードを与えたい」と考えている場合には、カリカリ小粒は選択肢から外れます。

ミャウミャウ(猫用)の成分の評価

成分表
たんぱく質 30.0%以上
脂質 10.0%以下
粗繊維 4.0%以下
灰分 10.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.86%(標準値)
リン 1.30%(標準値)
マグネシウム 0.10%(標準値)
ナトリウム 0.77%(標準値)
カロリー
(100gあたり)
340kcal

原材料の次は、ミャウミャウ(猫用)の成分を評価していきます。
(※表は成猫用ドライフードの「カリカリ小粒 ささみ味」の成分値です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ミャウミャウの成猫用ドライフード「カリカリ小粒 ささみ味」は脂質が10.0%以上、100gあたりのカロリーが340kcalと控えめです。

脂質とカロリーが控えめという点では、室内飼いで運動量が少ない成猫向けと捉えることができます。

タンパク質に関しては30.0%以上となっていますが、穀物が主原料として使われていることを踏まえると、植物性タンパク質の割合がかなり多いと推測でき、肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

ただ、カルシウム・リン・マグネシウムのバランスがきちんと調整されていることは評価できます。

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キャットフード「ミャウミャウ」の総合評価

通販(公式・Amazon・楽天)で最安値を調査!

内容量 公式 楽天 Amazon
270g 360円 437円
580g 578円 722円
1.08kg 1,050円 1,327円

公式サイトとAmazon、楽天市場でミャウミャウの「カリカリ小粒 ささみ味」の販売価格を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年8月に確認しました)

そして、どのサイズについても楽天が最安値という結果になりました!

ペットショップやホームセンターでも取り扱っている店鋪は多いですが、通販サイトは定価より安く販売されていたり一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もあるので、継続購入する場合は通販サイトでまとめ買いするのがおすすめです。

通販ならわざわざ重い袋を運ぶ手間も省けますしね。

キャットフード「ミャウミャウ」の総合評価

項目 詳細
原材料 1.0
成分 2.0
安全性 4.0
食いつき 5.0
コスパ 5.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 360円/270g
578円/580g
1,050円/1.08kg
※Miaw Miawカリカリ小粒 ささみ味
※2023年8月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドライフード:日本
ウェットフード:タイ
販売会社 アイシア株式会社

当サイトのキャットフード「ミャウミャウ」の総合評価はCランクです。

ドライフードに穀物が主原料として使われていることや、一部のラインナップに着色料や調味料が使われていることは気になります。

ただ、肉類が主原料として使われているプレミアムフードと比べると手に取りやすい価格で販売されていることや、様々なラインナップを取り揃えていて愛猫の食の好みに合わせやすいことは評価できます。

たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。