キアオラキャットフードを愛猫家の口コミも踏まえて5つの項目で評価!

厳選された高品質な原材料が使われているグレインフリーフードのKiaOra(キアオラ)キャットフード。

今回はそんなキアオラを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を101件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」といった内容のレビューあり、特に食いつきが悪いというレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことや、猫は食の好みが激しい動物ということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(14件)
  • 値段が高い(5件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2020年11月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査し、2023年4月にツイッターとインスタグラムで追加調査を行いました。

食いつきは今ひとつ

キアオラの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「あまり食べない」、「だんだん食べなくなってしまった」といったような、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

食いつきのよさを評価するレビューに比べれば件数は少ないですが、どんな猫でも絶対に食いつきがいいフードはまず存在しないというのも事実です。

ただ、キアオラからは肉原材料の種類が違う3種類のドライフード(ラム&レバー/グラスフェッドビーフ&レバー/カンガルー)が製造・販売されており、愛猫の食の好みに合わせやすいのはメリットと言えます。

それと、「”カンガルー”は大好きだけど”ラム&レバー”は食べない」というレビューも見られたので、もし食にこだわりのあるグルメな愛猫にキアオラを与えようと考えている場合には、お試しサイズの300gから与えてみて様子を見た方がいいかもしれません。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「キアオラは値段が高い」といった内容のレビューです。

キアオラは高品質な原材料が使われたグレインフリーフードというだけあって、100gあたりの値段は約370円と安くはありません。
(※”グラスフェッドビーフ&レバー”の900gの販売価格を参考にしています)

いくら品質のいいフードを愛猫に与えたいからといって、継続して与えることができなければあまり意味がないので、現実的に継続購入できる値段かどうかという点まで踏まえて購入を検討することをおすすめします。

▼総合評価をチェックする
キアオラキャットフードの総合評価

キアオラキャットフードの良い口コミ・評判

キアオラキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラは良質な原材料そのものの香りで嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(58件)
  • 我が家の猫には合っている(13件)
  • 原材料に安心感がある(11件)

という結果になっています。

食いつきがいい

キアオラの口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきのよさを評価するレビューでした!

食いつきの悪さを指摘するレビューが14件、食いつきのよさを評価するレビューが58件という比率を踏まえると、キアオラの嗜好性は一般的なキャットフードよりもワンランク上と捉えてよさそうです。

ただ、キアオラには人工の香料が使われていないため、愛猫がそれらの人工の香料が使われていないフードを食べ慣れていない場合には、フードの切り替えに苦労するかもしれません。

我が家の猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」というレビューでした。

この理由として考えられるのは、キアオラは肉類が主原料かつグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。

対照的に、フードの販売価格が安くなるほど肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手です。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グレインフリーのレシピを採用しているキアオラなら、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも問題なく与えられます。

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「キアオラは原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。

まず、食に敏感でお腹が弱い愛猫と暮らしている方にとっては、穀物が使われていないグレインフリーフードということが安心できる要素と言えます。

また、一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、キアオラにはそれらの添加物が使われていません。

 

もちろん、それらの添加物が使われているフードは定められた基準を超えないように使っているものの、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することができます。

着色料に関してはフードに色味をつけるために使われていますが、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

そして、人工の酸化防止剤と着色料は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

それに対して、それらの添加物が使われていないキアオラは、猫目線で作られているキャットフードと捉えることができますね。

キアオラキャットフードの口コミ・評判まとめ

キアオラキャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」といった内容のレビューあり、特に食いつきが悪いというレビューが多い傾向にありました。

その一方で、キアオラキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、キアオラは良質な原材料そのものの香りで嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 値段が高い
  • 食いつきがいい
  • 我が家の猫には合っている
  • 原材料に安心感がある

キアオラキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
ラム&レバー 30% 18% 380kcal
グラスフェッドビーフ&レバー 30% 18% 375kcal
カンガルー 30% 18% 382kcal

キアオラキャットフードのラインナップは「ラム&レバー」、「グラスフェッドビーフ&レバー」、「カンガルー」の3種類です。

全てのドライフードが全猫種・全年齢対応の主食用ドライフードで、食物アレルギーの原因になりやすい穀物が一切使われていないグレインフリーのレシピを採用しています。

成分表を見る限りでは成分値に大きな差はないので、愛猫の食の好みとアレルギーに配慮して3種類のうちのどれかを選ぶといいでしょう。

キアオラキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
ビーフ生肉、ビーフレバー生肉、フィッシュミール、えんどう豆、タピオカスターチ、全粒亜麻仁、鶏脂、天然フレーバー、乾燥ビーフ、ミネラル類(塩化カリウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、ビネガー、キャノーラ油、ビタミン類(塩化コリン、ナイアシン、ビタミンEサプリメント、パントテン酸カルシウム、リボフラビンサプリメント、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ビタミンB12サプリメント、葉酸、ビタミンK1サプリメント、ビタミンD3サプリメント)、タウリン、酸化防止剤(天然ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)

ここからは、キアオラキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「グラスフェッドビーフ&レバー」の原材料一覧です)

グレインフリー(穀物不使用)のドライフード

キアオラの大きな特徴と言えば、やはり食物アレルギーに配慮されたドライフードということでしょう。

口コミ・評判の項目でも説明した通り、キアオラには猫の食物アレルギーの原因になりやすい穀物が一切使われていません。

それだけでなく、「グラスフェッドビーフ&レバー」には牛肉と魚肉以外の肉類が使われていないため、鶏肉や豚肉にアレルギーのある猫にも与えることができます。

 

なお、「ラム&レバー」にはラム肉と魚肉以外の肉類が使われておらず、「カンガルー」にはカンガルー肉と魚肉以外の肉類が使われていないので、愛猫の食の好みと体質に合わせて選んであげるといいでしょう。

【穀物不使用のグレインフリーフード】、【人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用】、【厳選された高品質な原材料が使われている】という3つの要素を満たしたキアオラは、人間目線ではなく猫目線で作られたキャットフードと言えますね。

キアオラキャットフードの成分の評価

成分表
タンパク質 30.0%以上
脂質 18.0%以上
粗繊維 4.0%以下
灰分 10.0%以下
水分 9.0%以下
リン 1.35%
マグネシウム 0.13%
エネルギー
(100gあたり)
約375kcal

原材料の次は、キアオラキャットフードの成分を評価していきます。
(※表は「グラスフェッドビーフ&レバー」の成分値です)

室内飼いの猫向けの成分バランス

キアオラのキャットフードのタンパク質は30%以上、脂質は18%以上、100gあたりのカロリーは約375〜382kcalとタンパク質やや控えめで、脂質とカロリーは標準的なドライフードです。

こういった成分バランス上、室内飼いされていることが多くて運動量が控えめな日本の飼い猫向けのフードと言えるでしょう。

また、繊維質も4%と豊富に含まれているため、愛猫の毎日のスッキリに配慮したいという場合にもおすすめできます。

ただ、育ち盛りの子猫には高タンパク・高脂質・高カロリーなフードを与えるべきなので、生後半年以内の子猫向けフードとしてのおすすめ度は下がります。

カルシウム・リン・マグネシウム含有量

キアオラの「グラスフェッドビーフ&レバー」の成分表を見て気になったのは、リン含有量は1.35%、マグネシウム含有量は0.13%と掲載されているものの、カルシウム含有量が掲載されていないことです。

3つのミネラルの理想的なバランスは【マグネシウム:リン:カルシウム=1:0.8:0.08】と考えられていますが、カルシウム含有量が分からないことには比較のしようがない・・・というのが率直な感想です。

ちなみに、「ラム&レバー」と「カンガルー」の成分表にもカルシウム含有量は掲載されていません。

▼総合評価をチェックする
キアオラキャットフードの総合評価

キアオラのお試しサンプル(試供品)について

公式サイトではお試しサンプルの無料配布や販売は行われていませんが、楽天市場では不定期で有料のお試しサンプルが販売されていることがあります。

1食分くらいの量だと物珍しさで何でも食べる猫もいますが、3~4食分くらいのお試しサンプルなら愛猫の好みの香り・味かどうかのざっくりとした判断はできるでしょう。

ただ、タイミングによってはお試しサンプルの取り扱いがないことや、開封してしばらく経った状態のフードを愛猫が食べてくれるかどうかの判断ができないのがネックです。

こういった理由もあり、できれば本商品を1袋購入して愛猫の食いつきと変化をじっくりと確認することをおすすめしています。

キアオラキャットフードの給餌量

体重 運動量少なめ 運動量多め
1kg 13g 16g
2kg 27g 32g
3kg 40g 48g
4kg 53g 64g
5kg 67g 80g
6kg 80g 96g
7kg 93g 112g
8kg 107g 128g

キアオラキャットフード「グラスフェッド&レバー」の成猫の1日あたりの給餌量は表の通りです。

その他のラインナップもパッケージに体重別の給餌量が掲載されていますが、いずれに関してもあくまで目安量でしかありません。

実際には猫の体質や運動量によって適量は変わってくるので、餌を切り替えてからしばらくの間はこまめに体重を量って給餌量を調整するようにしましょう。

 

ただ、育ち盛りの子猫はたくさんの栄養が必要なので、生後半年くらいまでの間はあまり神経質になりすぎずに欲しがるだけ食べさせて大丈夫ですよ。

7歳以上の中高齢猫の給餌量に関しては、成猫の給餌量から1~2割くらい減らした量を目安にしてみてください。

▼総合評価をチェックする
キアオラキャットフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
300g 1,386円 1,386円 1,386円
900g 3,300円 3,300円 3,300円
2.7kg 8,470円 8,470円 8,470円

公式サイトと楽天市場、Amazonでキアオラキャットフードの「グラスフェッドビーフ&レバー」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトには販売価格は掲載されていましたが、直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年4月に確認しました)

そして、楽天とAmazonの最安値は公式サイトに掲載されている価格と変わらず、という結果になりました!

キアオラは取扱店が少ないプレミアムフードなので、キアオラを購入するなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがおすすめです。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、まとめ買いで送料無料になる販売店もありますからね。

キアオラキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 2.0
総合評価 Aランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,386円/300g
3,300円/900g
8,470円/2.7kg
※グラスフェッドビーフ&レバー
※2023年4月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 ニュージーランド
販売会社 レッドハート株式会社

当サイトのキアオラキャットフードの総合評価はAランクです。

ミネラルバランスが分からないのが不安要素と言えますが、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないだけでなく、消化不良の原因になりにくい原材料が使われたグレインフリーフードという点が魅力的です。

また、室内飼いで運動量が控えめな成猫向けの成分バランスになっている点も見逃せません。

もし【食に敏感でお腹が弱い愛猫に配慮して高品質なドライフードを与えたい】と考えているなら、ぜひ一度お試ししてみてください。