ホリスティックレセピー(猫用)の口コミや評価は?評判を徹底調査!

株式会社パーパスが販売している小麦グルテンフリーのドライキャットフード「ホリスティックレセピー」。

今回はホリスティックレセピーの口コミ・評判を125件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてまとめてみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ホリスティックレセピー(猫用)の悪い口コミ・評判

ホリスティックレセピー(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、猫は食の好みが激しい動物ということだけでなく、ホリスティックレセピーには食いつきをよくするための人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(24件)
  • 我が家の猫には合わなかった(6件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2020年10月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査し、2023年9月にツイッターとインスタグラムで追加調査を行いました。

食いつきは今ひとつ

ホリスティックレセピーの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「食べない」、「食べなくなった」といったような、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

原因として考えられるのは、ホリスティックレセピーは原材料そのものの香りで風味を整えていることです。

一般的には人工の香料で風味が整えられたフードの方が嗜好性が高い傾向があるので、愛猫が人工の香料で風味が整えられたフードを食べ慣れている場合、フードの切り替えに苦労するかもしれません。

我が家の猫には合わなかった

次に多かった悪い口コミ・評判は「我が家の猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「吐く回数が増えた」といったレビューや、「軟便・下痢気味になった」というレビューを確認できました。

下痢・嘔吐といった消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替え食物アレルギーです。

まず、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、ホリスティックレセピーに慣れるまで一時的に下痢・嘔吐が増える可能性があります。

 

次の食物アレルギーに関してですが、ホリスティックレセピーには猫の食物アレルギーになりやすい小麦グルテンが含まれていないものの、猫によっては米や豆類、鶏肉がアレルギーの原因になることもあります。

食物アレルギーで消化不良を起こしている場合、グルテンフリーのホリスティックレセピーがダメなら次は穀物不使用のグレインフリーフードを試し、それでもダメなら今度は肉原材料の種類が限定されたフードを・・・といったように、地道にアレルギーの原因を特定するしかありません。

また、餌の切り替えが急すぎると消化不良の原因を特定しづらくなってしまうので、1週間から10日はかけてゆっくりと餌を切り替えることをおすすめします。

▼総合評価をチェックする
ホリスティックレセピー(猫用)の総合評価

ホリスティックレセピー(猫用)の良い口コミ・評判

ホリスティックレセピー(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ホリスティックレセピーは原材料の香りを活かして嗜好性が高められていることや、消化不良の原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(45件)
  • 我が家の猫には合っている(26件)
  • お手頃な値段(10件)
  • 原材料に安心感がある(8件)
  • 成分バランスがいい(6件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ホリスティックレセピーの良い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきのよさを評価するレビューでした。

とは言え、食いつきの悪さを指摘するレビューが24件、食いつきのよさを評価するレビューが45件という比率を踏まえると、ホリスティックレセピーは一般的なキャットフードよりも嗜好性が低めという印象を受けます。

また、ホリスティックレセピーは風味が1種類だけで、愛猫の食の好みに合わせにくいのもデメリットと言えます。

我が家の猫には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ホリスティックレセピーには肉原材料が主原料として使われていることに加えて、グルテンフリー(小麦不使用)のレシピを採用していることです。

対照的に、販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にあり、安さをウリにしているフードのほとんどには小麦が使われていますが、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題があります。

 

そして、体質によっては下痢や嘔吐といった消化不良に繋がります。

また、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーの原因になることもありますが、ホリスティックレセピーにはそれらの添加物が使われていないことも関係していると考えられます。

お手頃な値段

そのほかには、「ホリスティックレセピーはお手頃な値段」といった内容のレビューも確認できました。

肉原材料が主原料に使われたフードは100gあたり200円近くの商品が多いですが、ホリスティックレセピーは100gあたり約130円と、比較的お手頃な値段で販売されています。
(※”7歳まで”の1.6kgサイズの最安値を参考にしています)

穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではありませんし、品質と価格のバランスを重視したい方にとっては手に取りやすいフードと言えるでしょう。

原材料に安心感がある

今回調査した口コミ・評判の中には、「ホリスティックレセピーは原材料に安心感がある」といったレビューもありました。

これまでに触れた通り、ホリスティックレセピーには人工の酸化防止剤や着色料といった人工添加物が一切使われていません。

もちろん、それらの人工添加物が使われているフードは定められた基準を超えないように使っていますが、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することができます。

 

また、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

そして、どちらの人工添加物も必ずしも使う必要のない添加物ということから、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

成分バランスがいい

「ホリスティックレセピーは成分バランスがいい」、というレビューも見つかりました。

ホリスティックレセピーは室内飼いされていことが多く、運動量が控えめな日本の飼い猫に配慮して成分バランスが調整されています。

また、子猫・成猫向けフードだけでなくシニア猫向けフードも販売されていることも強みと言えるでしょう。

ホリスティックレセピー(猫用)の口コミ・評判まとめ

ホリスティックレセピー(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ホリスティックレセピー(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ホリスティックレセピーは原材料の香りを活かして嗜好性が高められていることや、消化不良の原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 我が家の猫には合っている
  • お手頃な値段
  • 原材料に安心感がある
  • 成分バランスがいい

ホリスティックレセピーキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
7歳まで 32.0% 19.0% 365kcal
7歳から 26.0% 9.0% 324kcal
ライト 体重管理・去勢猫用 27.0% 9.0% 318kcal
EC-12乳酸菌 32.0% 19.0% 365kcal

ホリスティックレセピーキャットフードのラインナップは「7歳まで」、「7歳から」、「ライト 体重管理・去勢猫用」、「EC-12乳酸菌」の4種類で、どのフードも小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

子猫・成猫用フードの「7歳まで」と「EC-12乳酸菌」は、タンパク質を適度に含みつつカロリーがやや控えめに調整されています。

また、「EC-12乳酸菌」は乳酸菌を100gあたり1,100億個以上も配合されているのが特徴です。

 

「ライト 体重管理・去勢猫用」に関しては、運動量が少ない割に食欲旺盛な成猫に配慮してタンパク質・脂質・カロリーがかなり控えめに調整されています。

そして、シニア猫用フードの「7歳から」も、2種類の子猫・成猫用フードと比較するとタンパク質・脂質・カロリーが控えめになっています。

ただ、タンパク質は猫にとって大切な栄養素なので、特別な事情がない限りでは体重管理が必要な成猫には低脂質・低カロリーかつ高タンパクなフードを、歳をとったシニア猫には低脂質・低カロリーかつ適度にタンパク質が含まれているフードをおすすめしています。

ホリスティックレセピー(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
鶏肉、鶏肉粉、米、豆粉、鶏脂、乾燥卵製品、豆タンパク、ポテトタンパク、ツナミール、ナチュラルフレーバー、酵母エキス、ひまわり油、アルファルファミール、ビートパルプ、オーツ麦繊維、トマト粗、醸造酵母、亜麻仁、クランベリーパウダー、チコリエキス、ユッカフォーム抽出物、塩化カリウム、塩化ナトリウム、リン酸、DL-メチオニン、タウリン、アスコルビン酸、イノシトール、塩化コリン、ミネラル類(アミノ酸キレート化鉄、アミノ酸キレート化亜鉛、アミノ酸キレート化銅、アミノ酸キレート化マンガン、アミノ酸キレート化コバルト、鉄、亜鉛、炭酸カルシウム、銅、マンガン、セレン、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、B1、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12)、サッカロマイセス・セレビシエ、ラクトバチルス・アシドフィルス、エンテロコッカスフェシウム、アスペルギウス・ニガー、バチルス・サブチルス、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス)

ここからは、ホリスティックレセピー(猫用)の原材料を評価していきます!
(※表は「7歳まで」の原材料一覧です)

人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用

口コミ・評判の項目でも説明したように、ホリスティックレセピーには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないのが大きな特徴です。

また、キャットフードの中には”動物性油脂”、”たんぱく加水分解物”といった内容や製造方法が不明瞭な原材料が掲載されている商品がありますが、ホリスティックレセピーの原材料一覧にはそれらの原材料は掲載されていません。

余計な人工添加物と品質が不明瞭な原材料が使われていないことに加えて、食物アレルギーの原因になりやすい小麦グルテンも含まれていないホリスティックレセピーは、【品質面と安全性にしっかりと配慮されたワンランク上のフード】と言っていいでしょう。

ホリスティックレセピー(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 32.0%以上
脂質 19.0%以上
粗繊維 5.0%以下
粗灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
マグネシウム 0.1%以下
カルシウム 1.0%以下
リン 0.8%以上
タウリン 0.18%以上
エネルギー
(100gあたり)
365kcal

原材料の次は、ホリスティックレセピー(猫用)の成分を評価していきます。
(※表は「7歳まで」の成分値です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ホリスティックレセピーのタンパク質は26.0〜32.0%以上、脂質は9.0〜19.0%以上、100gあたりのカロリーは318〜365kcalと、種類によって成分バランスに大きな差があります。

例えば、子猫・成猫用フードの「7歳まで」と「EC-12乳酸菌」はタンパク質が32.0%以上と適度に含まれており、100gあたりのカロリーは365kcalと控えめなことから、室内飼いで運動量がそれほど多くない成猫向けの成分バランスと言えます。

ただ、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫には高タンパクかつ高カロリーなフードを与えるべきなので、子猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。

 

シニア猫用フードの「7歳から」と成猫用フードの「ライト 体重管理・去勢猫用」は、運動量と食事量に配慮して脂質とカロリーが控えめに調整されていますが、タンパク質が控えめすぎる印象を受けました。

7歳以上の愛猫にタンパク質が控えめなフードを与えたいと考えているなら問題ありませんが、成分バランスに特別なこだわりがないなら成猫用には高タンパクなフードを、シニア猫には適度にタンパク質が含まれているフードを選んであげることをおすすめします。

ホリスティックレセピーのナトリウム含有量

ホリスティックレセピーにはカルシウム・リン・マグネシウム含有量は掲載されているものの、ナトリウム含有量が掲載されていません。

ただ、全体的にミネラル含有量が控えめなことを踏まえると、おそらくナトリウム含有量も控えめなのではないかと予想しています。

そのため、ホリスティックレセピーのナトリウム含有量に関してそこまで神経質になる必要はないと考えています。

▼総合評価をチェックする
ホリスティックレセピー(猫用)の総合評価

ホリスティックレセピー(猫用)の給餌量

体重 子猫 成猫
1kg 35~50g 21g
2kg 55~75g 44g
3kg 75~95g 66g
4kg 85~110g 90g
5kg 100~125g 109g
6kg 110~140g 131g
7kg 153g
8kg 175g
9kg 198g
10kg 219g

ホリスティックレセピー(猫用)「7歳まで」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

その他のラインナップもパッケージに体重別の給餌量が掲載されていますが、いずれに関してもあくまで目安量でしかありません。

実際には猫の体質や運動量によって適量は変わってくるので、餌を切り替えてからしばらくの間はこまめに体重を量って給餌量を調整するようにしましょう。

ただ、育ち盛りの子猫はたくさんの栄養が必要なので、生後半年くらいまでの間はあまり神経質になりすぎずに欲しがるだけ食べさせて大丈夫ですよ。

最安値は?公式・楽天・アマゾンで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
330g 880円 619円 980円
1.6kg 3,740円 2,020円 2,980円
2.4kg 5,390円 4,350円
4.8kg 9,350円 6,559円 7,119円
15kg 23,100円 12,045円 13,900円

ホリスティックレセピーの総輸入元であるパーパスの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみところ、Amazonでは2.4kgサイズは販売されていませんでした。
(※表の価格は「7歳まで」のもので、販売状況と販売価格は2023年4月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!

ホリスティックレセピーは取扱店が少ないプレミアムフードなので、ホリスティックレセピーを買うなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、送料無料となる販売店もありますからね。

ホリスティックレセピー(猫用)の総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 2.0
コスパ 4.0
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
619円/330g
2,020円/1.6kg
6,559円/4.8kg
12,045円/15kg
※7歳まで
※2023年4月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社パーパス

当サイトのホリスティックレセピー(猫用)の総合評価はBランクです。

ライトとシニアのタンパク質がかなり控えめなことと、「食べない・食べなくなった」という口コミ・評判が目立つのが気になるホリスティックレセピーですが、良質な原材料が使われており、お手頃な価格で販売されていることが大きな強みと言えます。

たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。