ハローキャットフードのパッケージ画像

ベッツチョイスジャパンが販売しているプレミアムフード「ハロー(HALO)」。

今回はハローを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を108件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

※ベッツチョイスジャパンは2023年3月をもって日本国内におけるハローの販売を終了しています。

ハローキャットフードの悪い口コミ・評判

ハローキャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードに比べるとかなり高い」、「我が家の猫には合わなかった」といったレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハローには人工の香料が使われていないことに加えて、猫は好き嫌いが激しい動物ということが関係していることが考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(5件)
  • 価格が高い(2件)
  • 我が家の猫には合わなかった(2件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2020年7月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

食いつきは今ひとつ

今回調査した108件の口コミ・評判のうち「あまり食べない」、「だんだん食べなくなった」といったレビューが5件ありました。

食いつきがいいというレビューに比べれば遥かに少ないですが、どんな猫でも絶対に食いつきがいいという保証はありません。

ただ、ハローはチキンが主原料に使われたドライフードとサーモンが主原料に使われたドライフードを取り揃えており、愛猫の好みに合わせて選べるのはプラス要素と言えます。

価格が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「ハローは価格が高い」という悪評です。

ハローは2019年のリニューアルで全てのキャットフードがグレインフリーのレシピになり、原材料の内容が良くなったことで販売価格も値上がりしました。

現在の商品の100gあたりの価格は約300円と、市販の激安フードとは10倍以上の価格差があるプレミアムフードなので、現実的に継続できるかどうかまで考えて購入することをおすすめします。

無理をして品質のいいフードを買っても、継続して与えられないならほとんど意味がないですからね。

我が家の猫には合わなかった

悪い口コミ・評判の中には、「リニューアル後の商品は我が家の猫には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」というレビューもありました。

リニューアル後の商品の方が消化性の高い原材料が使われているはずですが、それでも便が緩くなるのは餌の急な切り替え食物アレルギーの可能性が考えられます。

まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ハローに慣れるまで一時的に軟便・下痢気味になる可能性があります。

 

それと、猫の食物アレルギーの原因と言えば穀物を連想する方が多いと思いますが、実際には特定の動物性タンパク源にアレルギーを持つ猫も少なくないです。

ハローの平飼いチキンと天然サーモンはそれぞれ肉原材料の種類が限定されているので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすいです。

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ハローキャットフードの総合評価

ハローキャットフードの良い口コミ・評判

ハローキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といったレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハローには良質な肉原材料が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(37件)
  • 原材料に安心感がある(34件)
  • 我が家の猫には合っている(28件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ハローの口コミ・評判で一番多かったのが、「食いつきがいい」というレビューです。

食いつきの悪さを指摘するレビューが5件だったのに対して、食いつきのよさを評価するレビューが37件という比率を踏まえても、ハローは嗜好性の高いキャットフードと捉えていいでしょう。

ハローは人工の香料で風味を整えていませんが、それでもこれだけ食いつきのよさを評価するレビューが多かったのは、高品質な肉原材料そのものの香りで嗜好性を高めている証拠と言えますね!

原材料に安心感がある

食いつきに関する口コミ・評判と同じくらい多かったのが、「ハローは原材料に安心感がある」というレビューでした。

ハローには人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていませんし、猫が消化吸収するのが苦手で食物アレルギーの原因にもなりやすい穀物が使われていないグレインフリーフードです。

また、肉原材料の種類が限定されていることで、鶏肉アレルギーの猫には天然サーモンを、魚アレルギーの猫には平飼いチキンを・・・といった選び方ができるのも強みと言えます。

我が家の猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「我が家の猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ハローは消化性の高い原材料を使ったグレインフリーフードということでしょう。

その一方で、フードの販売価格が安くなるにつれて穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や嘔吐の原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、グレインフリーのレシピを採用しているハローなら、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも気にせず与えることができます。

ハローキャットフードの口コミ・評判まとめ

ハローキャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「市販の国産フードに比べるとかなり高い」、「我が家の猫には合わなかった」といったレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ハローキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「我が家の猫には合っている」といったレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハローには良質な肉原材料が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 価格が高い
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある
  • 我が家の猫には合っている

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ハローキャットフードの総合評価

ハローキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
子猫用(キトン)平飼いチキン 33.0% 19.0% 387kcal
子猫用(キトン)天然サーモン 33.0% 19.0% 393kcal
成猫用 平飼いチキン 33.0% 18.0% 371kcal
成猫用 天然サーモン 33.0% 18.0% 377kcal
カロリーオフ 平飼いチキン 30.0% 10.0% 350kcal
カロリーオフ 天然サーモン 30.0% 13.0% 363kcal
エイジングケア7+ 平飼いチキン 30.0% 9.5% 343kcal
エイジングケア7+ 天然サーモン 30.0% 12.5% 356kcal
エイジングケア11+ 平飼いチキン 30.0% 10.0% 347kcal
エイジングケア11+ 天然サーモン 30.0% 13.0% 360kcal

ハローキャットフードは子猫用(キトン)フードが2種類、1歳以上の成猫用フードが4種類、7歳以上のシニア猫用フードが2種類、11歳以上のシニア猫用フードが2種類というラインナップになっています。

子猫用(キトン)フードの特徴

子猫用(キトン)フードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮して、成猫用フードよりも高カロリーになっているのが特徴です。

成分表を見比べてみた限りでは、カロリーと脂質以外の成分値は成猫用フードと変わりません。

成猫用フードの特徴

成猫用フードは適度にタンパク質と質を含みつつカロリーが標準的なもののほかに、タンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整された「カロリーオフ」があります。

使われている原材料の内容自体は変わらないので、愛猫の運動量や食事量に合わせてどちらかを選ぶといいでしょう。

シニア猫用フードの特徴

シニア猫用フードには7歳以上のシニア猫向けに成分バランスが調整されたフードと、11歳以上のシニア猫向けに成分バランスが調整されたフードの2種類があります。

そして、シニア猫用フードは成猫用フードと比較すると、タンパク質・脂質・カロリーが控えめになっているのが特徴です。

ハローのフードは年齢別にきっちりと成分バランスが調整されているので、特にこだわりがなければ愛猫の年齢に近いフードを選ぶことをおすすめします。

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ハローキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
平飼いチキン正肉、チキンレバー、全卵、エンドウ豆、濃縮大豆タンパク、鶏脂、ジャガイモタンパク、ナチュラルフレーバー(加工醸造酵母)、亜麻仁(オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸源)、エンドウ豆繊維、レンズ豆、サーモンオイル、バチルス・コアグランス発酵産物(バイオジェニックス)、ブルーベリー、クランベリー、ニンジン、サツマイモ、イヌリン、タウリン、ミックストコフェロール(酸化防止剤)、ビタミン類(A、D3、E、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、C、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、亜鉛タンパク質キレート、鉄タンパク質キレート、銅タンパク質キレート、マンガンタンパク質キレート、セレン、ヨウ素)
※食物アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、ハローキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「成猫用 平飼いチキン」の原材料一覧です)

穀物不使用のグレインフリーフード

人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないこと、厳選された高品質な原材料を使用、グレインフリーのレシピという3つの要素を満たしたハローキャットフード。

食物アレルギーの原因になりやすい大豆が使われているのが気になるところですが、それ以外の原材料に関しては文句のつけようがありません。

また、動物性タンパク源の種類がシンプルで、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある猫にも対応しやすいことも強みです。

ハローキャットフードの成分の評価

成分表
タンパク質 33.0%以上
脂肪 18.0%以上
粗繊維 5.0%以下
灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
ビタミンE 225IU/kg以上
オメガ6脂肪酸 3.3%以上
オメガ3脂肪酸 1.1%以上
タウリン 0.1%以上
エネルギー
(100gあたり)
371kcal

原材料の次は、ハローキャットフードの成分を評価していきます。
(※表は「成猫用 平飼いチキン」の成分値です)

日本の飼い猫向けの成分バランス

ハローのタンパク質は30〜33%以上、脂質は9.5〜19.0%以上、100gあたりのカロリーは343〜393kcalと、種類によって成分バランスに開きがあります。

ただ、どのラインナップに関しても猫にとって大切な栄養素であるタンパク質は適度に含まれており、年齢に合わせて脂質とカロリーが調整されています。

また、「成猫用 平飼いチキン」の成分表を見る限りでは、毎日のスッキリに配慮して繊維質も多めに配合されていますし、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスも悪くありません。

そのため、成分バランスにこれといったこだわりがなければ、愛猫の年齢に近いフードを選べば問題ないでしょう。

 

ハローの成分表を見て気になったのはカルシウム・リン・マグネシウムの含有量が掲載されておらず、3つのミネラルバランスが全く分からないことです。

公式サイトにはミネラルバランスを調整していると書かれているものの、心配なら各ミネラル含有量がしっかりと掲載されており、【カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08】という理想的なバランスに近いフードを選んだ方が安心できるでしょう。

ハローキャットフードのお試しサンプルについて

ハローキャットフードの正規輸入代理店のベッツチョイスジャパンは、お試しサンプルの配布やモニター募集は行っていません。

ただ、ハローの公式サイトでは”100%満足保証”という全額返金制度を設けており、内容量の1/3以上が残っている商品と一緒に着払いでレシートの日付から30日以内に専用申込書を送れば、購入代金を返金してもらうことができます。

タイミングによっては楽天などの通販サイトでお試しサンプルが有料で販売されていることもあるかもしれませんが、サンプル品はグラムあたりの価格が高めに設定されていることがほとんどなので、はじめから大袋を購入してもしもの時に返金保証制度を利用するのがおすすめです。
(※クオカードプレゼントなどのキャンペーンと100%満足保証の併用はできません)

※追記:ベッツチョイスジャパンは2023年3月をもってハローの日本国内の販売を終了しており、100%満足保証も終了しました。

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ハローキャットフードの総合評価

公式・Amazon・楽天(通販)で価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,650円 1,650円
1.6kg 5,280円 5,280円

ハローの公式サイトと楽天市場、Amazonで「成猫用 平飼いチキン」の販売価格を調査してみたところ、公式サイトでは販売されておらず、楽天とAmazonの最安値は同じという結果になりました。
(※販売状況と販売価格は2022年10月に確認しました)

最近はハローを店頭で販売しているペットショップも増えてきましたが、まだまだ取り扱い店舗が少ないプレミアムフードなので、ハローを買うなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もありますからね。

※追記:販売状況と販売価格は2022年10月に確認した時点のもので、ベッツチョイスジャパンは2023年3月をもって日本国内におけるハローの販売を終了しています。

ハローキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 2.0
総合評価 Aランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,650円/400g
5,280円/1.6kg
※成猫用 平飼いチキン
※2022年10月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社ベッツチョイスジャパン

当サイトのハローキャットフードの総合評価はAランクです。

人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないグレインフリーフードというだけでなく、「食いつきがいい」という口コミ・評判が非常に多いことも評価できます。

その一方で、消化不良の原因になりやすい大豆が使われていることと、ミネラルバランスが分からないことが気になりますが、それ以外の原材料と成分に関しては文句のつけようがありません。

ただ、たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。

※ハローの正規輸入代理店のベッツチョイスジャパンは、2023年3月をもって日本国内におけるハローの販売を終了しています。