ELMO(エルモ)キャットフードの評判は?口コミや評価を徹底調査!

イタリア発のナチュラルペットフード「ELMO(エルモ)」。

今回はエルモキャットフードの口コミ・評判を18件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてまとめてみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

エルモキャットフードの悪い口コミ・評判

ELMO(エルモ)キャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」、「市販の国産フードに比べると高い」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、エルモには人工の香料が使われていないことや、猫は好き嫌いが激しい動物ということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(6件)
  • 我が家の猫には合わなかった(2件)
  • 値段が高い(2件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2020年10月に楽天、Amazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

食いつきは今ひとつ

エルモの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

ただ、レビュー件数自体が少ないこともあり、食いつきに関わる口コミはほとんど当てにならないというのが率直な感想です。

あえてデメリットを挙げるとすれば、エルモには人工の香料が使われていないことで、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられているフードを食べ慣れていない猫にとっては、エルモの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

我が家の猫には合わなかった

今回調査した口コミ・評判の中には「我が家の猫には合わなかったようで、エルモに切り替えたら軟便・下痢気味になった」、というレビューもありました。

軟便・下痢の理由としてまず考えられるのは食物アレルギーです。

エルモにはトウモロコシとコーングルテンミールが使われているラインナップがありますが、穀物の中でもトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

ただ、エルモにはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したラインナップもあり、食に敏感でお腹が弱い愛猫にも対応しやすいです。

 

そのほかに考えられる消化不良の原因は、餌の急な切り替えです。

餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、当サイトでは最低でも1週間はかけて少しずつ餌を切り替えることをおすすめしています。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「エルモのキャットフードは値段が高い」というレビューです。

エルモは動物性原材料の割合が比較的多く、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われていないフードということもあってか、確かに市販の激安フードと比べると高額です。

ただ、エルモの販売価格は決して高すぎるわけではなく、2~3倍以上の値段で販売されているプレミアムフードも珍しくありません。

そのため、品質と価格のバランスが取れたフードを与えたいと考えている場合には有力候補の一つになるでしょう。

▼総合評価をチェックする
ELMO(エルモ)キャットフードの総合評価

エルモキャットフードの良い口コミ・評判

ELMO(エルモ)キャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、エルモは動物性原材料の割合が比較的多いことや、【ビーワイルド】というシリーズはタンパク源の内容が違う成猫用フードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(8件)

という結果になっています。

食いつきがいい

調査した全18件の口コミ・評判のうち、食いつきのよさを評価するレビューは全体の4割弱でした。

この理由として考えられるのは、エルモは動物性原材料の割合が比較的多いドライフードということや、【ビーワイルド】というシリーズには「サーモン/ツナ/野ウサギ/アンチョビ」といったタンパク源の内容が違う成猫用フードがあることです。

とは言え、そもそものレビュー総数が少ないこともあり、食いつきに関わる口コミはほとんど参考にならないと思っておいた方が無難です。

エルモキャットフードの口コミ・評判まとめ

ELMO(エルモ)キャットフードの悪い口コミ・評判は「期待していたけどあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」、「市販の国産フードに比べると高い」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ELMO(エルモ)キャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、エルモは動物性原材料の割合が比較的多く、【ビーワイルド】というシリーズはタンパク源の内容が違う成猫用フードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 値段が高い
  • 食いつきがいい

ELMO(エルモ)キャットフードの種類

シリーズ名 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
プロフェッショナーレ グローアップ 34% 20% 5.5% 422kcal
インドア 29% 12% 5.5% 384kcal
ユリナリーケア 31% 16% 5.5% 410kcal
ヘアボールケア 31% 16% 5.5% 400kcal
ビーワイルド グローアップ ガチョウ 34% 17% 5.5% 405kcal
サーモンwithエンドウ豆 34% 14% 5.5% 405.8kcal
体重管理(去勢・避妊)ツナwithエンドウ豆 33% 11% 5.5% 375.5kcal
野ウサギ 35% 18% 5.5% 415kcal
アンチョビ 34% 17% 5.5% 410.5kcal

ELMO(エルモ)キャットフードには【プロフェッショナーレ】、【ビーワイルド】という2種類のシリーズがあります。

プロフェッショナーレがエルモの定番と言えるシリーズで、猫の年齢や体質に合わせて原材料の割合と成分バランスを調整した4種類のドライフードを取り揃えています。

「グローアップ」は1歳未満の子猫用フードで、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮して高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。

「インドア」は室内飼いで運動量が控えめな成猫に配慮して、一般的な主食用ドライフードよりも脂質が控えめになっているのが特徴です。

 

「ユリナリーケア」に関してはマグネシウム含有量が0.06%とかなり控えめで、マグネシウムに合わせてカルシウムとリンの含有量も調整されています。

そして、「ヘアボールケア」はそのほかの種類よりも繊維質が豊富に配合されています。

▼総合評価をチェックする
ELMO(エルモ)キャットフードの総合評価

ELMO(エルモ)キャットフードの原材料の評価

原材料一覧
鶏肉(生肉10%、乾燥肉26%)、米、動物性脂肪(鶏脂肪99.6%、天然抗酸化剤で保存)、トウモロコシ加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、コーングルテンミール、乾燥全卵、乾燥サーモン、サーモンオイル、ビール酵母(MOS源、B12源)、不溶性エンドウ豆繊維、タウリン、XOS(キシロオリゴ糖3g/kg)、加水分解酵母(MOS)、ユッカ、ローズヒップ
※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、ELMO(エルモ)キャットフード【プロフェッショナーレ】の原材料を評価していきます!
(※表は「グローアップ」の原材料一覧です)

肉類が主原料のイタリア産キャットフード

安さ重視の激安フードには穀物が主原料として使われていますが、エルモには肉類が主原料として使われており、肉類の種類と割合も明記されています。

また、ペットフードの品質基準が厳しいイタリア(ヨーロッパ)産のキャットフードということもあってか、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物は使われていません。

それに加えて、【プロフェッショナーレ】シリーズは動物性タンパク源が鶏肉だけに限定されており、それ以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応できることも強みです。

 

ただ、どのラインナップもコーングルテンミールが使われているので、食に敏感でお腹が弱い愛猫にエルモを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類は一通り確認しておきましょう。

そのほかに原材料について気になる点を挙げるとすれば、”加水分解動物性タンパク”の製造方法が分からないことくらいです。

ELMO(エルモ)キャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 34%以上
粗脂質 20%以上
粗繊維 3%以下
粗灰分 7%以下
カルシウム 1%以上
リン 1%以上
オメガ6脂肪酸 8%以上
オメガ3脂肪酸 1%以上
タウリン 0.2%以上
エネルギー
(100gあたり)
422kcal

原材料の次は、ELMO(エルモ)キャットフード【プロフェッショナーレ】の成分を評価していきます。
(※表は「グローアップ」の成分値です)

年齢に合わせて成分バランスを調整

ELMO(エルモ)の「グローアップ」のタンパク質は34%以上、脂質は20%以上、100gあたりのカロリーは422kcalと、高タンパク・高脂質・高カロリーな成分バランスになっています。

また、繊維質は3%以下と適度に含まれていることから毎日のスッキリにもしっかりと配慮されている印象を受けますし、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスも悪くありません。

なお、【プロフェッショナーレ】は子猫用フード以外にも3種類の成猫用フードを取り揃えています。

そのうち1種類の「インドア」は脂質が12%以上と控えめになっているものの、100gあたりのカロリーは384kcalと、一般的な室内飼いの成猫向けドライフードよりもカロリーが高めです。

 

そのほかの2種類の成猫用フードは、「インドア」以上にカロリーが高めになっています。

このことから、【プロフェッショナーレ】の成猫用フードは食欲旺盛で給餌量の調整が難しい成猫にはおすすめしていません。

▼総合評価をチェックする
ELMO(エルモ)キャットフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで値段を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,287円 2,400円
2kg 4,125円 4,080円

公式サイトと楽天市場、Amazonでエルモキャットフードの販売価格を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

そして、400gサイズは楽天が、2kgサイズはAmazonが最安値という結果になりました!

エルモは取扱店が少ないイタリア産のキャットフードなので、お試し購入するなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがおすすめです。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もありますからね。

ELMO(エルモ)キャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 3.0
成分 4.0
安全性 4.0
食いつき 1.0
コスパ 3.0
総合評価 Dランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量 1,287円/400g
4,080円/2kg
※プロフェッショナーレ「グローアップ」
※2023年6月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 イタリア
販売会社 株式会社ATSU.Trading

当サイトのELMO(エルモ)キャットフードの総合評価はDランクです。

全体的に高カロリーなフードが多いことや、トウモロコシ・コーングルテンミールが使われているラインナップがあることは気になるものの、肉・魚が主原料のフードの中では比較的お手頃な値段で販売されていることは評価できます。

たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。