ブリスミックス(猫用)を5つの項目で評価|口コミ・評判も徹底調査!

消化不良の原因になりにくい原材料が使われているプレミアムキャットフード「BLISMIX(ブリスミックス)」。

今回はそんなブリスミックスを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を114件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ブリスミックス(猫用)の悪い口コミ・評判

ブリスミックス(猫用)の悪い口コミ・評判は「慣れていないのかあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、猫は食の好みが激しい動物ということだけでなく、ブリスミックスには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(12件)
  • 我が家の猫には合わなかった(5件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2020年11月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

食いつきは今ひとつ

ブリスミックスの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

割合としては調査したレビューの1割程度ですが、【どんな猫でも絶対に食いつきがいい嗜好性の高いフードはまず作れない】というのも事実です。

また、ブリスミックスには人工の香料と調味料が使われていないので、愛猫がそれらの人工添加物が使われているフードを食べ慣れている場合、フードの切り替えに苦労するかもしれません。

我が家の猫には合わなかった

そのほかには見つかった悪い口コミ・評判は、「我が家の猫には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」という内容のレビューです。

ブリスミックスには猫の食物アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、猫によっては特定の肉類やイモ類・豆類がアレルギーの原因になることがあります。

食物アレルギーが原因で軟便・下痢をしている場合には、グルテンフリーフードがダメなら次はグレインフリーフードを試し、それでもダメなら次は肉類の種類が限定されたフードを・・・といったように、地道にアレルギーの原因を特定していくしかありません。

 

食物アレルギー以外に考えられるのは、餌の急な切り替えや一気食いです。

餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ブリスミックスに慣れるまで一時的に軟便・下痢気味になる可能性があります。

また、一気食いをすると消化が間に合わずに下痢・嘔吐に繋がってしまいます。

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キャットフード「ブリスミックス」の総合評価

ブリスミックス(猫用)の良い口コミ・評判

ブリスミックス(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「配合されている成分が決め手になった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ブリスミックスは天然由来の原材料の香りで嗜好性が高められていることや、消化不良の原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(46件)
  • 我が家の猫には合っている(22件)
  • 成分が良さそう(14件)
  • 原材料に安心感がある(11件)
  • お手頃な値段(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ブリスミックスの口コミ・評判で一番多かったのは、食いつきがいいというレビューでした!

食いつきの悪さを指摘するレビューが12件だったのに対して、食いつきのよさを評価するレビューが46件という比率を踏まえても、ブリスミックスの嗜好性は一般的なキャットフードよりワンランク上と捉えてよさそうです。

ブリスミックスの嗜好性に関してデメリットを挙げるとすれば、悪い口コミ・評判の項目で説明したように人工の香料と調味料が使われていないことと、風味の種類が限定されていることです。

もし食にこだわりがあるグルメな愛猫が食べてくれるか心配なら、いきなり大袋は買わずに500gのお試しサイズで様子を見てみることをおすすめします。

我が家の猫には合っている

今回調査した口コミ・評判の中には「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューがあり、具体的には「いい便が出るようになった」というレビューや、「吐く回数が減った」というレビューを確認できました。

ブリスミックスには消化不良の原因になりにくい原材料が使われているので、穀物が過剰に使われたフードから切り替えることで下痢・嘔吐が減る可能性はあります。

また、繊維質も適度に配合されているので、便秘気味の愛猫のスッキリに配慮したいという場合もお試ししてみる価値はあるでしょう。

なお、穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではないので、”グレインフリー(チキン)”よりも安く販売されている”チキン”からお試ししてみるのもいいですね。

 

そのほかにも、「毛並み・毛艶が良くなった気がする」というレビューが見つかりました。

この理由は、ブリスミックスにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることや、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸がバランスよく含まれていることが関係していると考えられます。

参考までに”チキン”の2つの脂肪酸の数値を取り上げてみると、オメガ6脂肪酸は3.3%、オメガ3脂肪酸は0.5%と掲載されています。

暫定的な情報ではありますが、2つの脂肪酸のバランスは【オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられており、”チキン”の比率は【6.6:1】と理想的なバランス通りになっています。

成分が良さそう

次に多かった口コミ・評判は、「ブリスミックスは成分が良さそう」といった内容のレビューです。

ブリスミックスには様々な成分が配合されていますし、”チキン”はタンパク質と脂質とカロリーが控えめに調整されており、室内飼いされていることが多くて運動量が控えめな傾向にある日本の飼い猫向けのフードと言えます。

その一方で、”グレインフリー”は高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や活発な成猫、食が細くてたくさんの量が食べられない成猫用フードとして向いています。

また、”グレインフリー チキン”はタンパク質含有量に物足りなさを感じるものの、”チキン”よりも脂質とカロリーが控えめで、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある猫向け・・・と捉えることができます。

原材料に安心感がある

そのほかには、「ブリスミックスは原材料に安心感がある」というレビューも確認できました。

一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、ブリスミックスは安全性に配慮してそれらの人工添加物を使っていません。

もちろん、それらの人工添加物が使われているフードは定められた基準を超えないように使っていますが、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することができます。

 

また、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

そして、これらの人工添加物は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性を最優先でフードを選んでいる愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

お手頃な値段

良い口コミ・評判の中には「ブリスミックスはお手頃な値段で販売されている」といったように、販売価格を評価するレビューもありました。

ブリスミックスはグルテンフリーのレシピを採用していますが、プレミアムフードの中では購入しやすい価格帯に収まっています。

これに対して、2倍近くの値段で販売されているプレミアムフードも珍しくありません。

販売価格が高くなるほど製造工程にひと手間かけたり、肉原材料の割合が増えたりといった傾向はありますが、【品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい】と考えているならブリスミックスは有力候補の一つになるでしょう。

ブリスミックス(猫用)の口コミ・評判まとめ

ブリスミックス(猫用)の悪い口コミ・評判は「慣れていないのかあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ブリスミックス(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「配合されている成分が決め手になった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ブリスミックスは天然由来の原材料の香りで嗜好性が高められていることや、消化不良の原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 我が家の猫には合っている
  • 成分が良さそう
  • 原材料に安心感がある
  • お手頃な値段

キャットフード「ブリスミックス」の種類

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
対象
チキン フレッシュチキン 玄米、白米 30% 12% 10% 353kcal 全年齢
グレインフリー フレッシュチキン 不使用 43% 20% 10% 381kcal 全年齢
pHコントロール グレインフリーチキン ドライチキン 不使用 28% 10% 10% 330kcal 成猫・シニア猫

キャットフード「ブリスミックス」のラインナップは、「チキン」と「グレインフリー」と「pHコントロール グレインフリーチキン」の3種類です。

「チキン」は全年齢対応かつ小麦グルテンフリーのドライフードで、K12・アガリクス茸・乳酸菌EF-2001・グルコサミン・コンドロイチンといった成分が配合されているのが特徴です。

それと、一般的な全年齢対応フードと比較すると脂質とカロリーが控えめで、室内飼いされていることが多くて運動量が少ない傾向にある日本の飼い猫向けの成分バランスと言えます。

 

「グレインフリー」は全年齢対応のグレインフリー(穀物不使用)フードで、かなり高タンパク・高脂質でカロリーもやや高めです。

こういった成分バランス上、育ち盛りの子猫や活動量の多い成猫、少食の成猫の主食として向いています。

「pHコントロール グレインフリーチキン」は1歳以上の成猫向けのグレインフリーフードで、「チキン」と「グレインフリー」よりもマグネシウム含有量が控えめになっており、マグネシウム含有量に合わせてカルシウムとリンの含有量もしっかりと調整されています。

ブリスミックスのお試しサンプルについて

公式サイトではお試しサンプルの無料配布や販売は行われていませんが、楽天市場では不定期で有料のお試しサンプルが販売されていることがあります。

1食分くらいの量だと物珍しさで何でも食べる猫もいますが、3~4食分くらいのお試しサンプルなら愛猫の好みの香り・味かどうかのざっくりとした判断はできるでしょう。

ただ、タイミングによってはお試しサンプルの取り扱いがないことや、開封してしばらく経った状態のフードを愛猫が食べてくれるかどうかの判断ができないのがネックです。

こういった理由もあり、できれば本商品を1袋購入して愛猫の食いつきと変化をじっくりと確認することをおすすめしています。

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キャットフード「ブリスミックス」の総合評価

ブリスミックス(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
フレッシュチキン・ドライチキン・玄米・えんどう豆・白米・えんどう豆粉・鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)・チキンスープ(天然風味料)・フラックスシード・塩化コリン・塩化カリウム・タウリン・グルコサミン塩酸塩・ケール・チアシード・パンプキン・ブルーベリー・キヌア・ドライケルプ・ココナッツ・ほうれん草・人参・パパイア・ラクトバチルスアシドフィルス菌・ビフィドバクテリウムアニマリス・キレート亜鉛・エンテロコッカスフェカリスEF2001・アガリクス・ストレプトコッカスサリバリウスK12(口腔内善玉菌)・ビタミンE・ナイアシン・キレートマンガン・キレート銅・硫酸亜鉛・硫酸マンガン・コンドロイチン硫酸・硫酸銅・チアミン硝酸塩(ビタミンB1)・ビタミンA・ビオチン・ヨウ化カリウム・パントテン酸カルシウム・リボフラビン(ビタミンB2)・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・酸化マンガン・亜セレン酸ナトリウム・ビタミンD・葉酸

ここからは、ブリスミックス(猫用)の原材料を評価していきます!
(※表は「チキン」の原材料一覧です)

小麦グルテンと必要のない人工添加物は不使用

ブリスミックスの大きな特徴と言えば、安全性と食物アレルギーのどちらにも配慮されていることでしょう。

最近は猫にとって必要のない人工添加物が使われていないフードも増えてきてはいるものの、食物アレルギーにまで配慮されたフードはまだ少ないです。

また、キャットフードの中には肉原材料の品質が不明瞭な商品もありますが、ブリスミックスには人間でも食べられる高品質な肉原材料が使われており、安心して愛猫に与えることができます。

 

原材料に関して気になる点を挙げるとすれば、肉原材料の割合までは掲載されていないことです。

ただ、「チキン」の第三原材料~第五原材料に米と豆類が掲載されていることや、手に取りやすい値段で販売されていることを踏まえると、肉原材料の割合は飛び抜けて多くはないだろうと予想できます。

ブリスミックス(猫用)の成分の評価

成分表
粗タンパク質 30.0%以上
粗脂肪 12.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 6.1%
水分 10.0%以下
オメガ6脂肪酸 3.3%以上
オメガ3脂肪酸 0.5%以上
グルコサミン
(1kgあたり)
300mg以上
コンドロイチン
(1kgあたり)
100mg以上
カルシウム 1.4%
リン 1.1%
マグネシウム 0.1%
ナトリウム 0.33%
エネルギー
(100gあたり)
352.9kcal

原材料の次は、ブリスミックス(猫用)の成分を評価していきます。
(※表は「チキン」の成分値です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ブリスミックスの「チキン」のタンパク質は30%、脂質は12%、100gあたりのカロリーは352.9kcalと、タンパク質と脂質とカロリーが控えめになっています。

こういった成分バランス上、室内飼いされていることが多い日本の飼い猫向けのドライフードと言えます。

その逆に、運動量が多くて活発な猫や食が細くてたくさんの量が食べられない成猫用としてのおすすめ度は下がります。

 

ただ、「グレインフリー」は高タンパク・高脂質かつカロリーもやや高めに調整されているので、活動量の多い成猫や少食の成猫にも対応しやすいです。

それと、成猫用の「グレインフリーチキン」は「チキン」以上にタンパク質・脂質・カロリーが控えめになっており、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある猫向けの成分バランスと言えます。

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キャットフード「ブリスミックス」の総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
500g 1,430円 1,430円 1,430円
1kg 2,420円 2,420円 2,420円
2kg 4,400円 4,400円 4,400円
6kg 9,900円 9,900円 9,900円

公式サイトと楽天市場、Amazonでブリスミックスの「チキン」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトには定価は掲載されていましたが、直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2022年10月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天とAmazonの最安値と定価は同じ、という結果になりました!

ブリスミックスはまだまだ取扱店が少ないプレミアムフードなので、ブリスミックスを購入するなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがおすすめです。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、まとめ買いで送料無料になる販売店もありますからね。

キャットフード「ブリスミックス」の総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 3.0
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,430円/500g
2,420円/1kg
4,400円/2kg
9,900円/6kg
※チキン
※2022年10月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 カナダ
販売会社 株式会社ケイエムテイ

当サイトのキャットフード「ブリスミックス」の総合評価はBランクです。

育ち盛りの子猫用フードとしてはおすすめ度が下がりますが、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われておらず、消化不良の原因になりにくいグルテンフリー・グレインフリーのレシピを採用している点は魅力的です。

また、食いつきのよさを評価する口コミ・評判も多かったですし、運動量が控えめな室内飼いの成猫向けフードを探している場合には一度お試ししてみる価値はあるでしょう。