ベンガル1

ヒョウ柄の被毛と引き締まった体が特徴的なベンガル。

この記事ではそんなベンガル向けのキャットフードの選び方のポイントや、ベンガルにおすすめの餌をピックアップしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

また、ベンガルにあげる餌の量と餌代の目安も解説しています。

ベンガルのキャットフードのおすすめの選び方

ベンガルのキャットフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたい要素があります。

もちろん、予算状況によっても購入できるフードの選択肢の幅が変わってきますが、自分なりに品質と価格のバランスが取れていると思えるフード選びの参考になれば幸いです。

良質な動物性タンパク源が含まれている

肉食動物の猫にとって、動物性タンパク質は大切な栄養素です。

そのため、良質な動物性タンパク源がしっかりと含まれているフードを選びましょう。

具体的には、肉原材料が主原料として使われていることや、肉原材料の内容・割合に注目してみてください。

原材料一覧には割合が多い順番に記載しないといけないという決まりがあるので、一番最初に肉原材料が記載されていれば肉原材料が主原料のキャットフード・・・ということになります。

 

また、”ミートミール”・”家禽ミール”といった肉原材料が使われているフードもありますが、これらの肉原材料は具体的に何の肉が使われているか分かりませんし、人間用の食肉として出回らない副産物(4Dミール)が使われている可能性も否定できません。
(※パッケージや公式サイトに品質・部位についての説明がされている場合は例外です)

それに対して、高品質な肉原材料が使われているフードの場合、”乾燥チキン”・”骨抜きサーモン”といったように原材料の内容が明記されていることがほとんどです。

さらに、”乾燥チキン(35.5%)”といったように、肉原材料の割合まで掲載されているフードも珍しくありません。

穀物・イモ類・豆類の割合に注目する

肉原材料だけでなく、【穀物・イモ類・豆類】の割合にも注目してみてください。

特に、穀物は肉原材料よりも安く仕入れられるということもあり、販売価格が安くなるほど穀物の割合が多くなる傾向があります。

その一方で、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、高炭水化物のフードは下痢・嘔吐といった消化不良の原因になります。

 

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していても、穀物の代わりにイモ類・豆類を使ってかさ増ししているフードも販売されています。

運動量が多い活発な猫種であるベンガルには高タンパク・低炭水化物・高脂質のフードをおすすめしていますが、タンパク質が控えめなフードほど炭水化物が多くなる傾向があるので、原材料の割合だけではく成分表にもきちんと目を通しておきましょう。

必要のない人工添加物が使われていない

そのほかには、必要のない人工添加物が使われていないかどうかにも注目しておきたいところです。

具体的には【BHA・BHT・没食子酸プロピル】という人工の酸化防止剤や、【赤色○号・黄色○号・青色○号】といった人工の着色料です。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を防ぐために使われていますが、天然由来のもので代用することができることから、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

 

また、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

それなのに着色料を使って色味をつけるのは、猫ではなく私たち飼い主の興味を惹くためです。

人工の酸化防止剤と着色料のほかには、香料・調味料が使われているかどうかにも注目してみるといいでしょう。

ベンガル用として評判のいいキャットフード15種

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
カロリー
(100gあたり)
安全性
カナガン(チキン) 乾燥チキン 34.0% 16.7% 8.0% 405kcal
モグニャン 白身魚 27% 11% 5% 379kcal
ジャガー 骨抜きチキン生肉 40.0% 20.0% 7.0% 384kcal
犬猫生活 生肉 31% 15% 10% 373kcal
ファインペッツ アヒル肉 32% 20% 8% 427kcal
カルカン(まぐろと野菜味) 穀類 28.0% 10.0% 12.0% 355kcal BHA、BHT、着色料
ナチュラルチョイス(室内猫用 成猫用 ターキー) ターキー 33.0% 16.0% 10.0% 375kcal タンパク加水分解物
ピュリナワン(美味を求める成猫用 チキン) チキン 34% 14% 12% 370kcal たんぱく加水分解物
アイムス(成猫用 インドアキャット チキン) 肉類 30.6% 12.6% 7.5% 366kcal BHA、BHT
キャットヴォイス(ローストチキン&サーモン) 鶏肉 34.5% 8.5% 30.0% 307kcal
サイエンスダイエット(成猫用 チキン) トリ肉 30.0% 18.0% 6.0% 416kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
スマック(フローラケア チキン味) 肉類 35.0% 12.0% 10.0% 370kcal 動物性油脂、pH調整剤
ビューティープロ(下部尿路の健康維持 低脂肪 1歳から) 穀類 35.0% 8.1% 10.0% 340kcal 動物性油脂、pH調整剤
オリジン(キャット&キトゥン) 新鮮鶏肉 40% 20% 10% 416kcal
ロイヤルカナン(ベンガル専用フード) 肉類 38.0% 16.0% 6.5% 404kcal 動物性油脂、加水分解タンパク

ベンガル用として評判のいいキャットフード15種の主原料や主要な成分値、気になる添加物が使われていないかどうかをまとめてみました。

まず、主原料を見比べてみると、肉・魚ではなく穀物が使われているフードがあることが分かりますね。

また、主要な成分バランスにはかなりの開きがあり、タンパク含有量に物足りなさを感じるフードもあります。

そのほかにも、BHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われていたり、着色料が使われているフードもあります。

 

なお、動物性油脂タンパク加水分解物(加水分解タンパク)に関しては、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていないというわけではないです。

ただ、ここで取り上げた動物性油脂は何の動物の油が使われているのかと添加されている酸化防止剤の種類が分からないこと、タンパク加水分解物は製造工程の説明がないことが気になりました。

ベンガルにおすすめのキャットフード5選

ベンガル用として評判のいいキャットフード15種の中から、おすすめのキャットフードを5つピックアップしました。

なお、内容量や販売価格、原材料や成分は調査した時点の情報を参考にしています。

ジャガー

通常購入時の価格 4,708円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,237円(10%オフ)
2〜5袋:4,001円(15%オフ)
6袋以上:3,766円(20%オフ)
※まとめ買い袋数で割引率が変動
100gあたりの価格
(4袋を定期購入時)
約267円
1日あたりの餌代
(6.5kgの成猫を想定)
約173円
穀物 不使用
(グレインフリー)

“猫にとって必要のない添加物が一切使われていない”、”厳選された高品質な原材料が使われている”、”グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用”、という3つの要素を満たしたキャットフードのジャガー。

それに加えて、【骨抜きチキン生肉・鴨生肉・乾燥チキン・乾燥鴨肉・生サーモン・生マス】といった動物性タンパク源が贅沢に使われており、ベンガルにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

主要な成分バランスに関しても、高タンパク・高脂質・高カロリーになっていることから、運動量が多い活発な猫種であるベンガル用の主食としてぴったりです。

また、カルシウム含有量に対してマグネシウム含有量が控えめに調整されていることも評価できます。

カナガン

通常購入時の価格 4,708円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,237円(10%オフ)
2〜5袋:4,001円(15%オフ)
6袋以上:3,766円(20%オフ)
※まとめ買い袋数で割引率が変動
100gあたりの価格
(4袋を定期購入時)
約267円
1日あたりの餌代
(6.5kgの成猫を想定)
約193円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンもジャガーと同じく動物性タンパク源が主原料として使われているグレインフリーフードで、【チキン】と【サーモン】の2種類のラインナップを取り揃えています。

また、複数の動物性タンパク源が使われているジャガーとは違い、カナガンチキンは鶏と卵、カナガンサーモンは魚だけとシンプルで、食の好みだけでなくアレルギーに配慮してフードを選びやすいです。

成分バランスについては、適度にタンパク質と脂質を含みつつも高カロリーになっており、活発な成猫や食が細くてたくさんの量が食べられない成猫用フードとして向いています。

それと、マグネシウム含有量にあわせてカルシウムとリンの含有量もしっかりと調整されていることも見逃せません。

ナチュラルチョイス

価格/内容量
(調査時点の最安値)
800円/500g
2,400円/2kg
※2022年10月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約120円
1日あたりの餌代
(6.5kgの成猫を想定)
約96円
穀物 粗挽き米、玄米、オートミール
(グルテンフリー)

ニュートロのキャットフードのナチュラルチョイスは、年齢や体質、食の好みや飼育環境に合わせて原材料の内容や成分バランスを調整したフードを取り揃えています。

ここで取り上げている「室内猫用 成猫用 ターキー」については、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲に調整されており、室内飼いの成猫に配慮してしっかりと成分バランスが調整されている印象を受けました。

また、どのラインナップにも動物性タンパク源が主原料として使われていることや、グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できます。

それに加えて、比較的手に取りやすい価格で販売されていることも魅力ですが、“タンパク加水分解物”の製造工程が分からないことは気がかりです。

ピュリナワン

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,881円/2kg
3,300円/4.4kg
※2022年10月にAmazonで確認
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約94円
1日あたりの餌代
(6.5kgの成猫を想定)
約92円
穀物 小麦、米、小麦たんぱく、大麦、コーングルテン

ネスレのペットフードブランドであるピュリナワンも、ナチュラルチョイスと同じように年齢や飼育環境に配慮した様々なキャットフードを取り揃えています。

ほとんどのラインナップに小麦が使われているものの、主原料として使われているのは動物性タンパク源ですし、穀物全般にアレルギーのある猫向けのグレインフリーフードも製造・販売しています。

この記事で取り上げた「美味を求める成猫用 チキン」については、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや控えめに調整されており、室内飼いでそれほど運動量が多くない成猫用フードとしておすすめです。

“たんぱく加水分解物”の製造工程が不明瞭な点は気になりますが、手に取りやすい価格で販売されていることは評価できます。

犬猫生活

価格/内容量 通常購入:6,358円/1.5kg
定期初回:550円/160g
定期購入:4,928円/1.5kg
※定期2回目以降は22%オフ
100gあたりの価格
(定期購入時)
約329円
1日あたりの餌代
(6.5kgの成猫を想定)
約276円
穀物 不使用
(グレインフリー)

犬猫生活はグレインフリーのレシピを採用している国産キャットフードで、【鶏肉・牛肉・魚肉】といった良質な動物性タンパク源が主原料として使われています。

もちろん、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった不要な添加物は一切使われていませんし、動物性の油脂でコーティングされていない”ノンオイルコーティング”のドライフードということも大きな特徴です。

主要な成分バランスについては、ここまでに紹介したフードと比較するとタンパク質がやや控えめになっており、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用フードとしておすすめできます。

価格に関しては決して安いとは言えないものの、初回は160gのサンプルを送料無料の550円でお試しできることは良心的と言えます。

迷った時にはジャガーがおすすめ

ジャガーキャットフードの表面

ここまで読んで、まだ愛猫のキャットフード選びに迷っている時にはジャガーをおすすめします。

当サイトがベンガルのフードでジャガーをおすすめする理由は下記の通りです。

ジャガーをおすすめする5つの理由
  • 複数の動物性タンパク源を贅沢に使用
  • 高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフード
  • グレインフリーのレシピを採用
  • 猫にとって必要のない添加物は不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず第一に言えることは、ジャガーには複数の動物性タンパク源が贅沢に使われており、ベンガルにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

それに加えて、高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフードということで、運動量が多い活発な猫種であるベンガル用の主食としてぴったりです。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、猫にとって必要のない添加物が一切使われていないことも見逃せません。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

ベンガルに与える餌の量について

ベンガル2

ベンガルに与える餌の量についてですが、ほかの猫種と全く違うということはなく、キャットフードのパッケージに掲載されている給餌量を目安にすれば問題ありません。

ただ、実際には猫の体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、定期的に体重を量って分量を調節してください。

なお、全年齢対応フードの中には成猫向けの給餌量しか書かれていないものがありますが、シニア猫に関しては成猫の給餌量のから1〜2割減らしたくらいの量を目安にするといいでしょう。

 

それと、育ち盛りの子猫はたくさんの栄養が必要なので、半年くらいまでの間はあまり神経質にならず、基本的には欲しがるだけ食べさせて大丈夫です。

そして、半年を過ぎたくらいからは成猫の目安量を参考にしながら、徐々に給餌量を調整していくといいでしょう。

1日の餌の回数に関しては子猫は4〜5回、成猫は2〜3回、シニア猫は3〜4回を目安にしてみてください。

ベンガルの餌代の目安について

ベンガルは運動量が多い活発な猫種ということもあり、そのほかの猫種と比べて消費カロリーが多くなる傾向があります。

また、一般的な成猫のサイズが3〜5kgくらいなのに対して、ベンガル(オス)のサイズが5〜8kgくらいということも踏まえると、一般的なサイズの猫の1.5〜2倍くらいの餌代がかかると思っておくのがいいでしょう。

参考までに、ベンガルにおすすめの3種類のキャットフードの餌代を比較してみました。
(※6.5kgの成猫に主食として毎食与えることを想定)

ピュリナワン
(美味を求める成猫用 チキン)
ジャガー 犬猫生活
1日あたり 約92円 約173円 約276円
1ヶ月あたり 約2,760円 約5,190円 約8,280円
3ヶ月あたり 約8,280円 約15,570円 約24,840円
半年あたり 約16,560円 約31,140円 約49,680円
1年あたり 約33,120円 約62,280円 約99,360円

ちなみに、餌代はキャットフードの販売価格はもちろん、低カロリーなフードを与えるか高カロリーなフードを与えるかでも変わってきます。

単純に考えれば、低カロリーなフードは給餌量が多くなる分だけ餌代も高くなる傾向があり、高カロリーなフードは給餌量が少なくなる分だけ餌代を抑えられることになります。

ただ、これは給餌量をしっかりと守れることが前提で、全ての猫に当てはまらないということに注意してください。

まとめ

運動量が多くて活発な猫種であるベンガルには、良質な肉原材料が主原料として使われている高タンパク・低炭水化物・高脂質なフードがおすすめです。

また、猫にとって必要のない人工添加物が使われていないかどうかにも注目してみてください。

現在は様々なキャットフードが販売されていますが、原材料の種類や割合、成分バランスは様々です。

最終的に愛猫に与えるフードを購入するのは私たち飼い主ですし、だからこそ愛猫のことを第一に考えた上で、自分自身も納得のいくキャットフード選びを心がけたいところですね。