アニモンダ(猫用)の評判はどう?口コミを調査・検証!

人間でも食べられる高品質な原材料が使われていることに加えて、合成保存料・香料・着色料不使用といった愛猫家が気になる要素をクリアしたドイツ発のプレミアムフード「アニモンダ」。

今回はそんなアニモンダ(猫用)の口コミ・評判を114件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

アニモンダ(猫用)の悪い口コミ・評判

アニモンダ(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのにあまり食べない」、「リニューアル前後で内容が変わった」、「市販の国産フードに比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダには人工の香料が使われていないことや、原材料の品質と割合が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきは今ひとつ(31件)
  • リニューアル前は良かった(13件)
  • 値段が高い(6件)
  • 我が家の猫には合わなかった(4件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2020年11月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査し、2023年6月にツイッターとインスタグラムで追加調査を行いました。

食いつきは今ひとつ

アニモンダの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「食べない」、「食べなくなった」といった食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

この原因としてまず考えられるのは、アニモンダは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料で風味が整えられたフードの方が嗜好性が高い傾向にあるので、人工の香料が使われたフードを食べ慣れている猫にとってはあまり魅力がないのかもしれません。

 

また、単純に食べ飽きてしまった可能性も考えられますね。

ただ、アニモンダからは猫の食の好みに合わせやすいように、選ぶのを迷ってしまうくらいたくさんのドライフードとウェットフードが販売されていることは大きな強みと言えます。

リニューアル前は良かった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「リニューアル前は良かった」といったレビューです。

特に、「リニューアル後の商品は粒が大きすぎて食べづらそう」といった内容のレビューが目立ちました。

アニモンダに限った話ではありませんが、リニューアルに伴い形状や風味が変更されることは珍しいことではありません。

また、リニューアル前後で原材料の内容や成分バランスが変わる可能性もあるので、原材料と成分表までしっかりと確認した方がいいでしょう。

値段が高い

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「アニモンダは値段が高い」というレビューも確認できました。

アニモンダは人間でも食べられる高品質な原材料が使われたプレミアムフードということで、100gあたりの値段は約280円と確かに安くはありません。
(※”フォムファインステン デラックスドライフード”の1.75kgサイズの販売価格を参考にしています)

いくら品質のいいフードを愛猫に与えたいといっても継続できなければほとんど意味がないので、現実的に継続購入できる値段かどうかという点まで考慮して購入を検討することをおすすめします。

我が家の猫には合わなかった

悪い口コミ・評判の中には、「我が家の猫には合わなかったようで軟便・下痢気味になった」といったレビューや、「吐く回数が増えた」というレビューもありました。

軟便・下痢の原因として考えられるのは、餌の急な切り替え食物アレルギーです。

まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、アニモンダに慣れるまで一時的に軟便・下痢気味になる可能性があります。

餌の切り替えが急すぎると消化不良の原因を特定しづらくなってしまうので、1週間から10日はかけてゆっくりと餌を切り替えることをおすすめします。

 

次の食物アレルギーに関してですが、アニモンダにはコーン(とうもろこし)が使われているラインナップがありますが、穀物の中でもとうもろこしはアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

また、穀物全般が体質に合わない猫もいますし、特定の動物性タンパク源やイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。

もし食に敏感でお腹が弱い愛猫にアニモンダを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも注目して購入を検討するといいでしょう。

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キャットフード「アニモンダ」の総合評価

アニモンダ(猫用)の良い口コミ・評判

アニモンダ(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「年齢や飼育環境に合わせてフードを選べるのがいい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダからは様々な風味や形状のキャットフードが販売されているだけでなく、原材料の内容や成分バランスが細かく調整されたキャットフードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(39件)
  • 我が家の猫には合っている(12件)
  • 成分バランスがいい(9件)

という結果になっています。

食いつきがいい

今回調査した口コミ・評判の中で一番多かったのが、食いつきのよさを評価するレビューでした。

ただ、食いつきの悪さを指摘するレビューが31件、食いつきのよさを評価するレビューが39件という割合を踏まえると、アニモンダは一般的なキャットフードよりも嗜好性が低めという印象を受けます。

食いつきが悪いというレビューが目立つ理由は悪い口コミ・評判の項目で説明した通りですが、アニモンダからは特別に成分バランスが調整されたフードが販売されていることも理由の1つかもしれません。

アニモンダに限った話ではないですが、タンパク質やリン、ナトリウムなどの含有量が制限されたフードは嗜好性が低い傾向にあります。

我が家の猫には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」といった内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、アニモンダはほぼすべてのラインナップに動物性原材料が主原料として使われていることです。

その一方で、安さをウリにしているほとんどのドライフードには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手です。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

 

また、穀物の中でも小麦ととうもろこしはアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、アニモンダは小麦グルテンフリーのレシピを採用したフードや、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したフードも取り揃えています。

このことから、食に敏感でお腹が弱い愛猫にも対応しやすいです。

成分バランスがいい

次に多かった良い口コミ・評判は、「アニモンダは成分バランスがいい」といった内容のレビューです。

アニモンダは猫の食の好みだけでなく、年齢や体質や飼育環境に合わせた様々なキャットフードを取り扱っています。

ドライフード、ウェットフードのどちらも種類が豊富で、アニモンダのフードだけで様々な状況に対応できることは大きな強みです。

アニモンダ(猫用)の口コミ・評判まとめ

アニモンダ(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのにあまり食べない」、「リニューアル前後で内容が変わった」、「市販の国産フードに比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、アニモンダ(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「年齢や飼育環境に合わせてフードを選べるのがいい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダからは様々な風味や形状のキャットフードが販売されているだけでなく、原材料の内容や成分バランスが細かく調整されたキャットフードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきは今ひとつ
  • リニューアル前は良かった
  • 値段が高い
  • 我が家の猫には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 我が家の猫には合っている
  • 成分バランスがいい

キャットフード「アニモンダ」の種類

アニモンダは猫の年齢や体質、食の好みに合わせて原材料の内容と成分バランスを調整した様々なドライフードとウェットフードを取り揃えており、特にウェットフードのラインナップが豊富になっています。

ドライフード

シリーズ ラインナップ
フォムファインステン デラックス 子猫用:1種類、成猫用:5種類、シニア猫用:1種類
カーニー ドライ 子猫用:1種類、成猫用:2種類
インテグラプロテクト 「腎臓ケア/糖尿ケア/pHケア/アレルギーケア/胃腸ケア」が各1種類

ドライフードは【フォムファインステン デラックス】と【カーニー ドライ】、【インテグラプロテクト】の3シリーズです。

【フォムファインステン デラックス】は主食用ドライフードで、子猫用とシニア猫用が1種類ずつ、1歳以上の成猫用が5種類というラインナップになっています。

【カーニー ドライ】も主食用ドライフードで、子猫用が1種類、成猫用が2種類というラインナップです。

【インテグラプロテクト】に関しては特別に成分バランスが調整されたドライフードなので、ご自身だけの判断で愛猫に与えるのは避けるようにしてください。

ウェットフード

シリーズ ラインナップ
フォムファインステン 子猫用:4種類、成猫用:10種類、シニア用:3種類
フォムファインステン マイルドメニュー 成猫用:5種類
フォムファインステン ムース 成猫用:6種類
フォムファインステン ミルキース 成猫用:4種類
フォムファインステン グルメ 成猫用:6種類
フォムファインステン inソース 成猫用:4種類
フォムファインステン パウチ 成猫用:6種類
フォムファインステン デリ 成猫用:6種類
カーニー オーシャン 全年齢用:5種類
カーニー ミート 子猫用:7種類、成猫用:16種類、シニア猫用:2種類
カーニー カントリー 成猫用:6種類
カーニー パウチ 成猫用:7種類
カーニー ドリンク 全年齢用:2種類
カーニー デュオ 成猫用:4種類
インテグラプロテクト 腎臓ケア:8種類、糖尿ケア:6種類、pHケア:6種類、アレルギーケア:6種類、胃腸ケア:1種類

ウェットフードはドライフードよりも種類が豊富ですが、【インテグラプロテクト】はドライフードのシリーズと同じように、特別に成分バランスが調整されたシリーズという点は必ず押さえておいてください。

【フォムファインステン】は”ムース”や”ミルキース”、”グルメ”や”inソース”など、様々な風味や形状のウェットフードを取り揃えており、愛猫の食の好みに合わせて選びやすくなっています。

そして、【カーニー】には、心臓・肺・肉・肝臓・魚介といった新鮮な肉原材料が贅沢に使われているのが特徴です。

おやつ

シリーズ ラインナップ
ミルキース 4種類
フォムファインステン スナックプディング 2種類
インテグラプロテクト 1種類

【ミルキース】は外はカリカリ、中はしっとりという2層構造のおやつです。

こういった食感から好き嫌いがハッキリと分かれるかもしれませんが、全てのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているので、小麦グルテンや穀物全般にアレルギーのある猫にも与えることができますよ。

【フォムファインステン スナックプディング】については、なめらかな触感を楽しめるウェットタイプの猫用おやつです。

【インテグラプロテクト】のおやつは低タンパク・低リンになっていることに加えて、【ミルキース】と同じようにグレインフリーのレシピを採用しています。

アニモンダのお試しサンプルについて

公式サイトと楽天市場、Amazonで調査してみた限りでは、アニモンダのお試しサンプルの無料配布や有料販売は行われていませんでした。

ただ、どちらにせよお試しサンプルくらいの少量だと、愛猫の食いつきや体質に合っているかどうかの判断がしっかりとできません。

このことから少量サンプルのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいはお試しするつもりで本商品を購入してみて、愛猫に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。

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キャットフード「アニモンダ」の総合評価

アニモンダ(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
鳥肉粉(低灰)、ライス、コーン、鳥脂肪、コーンタンパク、牛脂肪、魚油、鳥レバー、ビートパルプ、加水分解鳥タンパク、イースト、乾燥全卵、オート麦繊維、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、チコリ繊維、ユッカシジゲラ、L-カルニチン、ミネラル
※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、アニモンダ(猫用)の原材料の安全性を評価していきます!
(※表は「フォムファインステン デラックス ドライフード」の原材料一覧です)

合成保存料・香料・着色料は不使用

アニモンダの大きな特徴と言えば、やはり合成保存料・香料・着色料といった添加物が一切使われていないことでしょう。

一部のキャットフードにはBHA・BHTといった人工の酸化防止剤や、赤色●号・黄色●号といった人工の着色料が使われています。

人工の酸化防止剤は天然由来のものより効果が強力というメリットがあるものの、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているため、猫目線で考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

 

それに対して、それらの添加物が一切使われていないアニモンダは、人間ではなく猫の立場になって作られたキャットフードと捉えることができますね。

また、「フォムファインステン デラックス ドライフード」には穀物が使われていますが、アニモンダはグレインフリーのレシピを採用したラインナップまで取り揃えていることも強みと言えるでしょう。

アニモンダ(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 30%
脂質 18%
粗繊維 2.1%
粗灰分 6%
水分 8%
カルシウム 0.9%
リン 0.7%
マグネシウム 0.08%
オメガ6脂肪酸 3%
オメガ3脂肪酸 0.35%
タウリン
(kgあたり)
2.4g
エネルギー
(100gあたり)
403kcal

原材料の次は、アニモンダ(猫用)の成分を評価していきます。
(※表は「フォムファインステン デラックス ドライフード」の成分値です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アニモンダの「フォムファインステン デラックス ドライフード」の脂質は18%、100gあたりのカロリーは403kcalとやや高めです。

脂質とカロリーがやや高めという成分バランスを踏まえると、どちらかと言えば運動量が多くて活発な猫や食が細い猫向けの商品と言えます。

また、アニモンダからは脂質とカロリーが控えめに調整されたドライフードも販売されているので、運動量が控えめで消費カロリーが少ない成猫にも対応することができます。

カルシウム・リン・マグネシウムのバランス

「フォムファインステン デラックス ドライフード」のカルシウム含有量は0.9%、リン含有量は0.7%、マグネシウム含有量は0.08%ということで、3つのミネラルの比率は【カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.09】となります。

そして、3つのミネラルの理想的なバランスは【1:0.8:0.08】と考えられており、アニモンダのミネラルバランスはほとんど理想通りのバランスになっています。

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キャットフード「アニモンダ」の総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
250g 1,540円 1,540円 1,540円
1.75kg 4,950円 4,950円 4,950円

公式サイトと楽天市場、Amazonでアニモンダ(猫用)の「フォムファインステン デラックス ドライフード」の販売価格を調査してみたところ、最安値はどこも同じという結果になりました。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

日本でもアニモンダの取扱店が増えてきましたが、まだまだ店舗で販売されていることが少ないプレミアムフードなので、アニモンダをお試しするなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、まとめ買いで送料無料となる販売店もありますからね。

ただ、「どうしても店舗で実物を確認してから購入したい」というこだわりがあるなら、アニモンダの公式サイトの取扱店検索ページで最寄りの取扱店を探してみてください。
ショップリスト|animonda

キャットフード「アニモンダ」の総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.0
安全性 4.0
食いつき 1.0
コスパ 3.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,540円/250g
4,950円/1.75kg
※フォムファインステン デラックス ドライフード
※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドイツ
販売会社 ジャーマンペット株式会社

当サイトのキャットフード「アニモンダ」の総合評価はCランクです。

食いつきの悪さを指摘するレビューの割合を踏まえて食いつきの項目は1点としたものの、合成保存料・香料・着色料といった添加物が一切使われておらず、年齢や飼育環境に合わせた様々なキャットフードを取り揃えているのは大きな魅力です。

とは言え、いくら品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。