
イタリアを拠点にして世界30ヶ国以上の国で販売されており、ヨーロッパでは知らない人の方が少ないと言っても過言ではないナチュラルペットフード「almo nature(アルモネイチャー)」。
今回はそんなアルモネイチャーを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を113件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
アルモネイチャー(猫用)の悪い口コミ・評判
アルモネイチャー(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのにあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」、「市販の国産フードと比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、猫は食の好みが激しい動物ということや、餌の切り替え方やタンパク源の種類が関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきは今ひとつ(14件)
- 我が家の猫には合わなかった(5件)
- 値段が高い(4件)
という結果になっています。
(※口コミ・評判は2020年10月に楽天、Amazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)
食いつきは今ひとつ
アルモネイチャーの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食べない・食べなくなった」という食いつきの悪さを指摘するレビューでした。
食いつきがいいというレビューに比べれば件数は少ないですが、どんな猫でも絶対に食いつきがいいフードはまず存在しないというのも事実です。
ただ、アルモネイチャーは様々なドライフードやウェットフードを取り揃えており、愛猫の食の好みに合わせて風味を選びやすいことは強みと言えます。
我が家の猫には合わなかった
次に多かった悪い口コミ・評判は、「我が家の猫には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」というレビューでした。
軟便・下痢の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。
まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、アルモネイチャーに慣れるまで一時的に下痢・嘔吐といった消化不良を起こす可能性があります。
次の食物アレルギーに関してですが、アルモネイチャーのドライフードには穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にあるトウモロコシが使われています。
また、牛肉や豚肉などの特定の動物性タンパク源や、穀物全般が体質に合わないこともあります。
そのため、食に敏感でお腹が弱い愛猫にアルモネイチャーを与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも注目して購入を検討するといいでしょう。
値段が高い
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「アルモネイチャーは値段が高い」といったレビューです。
アルモネイチャーは肉原材料の割合が比較的多いだけでなく、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないプレミアムフードなので、市販の激安フードと比較すると確かに値段が高いです。
いくら品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、現実的に継続できる値段かどうかまで考えて購入を検討することをおすすめします。
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アルモネイチャー(猫用)の総合評価
アルモネイチャー(猫用)の良い口コミ・評判
アルモネイチャー(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、アルモネイチャーは様々な風味や形状のキャットフードを取り揃えていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(57件)
- 我が家の猫には合っている(17件)
- 原材料に安心感がある(16件)
という結果になっています。
食いつきがいい
今回調査した全113件の口コミ・評判のうち、半数以上を占めていたのが「食いつきがいい」というレビューでした。
食いつきの悪さを指摘するレビューとの割合を踏まえても、アルモネイチャーの嗜好性は一般的なキャットフードよりワンランク上と捉えていいでしょう。
アルモネイチャーは特にウェットフードの種類が豊富で、お気に入りの風味をドライフードにトッピングしたりしつけ後のご褒美など色々な与え方ができます。
また、おかず用だけでなく主食用ウェットフードまで取り揃えているので、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。
我が家の猫には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「我が家の猫には合っている」というレビューです。
この理由として考えられるのは、アルモネイチャーのドライフードには動物性原材料が主原料として使われていることに加えて、小麦が使われていないことです。
対照的に、フードの価格が安くなるほど肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手です。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢・嘔吐といった消化不良の原因になりえます。
また、小麦は穀物の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にあり、体質によっては小麦が使われているフードが合わない猫もいます。
それと、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーの原因になることもありますが、アルモネイチャーにはそれらの添加物が使われていないことも評価できます。
原材料に安心感がある
良い口コミ・評判の中には、「アルモネイチャーは原材料に安心感がある」といった内容のレビューもありました。
一部のキャットフードには人工の酸化防止剤や着色料が使われていますが、先ほどの項目でも触れた通り、アルモネイチャーにはそれらの添加物が使われていません。
猫にとって必要のないものが使われていないアルモネイチャーは、人間ではなく猫の立場になって作られたキャットフードと捉えることができますね。
アルモネイチャー(猫用)の口コミ・評判まとめ
アルモネイチャー(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのにあまり食べない」、「我が家の猫には合わなかった」、「市販の国産フードと比べると高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、アルモネイチャー(猫用)の良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「我が家の猫には合っている」、「安心して愛猫に食べさせられる」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、アルモネイチャーは様々な風味や形状のキャットフードを取り揃えていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
- 食いつきは今ひとつ
- 我が家の猫には合わなかった
- 値段が高い
- 食いつきがいい
- 我が家の猫には合っている
- 原材料に安心感がある
キャットフード「アルモネイチャー」の種類
アルモネイチャーはドライタイプのキャットフードとウェットタイプのキャットフードを取り揃えており、特にウェットフードのラインナップが多くなっています。
ドライフード
- 成猫用 フレッシュチキン
- 成猫用 フレッシュターキー
- 成猫用 フレッシュビーフ
- 成猫用 フレッシュフィッシュ
- 子猫用 フレッシュチキン
- 成猫用 消化サポート フレッシュラム
- 成猫用 ユリナリーサポート フレッシュチキン
- 成猫用 ヘアボールコントロール フレッシュチキン
- 成猫用 ヘアボールコントロール フレッシュサーモン
- 成猫用 避妊・去勢用 フレッシュサーモン
- 成猫用 避妊・去勢用 フレッシュビーフ
アルモネイチャー(猫用)のドライフードの種類は上記の通りです。
どれも毎日の主食として与えられるドライフードで、メインのタンパク源(風味)が違うフードだけでなく、特定の悩みに合わせて原材料の内容や成分バランスを調整したフードまで取り揃えています。
このことから、愛猫の食の好みだけでなく、体質に配慮してフードを選べます。
ウェットフード
シリーズ名 | 商品名 |
---|---|
デイリーメニュー | ターキーとダック、ミートボール入りお肉のご馳走 |
まぐろとタラ入りお肉のムース | |
マス、ミートボール入りお肉のご馳走 | |
牛肉、ミートボール入りお肉のご馳走 | |
ターキームース | |
ダックムース | |
チキンムース | |
サーモンムース | |
ラムムース | |
ラビットムース | |
海魚ムース | |
まぐろとチキン入りお肉のムース | |
まぐろとサーモン入りお肉のムース | |
まぐろとタラ入りお肉のムース | |
ダック入りのソフトムース・キャット | |
ラビット入りのソフトムース・キャット | |
サーモン入りのソフトムース・キャット | |
チキン入りのソフトムース・キャット | |
ビーフ入りのソフトムース・キャット | |
子牛肉入りのソフトムース・キャット | |
七面鳥入りのソフトムース・キャット | |
チキン | |
ダック | |
ビーフ | |
ラビット | |
子牛肉 | |
七面鳥 | |
チキンとサーモンのミートボール | |
ツナとサーモンのミートボール | |
チキンとビーフのミートボール | |
子牛肉とラムのミートボール | |
鴨とチキンのミートボール | |
たらとエビのミートボール | |
牛肉、ミートボール入りお肉のご馳走 | |
マス、ミートボール入りお肉のご馳走 | |
ターキーとダック、ミートボール入りお肉のご馳走 | |
HFC ナチュラル | 大西洋まぐろのご馳走 |
太平洋まぐろのご馳走 | |
鶏肉とまぐろのご馳走 | |
まぐろと小エビのご馳走 | |
まぐろとシラスのご馳走 | |
鶏の胸肉のご馳走 | |
鶏肉のフィレ | |
まぐろとチキン、ハムのご馳走 | |
まぐろとチキン、チーズのご馳走 | |
まぐろとイカのご馳走 | |
さばのご馳走 | |
サーモンのご馳走 | |
オルタナキャット・太平洋まぐろのご馳走 | |
オルタナキャット・大西洋まぐろのご馳走 | |
オルタナキャット・チキン胸肉のご馳走 | |
HFC ジェリー | まぐろ・ジェリーのご馳走 |
ツナフィレ&ロブスター | |
まぐろとえび・ジェリー | |
まぐろとしらす・ジェリー | |
まぐろ・ジェリー | |
まぐろと舌平目・ジェリー | |
チキン・ジェリー | |
まぐろとしらすのご馳走 | |
まぐろとチキンのご馳走 | |
サーモンとパンプキンのご馳走 | |
チキンフィレのご馳走 | |
HFC コンプリート | 子猫用 サーモンとまぐろ |
キャロット入りサーモンとまぐろ | |
ズッキーニ入り鶏肉とまぐろ | |
ツナとパンプキン | |
サバとスイートポテト | |
チキンとグリーンビーンズ | |
チキンとキャロット | |
シニア用 ズッキーニ入りサーモンとまぐろ | |
ステアライズド | チキン |
マス | |
(パウチ) | チキン入りのご馳走 |
たら入りのご馳走 | |
ユリナリーサポート | ホワイトミート |
ダック | |
(パウチ) | チキン入りのご馳走 |
フィッシュ入りのご馳走 | |
消化サポート | 舌平目 |
ターキー | |
ホリスティック | メンテナンス オイリーフィッシュ |
メンテナンス 舌平目 | |
メンテナンス マス | |
メンテナンス ハム | |
メンテナンス エビ | |
キトン ホワイトミート | |
シニア チキン | |
オーガニック | チキン |
ビーフ | |
ターキー | |
サーモンとパンプキンのご馳走 | |
センシティブ | フィッシュ入りのご馳走 |
ポールトリー入りのご馳走 | |
ヘアボールコントロール | チキン入りのご馳走 |
ビーフ入りのご馳走 |
アルモネイチャー(猫用)はウェットフードの種類が特に多く、「デイリーメニュー」や「HFCナチュラル」、「HFCコンプリート」などの様々なシリーズがあります。
ウェットフードを選ぶにあたって気をつけなければいけないのが、”おかず用フード”も販売されていることです。
おかず用フードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れられないので、主食として与える場合は主食用から選んであげてくださいね。
アルモネイチャーのお試しサンプルについて
公式サイトやその他の通販サイトを見る限り、アルモネイチャーのお試しサンプルの配布や販売は行われていませんでした。
そのため、アルモネイチャーのドライフードをお試しするなら、最低でも400gサイズの本商品を1袋は購入しないといけません。
ただ、400gサイズだとざっくりとした食いつきの判断くらいしかできないので、フードを切り替える場合は2~3ヶ月間は同じフードを継続して与えてみて、愛猫の食いつきと変化をじっくりと確認することをおすすめしています。
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アルモネイチャー(猫用)の総合評価
アルモネイチャー(猫用)の原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキン46%(フレッシュチキン26%、ドライチキン20%)、トウモロコシ(遺伝子組み換えでない)、米、玄米粉、加水分解された動物性タンパク質、鶏脂肪、ドライビーフ 1,3%、ミネラル、マンナンオリゴ糖 0.1%、植物由来チコリから抽出イヌリン-フラクトオリゴ糖FOS 0.1%を含む ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、アルモネイチャー(猫用)の原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「成猫用 フレッシュチキン」の原材料一覧です)
猫にとって必要のないものは不使用
アルモネイチャーのキャットフードの大きな特徴と言えば、口コミ・評判の項目で触れた通り、猫にとって必要のないものが使われていないことでしょう。
それに対して、一部のキャットフードにはBHA・BHTといった人工の酸化防止剤や、赤色●号・黄色●号といった人工の着色料が使われています。
人工の酸化防止剤は天然由来のものより効果が強力というメリットがあるものの、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫目線で考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。
また、穀物が主原料として使われているキャットフードも少なくありませんが、アルモネイチャーには肉類が主原料として使われており、【猫本来の食事に近いワンランク上のフード】と言えるでしょう。
アルモネイチャー(猫用)の成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 32%以上 |
粗脂肪 | 16%以上 |
粗繊維 | 1.5%以下 |
粗灰分 | 7.2%以下 |
水分 | 9%以下 |
カルシウム | 1.5% |
リン | 1.1% |
マグネシウム | 0.11% |
オメガ6脂肪酸 | 3.1% |
オメガ3脂肪酸 | 0.29% |
カロリー (100gあたり) |
394.0kcal |
原材料の次は、アルモネイチャー(猫用)の成分を評価していきます。
(※表はドライフード「成猫用 フレッシュチキン」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ドライフード「成猫用 フレッシュチキン」のタンパク質は32%以上、脂質は16%以上、100gあたりのカロリーは394.0kcalと、適度にタンパク質と脂質を含みつつも高カロリーなドライフードになっています。
このような成分バランス上、食が細くてたくさんの量が食べられない成猫用の主食として特におすすめです。
対照的に、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫用フードを探している・・・という場合には、高カロリーな「成猫用 フレッシュチキン」は選択肢から外れます。
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アルモネイチャー(猫用)の総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
400g | 1,210円 | 1,210円 | 1,157円 |
2kg | 3,630円 | 3,630円 | 3,080円 |
12kg | 15,730円 | 15,730円 | 15,730円 |
アルモネイチャーの販売元のからだ想いの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでドライフード「成猫用 フレッシュチキン」の販売状況を調査してみたところ、12kgサイズについては公式通販サイトの価格と楽天・Amazonの最安値は同じでした。
そして、400g・2kgの2サイズの最安値はAmazonという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)
日本でもアルモネイチャーの取扱店が増えてきましたが、まだまだ店頭で販売されていることが少ないプレミアムフードなので、アルモネイチャーをお試しするなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、送料無料となる販売店もありますからね。
アルモネイチャー(猫用)の総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.0 |
成分 | 3.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.0 |
コスパ | 4.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 1,157円/400g 3,080円/2kg 15,730円/12kg ※ドライフード「成猫用 フレッシュチキン」 ※2023年7月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | イタリア (ドライフード) |
販売会社 | 株式会社からだ想い |
当サイトのアルモネイチャー(猫用)の総合評価はBランクです。
タンパク源の種類や成分バランスを調整したドライフードを取り揃えており、どのラインナップにも動物性原材料が主原料として使われていること、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことは評価できます。
また、選ぶのを迷ってしまうくらいたくさんのウェットフードがあることも魅力です。
プレミアムフードの中では手に取りやすい価格で販売されていますし、「愛猫には品質と価格のバランスが獲れたフードを与えたい」と考えているなら、アルモネイチャーを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。