79種類のキャットフードを5つの項目で徹底評価!おすすめの猫の餌3選

「愛猫には安全性にしっかりと配慮されたキャットフードを食べてもらいたいけど、かといって食いつきが悪いのは困る」

「毎日ずっと与えるものだから、できるだけコスパのいいキャットフードを与えたい」

愛猫のキャットフードを選ぶにあたって、このような悩みを抱えている方は多いでしょう。

この記事では79種類のキャットフードを5つの項目で比較し、自信を持っておすすめできるキャットフードを3種類紹介しているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

愛猫にあったキャットフードの選び方のポイント

ひとくくりに「キャットフード」と言っても、現在は選ぶのに迷ってしまうくらいたくさんのキャットフードが販売されていますよね。

種類が多すぎてどれを選べばいいか分からないかもしれませんが、基本的なポイントさえ押さえておけば愛猫のキャットフード選びで迷うことはありません。

まずはじめに、キャットフードを種類別(形状)・年齢別(子猫〜シニア猫)に分けて掘り下げつつ、原材料と成分にも注目したキャットフードの選び方を押さえておきましょう。

形状の種類に注目してキャットフードを選ぶ

キャットフードの形状は「ドライフード」、「ウェットフード」、「セミモイストフード」、「ソフトドライフード」の4種類に分けられています。

ドライフード(カリカリ)

キャットフードと聞いた時、多くの方が最初に想像するのがドライフードでしょう。

カリカリとした食感から”カリカリ”とも呼ばれており、現在では最も主流になっている猫の餌です。

ドライフードはウェットフードに比べて価格が安く、お試しサイズから多頭飼い用の大容量サイズまで販売されています。

 

また、容量が大きくなるほどグラムあたりの価格が安くなり、開封後の賞味期限も約1ヶ月程度と長持ちするためコスパがいいです。

ただし、空気に触れることで酸化が進行して風味と品質が落ちていくので、賞味期限内に愛猫が食べ切れるサイズを選んだ上で、直射日光と高温多湿を避けて冷暗所で密閉保存するようにしましょう。

ウェットフード

カリカリと乾燥したドライフードに対して、ウェットフードは水分含有量が75%と多くて歯や顎が弱った猫でも食べやすいです。

また、ウェットフードはドライフードより香りが強いのも特徴で、ドライフードよりも食いつきがいい傾向があります。

水分量が多いウェットフードは栄養を摂り入れながら水分補給できることもメリットですが、ドライフードよりも価格が高めで開封後はすぐに使い切らなければならないのがデメリットです。

 

使いきれなかった分はラップをかけて冷蔵保存してもいいですが、それでも1日を目安に使い切らなければいけません。

ちなみに、ドライフードの開封前の賞味期限は製造日から約1年半、ウェットフードの場合は製造日から約2~3年と長いので、買い溜めしておく分には問題ないですよ。

セミモイスト/ソフトドライ

セミモイストフードとソフトドライフードの水分含有量は25~35%となっており、ドライフードとウェットフードの中間的なフードと言えます。

なお、加熱発泡処理していない半生タイプのフードをセミモイストフード、加熱発泡処理されたフードをソフトドライフードと呼びます。

ドライフードよりも食いつきがいい傾向にあり、ウェットフードよりも長く保存できるのがセミモイストフードとソフトドライフードのメリットですが、酸化を防ぐために人工添加物(防腐剤・酸化防止剤)が使われていることが多いのがデメリット。

 

また、セミモイストフードとソフトドライフードは商品数自体が少ないため、ドライフードとウェットフードのどちらかを愛猫に与えている方がほとんどです。

さらに言うと、コスパと扱いやすさからドライフードを主食として食べさせている方が多いです。

愛猫の年齢に対応したキャットフードを選ぶ

最近は全年齢に対応したフードも販売されていますが、猫の年齢によって成分バランスが細かく調整されたフードを販売しているメーカーも多いです。

迷った時には全年齢対応のフードを選べば大丈夫ですが、選びやすいように成分バランスの違いを簡単に解説しておきます。

子猫用

子猫の頃は育ち盛りでたくさんの栄養が必要ということもあり、成猫用のキャットフードに比べて高タンパク質&高カロリーになっています。

固形物を食べ慣れていないとドライフードを上手く食べられない可能性があるので、最初のうちはドライフードをぬるま湯でふやかしたりウェットフードを食べさせるといいでしょう。

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成猫用

成猫用は子猫用に比べるとタンパク質と脂質、カロリーが控えめな商品が多く、食欲旺盛で給餌量の調整が難しい猫向けに脂質とカロリーがかなり控えめなフードや、ミネラルバランスが細かく調整されたフードなど種類が豊富です。

そして、現在の飼い猫は室内飼いされていることが多いことから、室内飼いの猫向けに成分バランスが調整されたフードを販売しているメーカーも多いです。

給餌量の調整がきちんとできるならどのフードを選んでも大丈夫ですが、運動量が多い活発な猫には高カロリーなフードを、食べすぎてしまう傾向のある猫には低カロリーなフードを・・・といったように、運動量や食事量に合わせてフードを選ぶといいでしょう。

シニア猫用

シニア猫用のフードは「7歳/11歳/15歳/17歳/20歳」といったように、細かく年齢が切り分けられています。

メーカーによって成分バランスに差があるものの、対応年齢が上がるごとにミネラルバランスを微調整していたり、11歳以上からは食が細くてたくさんの量が食べられないシニア猫に配慮して高カロリーに仕上げられていることがほとんどです。

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高齢猫(シニア・老猫)におすすめのキャットフード5選

全年齢対応

全年齢対応のキャットフードは高タンパク&高カロリーな商品が多く、歳の離れた猫を多頭飼いしていても餌を分ける必要がないのがメリットです。

その反面、高カロリーな全年齢対応フードは餌を食べすぎてしまう傾向のある猫用フードとしては向いていません。

ただ、給餌量の調整さえしっかりできればずっと与えることができるフードですし、成分バランスにこだわりがないなら全年齢対応のフードを選ぶのが一番お手軽です。

原材料に注目してキャットフードを選ぶ

猫にとって重要な栄養素はタンパク質で、肉食動物の猫は植物性タンパク質よりも動物性タンパク質の方が消化吸収率が高いと考えられています。

そして、猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手なことから、良質な肉原材料が主原料として使われているキャットフードを選ぶことをおすすめします。

原材料の項目は使用している割合が多い順に記載しなければいけないというルールがあるので、一番左上に記載されている原材料に注目しつつ、原材料の品質が明記されているかどうかも確認してみてください。

 

それと、肉類といっても鶏肉・魚肉・牛肉・豚肉など様々な肉原材料があります。

1種類の肉原材料だけが好きな猫もいれば色々な肉が使われているフードが好きな猫、特定の肉原材料にアレルギーのある猫もいるので、肉原材料の種類もしっかりと確認した上で購入するといいでしょう。

 

そして、キャットフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われている商品があります。

酸化防止剤はドライフードの酸化を防ぐために欠かせない添加物ですが、最近は安全性に配慮して天然由来の酸化防止剤が使われているフードが増えてきています。

また、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目で良し悪しを判断していないので、着色料を使って色味をつける意味はありません。

そのため、安全性最優先で愛猫のフードを選びたいと考えているなら、人工の酸化防止剤や着色料が使われていないフードをおすすめします。

成分に注目してキャットフードを選ぶ

キャットフードの中には繊維質が豊富な商品や脂質とカロリーが控えめに調整された商品など、猫の体質や飼育環境に合わせて成分バランスが調整された商品があります。

標準的な活動量の猫の主食(ドライフード)には脂質が15~20%程度、繊維質が3%程度、100gあたりのカロリーが360~400kcal程度の商品をおすすめしますが、便秘気味の愛猫の毎日のスッキリに配慮したい場合はより繊維質が含まれた商品を、食欲旺盛で給餌量の調整が難しい猫には脂質とカロリーがより控えめな商品を選ぶのがおすすめです。

その逆に、運動量が活発で消費カロリーが多い猫や食が細くてたくさんの量が食べられない猫、給餌量をしっかりと守れる猫には高カロリーなフードを選んでも問題ありません。

79種類のキャットフードを5つの項目で徹底評価!

当サイトではキャットフードを【原材料の品質はどれくらい高いか】、【成分バランスは理想的と言えるか】、【安全性に配慮された原材料が使われているか】、【食いつきはいいか】、【コスパはいいか】の5項目で評価しています。

「原材料」の評価基準

原材料の項目はグレインフリー・グルテンフリーではない場合、穀物が主原料として使われている場合が減点対象です。

また、“等・類”といった曖昧な表記や“家禽・ミート”といったように具体的に何の肉が使われているか分からない場合も減点しています。

ちなみに、”ミール”という原材料を見てほとんど栄養価のない肉副産物を連想する方もいると思いますがが、公式サイトやパッケージに”人間でも食べられる品質”と説明されている場合は減点していません。

なお、当サイトでは国産なのか海外産なのかは重要視していません。

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「成分」の評価基準

成分の項目は動物性タンパク質がたっぷりと含まれているか、タンパク質・脂質・カロリーが高すぎる、あるいは低すぎないか、カルシウム・リン・マグネシウムのバランスがしっかりと調整されているかを評価しています。

タンパク質に関しては32~40%、脂質に関しては15~20%、カロリーに関しては360~400kcal(100gあたり)を目安にしつつ、数値に大きな開きがある場合は減点しました。

また、理想的なミネラルバランスは【カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08】と考えられているため、3つのミネラルがアンバランスな場合も減点対象としています。

「安全性」の評価基準

安全性の項目に関しては、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった添加物が使われている場合が減点対象になります。

また、“動物性油脂”には人工の酸化防止剤が使われている可能性があるため、動物性油脂が使われている場合も減点しています。
(※動物性油脂に使われている酸化防止剤は原材料一覧に記載しなくてもいいことになっています)

それと、”タンパク加水分解物”が使われているフードに関しては、製造方法についての説明がない場合は減点しています。

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「食いつき」の評価基準

食いつきの項目は、通販サイトやSNSの口コミの比率をもとに評価しました。

“食いつきが悪い”という口コミが多い場合は段階的に減点していますが、愛猫とお試ししたことがあるキャットフードに関しては、お試しした結果も参考にして最終的な評価をしています。

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「コスパ」の評価基準

コスパの項目は100gあたりの価格を参考にし、お試しサンプル品がある商品や初回割引、定期割引といった割引特典がある商品は加点しています。

愛猫のためにどれだけ品質のいいフードを購入しても、継続して与えられないのならあまり意味がありません。

そのため、愛猫の餌代に月々いくらくらいかけられるかを冷静に考え、価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入することをおすすめしています。

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全キャットフード一覧

総合評価 評価基準
Sランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が4.3以上
Aランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が3.9〜4.2
Bランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が3.5〜3.8
Cランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が3.1〜3.4
Dランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が2.7〜3.0
Eランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が2.6以下

※キャットフード名をクリックすると詳細ページに移動します。

総合評価 商品名
Sランク エリザベス
グランツ
ジャガー
デイリーディッシュ
ピュリナワン パウチ
モグリッチ
ロニー
Aランク アカナ
アズミラ
アーテミス
アートゥー
犬猫生活
オリジン
カナガン
カナガン(ウェット)
カナガンデンタル
キアオラ
シンプリー
セレクトバランス
ソリッドゴールド
ナチュラハ グレインフリー
ナチュラルバランス
ハロー
ピュアボウル
ピュリナワン
ピュリナワン グレインフリー
ブッチ
ブラバンソンヌ
みらいのキャットフード
モグニャン
レオナルド
ワイルドレシピ
Bランク アイムス
アボダーム
アルモネイチャー
ヴェラス
カークランド
カントリーロード
キャットスタンス
クプレラ
サイエンスダイエット
シシア
ジウィピーク
ナウフレッシュ
ナチュラルチョイス
ハッピーキャット
ファインペッツ
ファーストチョイス
フィリックス
ブリスミックス
プロプラン
プロフェッショナルバランス
ホリスティックレセピー
ヤラー
ロイヤルカナン
Cランク アニモンダ
ウェルネス
オールウェル
銀のスプーン
銀のスプーン 三ツ星グルメ
ドクターズダイエット
ニャミー
ねこ元気
ねこひかり
ビューティープロ
ミャウミャウ
メディファス
Dランク エルモ
懐石
キャネット
キャラットミックス
コンボ
シーバ
フォルツァ10
モンプチ
ラシーネ
ルナ
Eランク カルカン
スマック

5項目で徹底比較!おすすめキャットフード3選

79種類のキャットフードの中で、総合評価が高かった3種類のキャットフードを紹介します。

ジャガー

ジャガーキャットフードと猫3

項目 詳細
原材料 5.0
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 3.0
総合評価 Sランク
価格/内容量 通常購入:4,708円/1.5kg
定期購入:4,237円/1.5kg
原産国 イギリス

ジャガーは肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質のもとになるチキン、鴨肉、サーモン、マスを贅沢に使ったグレインフリーフードです。

ジャガーには人工の香料や調味料は使われていませんが、それでも食いつきがいいという評判が多いのは、たっぷりと使われた肉原材料そのものの香りで嗜好性が高められている裏付けになりますね。

また、肉類だけでは摂り入れられない栄養を補うために様々な野菜や果物を配合していることも見逃せません。

高タンパク&高脂質なジャガーは育ち盛りの子猫や運動量の多い活発な猫にぴったりですし、愛猫が鶏肉ベースのフードが好みならきっと気に入ってくれるでしょう。

グランツ

グランツキャットフードと猫

項目 詳細
原材料 5.0
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 3.0
総合評価 Sランク
価格/内容量 通常購入:4,290円/1.5kg
定期購入:3,861円/1.5kg
原産国 フランス

フランス発のプレミアムフードのグランツ。

グレインフリー、人間でも食べられる品質の原材料、危険性のある人工添加物が使われていないという3つの要素はしっかりとクリアしており、穀物の代わりに炭水化物が少なく消化の負担になりにくいさつまいもを使っています。

また、室内飼いで運動量の少ない日本の飼い猫に配慮してか、一般的なグレインフリーフードと比較すると脂質とカロリーがやや控えめに調整されています。

そして、繊維質は4.5%と多めに配合されているため、愛猫の毎日のスッキリや毛玉ケアに配慮したいという場合にもおすすめです。

ロニー

項目 詳細
原材料 5.0
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 2.0
総合評価 Sランク
価格/内容量 通常購入:4,730円/1.8kg
定期購入:4,257円/1.8kg
原産国 ベルギー

脱水鶏肉が主原料として使われているグレインフリーフードのロニー。

脱水鶏肉はできるだけ栄養価が損なわれないよう低温でじっくり水分を抜かれた鶏肉で、消化吸収率が高いことでも注目を集めています。

また、動物性原材料の割合が66%と多いグレインフリーフードということだけあって、高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフードになっています。

それに加えて、肉食動物の猫本来の食事内容を再現するために、ロニーは肉食動物の猫本来の食事を再現するために、厳選された41種類もの原材料が使われていることも特徴です。

おすすめキャットフードの比較表

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
カロリー
(100gあたり)
人工の香料・調味料 人工の酸化防止剤 価格/内容量 原産国
グランツ(チキン&サーモン) 脱水チキン 36% 17% 361kcal 無添加 無添加 4,290円/1.5kg フランス
ジャガー 骨抜きチキン生肉 40% 20% 384kcal 無添加 無添加 4,708円/1.5kg イギリス
ロニー 脱水鶏肉 36% 20% 410kcal 無添加 無添加 4,730円/1.8kg ベルギー

まとめ

この記事では自信を持っておすすめできる人気のキャットフードを10種類紹介しましたが、実際には猫の年齢や体質、飼育環境によって最適なフードは変わってきます。

また、愛猫の餌代にいくらかけられるかによっても、購入できるフードの選択肢の幅が違ってきます。

一つだけ確実に言えることは、最終的に何を購入するかを決めるのは私たち飼い主で、愛猫は私たちに差し出されたキャットフードを食べるしかないということです。

だからこそ愛猫のことを第一に考えた上で、自分自身も納得のいくキャットフード選びを心がけたいところですね。